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分からないから
「お前に俺の何がわかる」
分かるわけがない
他人なんだから
分かった風な口をきいても
現実には
ほんのわずかな
ごく一部
その一端に触れるだけ
それの何が悪い
知ろうとしなければ
近づけない
お前に俺の何が分かる
それは理解を拒絶する
そんな簡単に
一人の人を
理解できるわけがない
自分自身の事ですら
危うい俺が
人の事を
分かったなどと
言うつもりもない
「お前こそ俺の何がわかる」
だがな、
だからな、
俺がお前を分かるまでは
付き合ってもらうぞ
「お前に俺の何がわかる」
分かるわけがない
他人なんだから
分かった風な口をきいても
現実には
ほんのわずかな
ごく一部
その一端に触れるだけ
それの何が悪い
知ろうとしなければ
近づけない
お前に俺の何が分かる
それは理解を拒絶する
そんな簡単に
一人の人を
理解できるわけがない
自分自身の事ですら
危うい俺が
人の事を
分かったなどと
言うつもりもない
「お前こそ俺の何がわかる」
だがな、
だからな、
俺がお前を分かるまでは
付き合ってもらうぞ
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