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「うぐっ…お使いを頼まれてしまった」
彼は母親から預かった1200円を手に、背中を押されるようにして家を出た。
「音○スーパーって何処だよ?簡単な地図もらったけど…どれどれ…」
地図を広げると、そこにはマジで簡単な地図がかいてあった。
「なんだこれ。自宅とスーパー描いて線で結んでるだけじゃん!氏ね!むしろゐ!シネ・アミューズ!」
彼は憤怒のあまりつまらないことを言ってしまった。
「とりあえず進もうと思ったが、漫画によくみる怖い犬がいるぞ!ヤクザみたいに顔にキズがあるけど!目付き悪!」
犬はこっちを睨んでいる…
「グルルルとか言ってる!ヤバ!怖い!どうしよう!?…そうだ、武器だ!武器を探そう!何かポケットに入ってないか!」
彼はポケットをあさりはじめた。
「半分喰ったうまい棒がある!これで殴るか?いや、きかないかもしれない。なにより接近戦が怖い!」
彼はもっと調べた。
「…なんかいっぱい出た!」
ティッシュに包んだガム、うまい棒、割り箸(寿)、卒業証書筒…etc…
「割り箸で突き刺すか?」
彼は割り箸を構えた。全身に力がみなぎる…できる!
「おりゃあぁぁ!」
ドガッ!
………
……
二秒で負けた。
しかし勢いで向こう側へ行けたぞ!血がでてるけどキニシナイ!
「うわぁ!第二難関だ!橋が洪水に飲まれている!こんな時は!」
タウリン1g配合、リポビタンδ!
ゴクッ…キュイーン!ゴゴゴゴゴ…
「ファイトー!……………」
一人では意味がない…どうしよう?
「そうだ!いっCokeどうの真似をしよう!よーし…俺はいまからいっCokeどうだ…仮面を付けるんだ………ファイトー![いっぱーつ!]」
すると橋はみるみる復旧し、渡れるようになった!
「この調子だ!」橋が回復する理由がわからんけど、キニシナイ!
「ウワァ!第三難関だな?いきなり知らない女の人が現れて、しかも進行方向が同じだ!まずい!マズすぎる!このままではストーカーと思われる!?あぁ…こっちむいて警戒している!まずい!……そうだ!ここは敵意や誤解を打ち消す為に、アクションをとろう!」
少年は服を脱いだ!
「みろ!俺は一切危険な物を持ってないぞ!」
キャー!
「よくわからんが助かったぞ!次の難関は…?」
ピーポーピーポーPeopleピーポー…
「次は警察か!こい!」
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