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空の城

作者: ゆきろう

大丈夫だよ

無理していないよ


そう言いながら

自分自身に言い聞かせている

そんな君の姿に

今、赤信号だよとつぶやく


逃げたくない

負けたくない

まだまだ歩み続けられる

ここで立ち止まれない

だから頑張るんだ


苦しそうな君の背中が

本音を見せる


壊れていく自分の姿に

戸惑う君

空回りする毎日に

辛そうで、悲しそうで

そんな横顔に

から元気な私の声が響く


好い加減でいこうよ


それでもがむしゃらになって

立ち上がる君を

幾重にも見てきた


孤独感に

悲壮感に

劣等感に

絶望感に

不信感に

無力感に苛まれたとき

恋に敗れ

人との永久の別れを迎えたとき


そして心がボロボロになったとき


それでも何があろうとも

今日も変わらない

そんな君の姿は

自分自身にはわからないだろうけれど

とても光り輝いているのだ


君は

今までも、今日も、明日も

これからも

喜怒哀楽の感情の雨に

打たれるだろうけれど


一つ一つ乗り越え

壁をを打ち砕いてきた

そのカケラは

確かな礎となって

君の足元に築かれている


その壮大な景色は

私たちの羅針盤となる


雲をも突き抜ける

希望の城となって



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