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ゆめのかなた

あれはなんだったのだろう


もうおぼろげにしか思い出せない

誰かとの交わした言葉たち


なにを話したのか

いつの話なのか


何も思い出せないけれど

ただ切なさと

わずかな温もり


この胸の中に留まり続ける

ほのかな感情


内側から溢れ出してくる

締め付けられる気持ち


忘れてはいけなかったのか

忘れても良かったのか


忘れてはいけなかったのだとしても

もう掴むことが出来ないけれど


忘れたくないと手を伸ばした先で

おぼろげなはずの誰かの口元が

笑みを浮かべた

そんな気がした

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― 新着の感想 ―
[良い点]  なんとなくその時の感情だけを覚えていたりすること、ありますよね。  相手のことは覚えていても、かけられた声を忘れてしまっていることも。  はっきりと思い出せなくても。もしかしたらそうい…
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