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ひだまり

心の内から浮かんだ言葉を

思うままに音にして

口ずさむように声に出したら

どこかで響いた波と重なった


同じように仰ぎ見て

鏡のように見合わせ

自然と笑みが浮かぶ


似ているのかな

と思っていたら

似てるのかもね

ときみが言った


何が、なんて言い出さなくても

何を、なんて分かった気がして

何も言葉にはしなかったけれど

それでも十分なんだって思えた


なんでもないようなことだけど

それでも、ほんの少しの驚きと

心が温まるような一杯の幸せで

満ち足りたそんなある日の午後

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― 新着の感想 ―
[一言]  ふとした行動が同じだったり。  同じようなことを感じていたり。  その事自体もそうなのですが、それを『似ているね』と共有できるということ。  それが何よりの幸せなのかもしれませんね。 …
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