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夜灯花

暗闇の中で

幾度も

幾重にも

爆ぜては消える光の華

鮮やかに

華やかに

咲いては散り

散っては輝き

夜空に光の河を描き

流れ流れてとけてゆく


咲き誇るのも

散りゆくのも

瞬きすれば見逃すほどに刹那で


一つとして同じものは無いから

咲き誇る姿に目を奪われ

ただ一瞬の美しさゆえに

その瞬間に心奪われる


華やかでありながら

見惚れると共に切なさを感じるのは

今、この時が終わりゆくから


華開く光と共に

この時が止まればいいのに、と願い

降り注ぐ音と共に

この思いも届けばいいのに、と願う

最後までお読みいただきありがとうございます


早く、気兼ねなく夜空の華を鑑賞できる

そんな日々が戻るといいですね

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― 新着の感想 ―
[良い点] 言葉選びが美しく 刹那に咲く夜の花々の表現が鮮やかに とてもステキな詩でした!! 読ませていただきありがとうございました♪
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