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プロローグ

 小さい頃、私は両親に連れられ、引っ越すことになった。


都会でもなく、田舎でもなく、ただただ平凡な一日を過ごせそうな、そんなところだった。


母がこの近くに知り合いがいることを知り、その家に向かった。


「あ!ここよ、ここ!篠原さんのお宅」


”篠原さん“その人が母の知り合いらしい。


篠原さんのお宅には、私と同い年の男の子がいた。


だから今になっては幼馴染み。



 母が篠原さんのお宅のチャイムを鳴らすと、奥から「はーい」と声がした。


戸が開く。


「お久しぶり、今日ここへ引っ越していたんです。どうぞよろしくお願いします」


母があいさつをしている間、私は篠原さんの後ろにいる男の子を見つけた。


「こちらこそ、この子が娘さん?」


「ええ、娘です。夏奈あいさつしなさい」


私は、母にそういわれ、自分の名前を言った。


「中田夏奈です」


自己紹介をすると篠原さんも息子に「あいさつしなさい」と言っている。


「篠原純也」



 この小さい頃にこんな出会いがなければよかったのではないだろうか。


彼と幼馴染みということが私にとって不幸を呼んだのかもしれない。



読んでいただきありがとうございます。

これかもよろしくお願いします。

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