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トンボ

音もなく

季節の移ろいを運んできて

そっと草の葉に立ち止まる


飛び立つ先の空には

茜色の夕焼け


蝉時雨が物悲しくこだまして

耳を澄ませば

どこからか聞こえる恋の歌


燃えるような空の色が

赤紫に陰る頃

時と共に空の彼方へ


代わりに届くのは

肌を撫でるように吹き抜ける

涼しげな一陣の風



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― 新着の感想 ―
[一言] 文字数の壁、やめてほしいですよね。 「小説」の投稿サイトだから、という理由かもしれませんが、言葉の芸術は文字数じゃないと思うんですけどね。 この作品なんか、本当にそう思いますよ。 詩でも散文…
[一言]  トンボは無音で飛びますよね。  飛び方もなんだか流されているようで。  蝉が鳴くのも飛ぶのも騒々しいだけに、余計に秋の寂しさを感じるような気がします。
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