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文章を書くのは「詰将棋」に似ている。

作者: エンゲブラ
掲載日:2026/05/09

比喩である。

筆者は将棋をしない。


だが、雰囲気くらいは知っている。

だから、今回は喩える。


エッセイを書く時、大抵の場合、先に「結論」があり、そこに向かって走り出す。何手詰めとなるかは分からないが、「投了」へと思考を巡らす。―― 「何手詰めになるかは分からない」と言っている時点で、論理破綻だが、このままいく。


文章を書く上で、重要なのは「ゴール」である。

エッセイでいえば、漠然とした「訴えたいこと」がそこに置かれ、それに肉付けをしていく作業が、手順となる。


こちらの手に対し、読者がどのような反応をするのかをある程度、予測しながらの指し回し。将棋などのボードゲームとも、よく似ている。「あたりをつけたゴール地点」への合理的なルート設定が、勝利の鍵となる。


さて、物語である。

筆者は、これまで「オチを決めずに」物語を書いてきた。


これは筆者自身も、物語の世界を泳ぐための、いわば遊びである。しかし、ゴール(=オチ)のぼやけた作品は、なかなか読者にも刺さらない。「強力なオチ」ありきで書き始めるのが、本来の正解であるが、クラシックよりもジャズを愉しむことを、自身の創作では優先してきた。


―― だが、プロは違う。


完璧な設計を組むためには、必ず「完成のラフスケッチ」を先に用意する必要がある。しかも、それを詰将棋のような手数ではなく、対局、何なら七番勝負のような長丁場を想定し、初めから設計する。


……果てしない手順である。

とりあえず、誰か、筆者の学習用のドリルでも作ってくれ(何だ、このオチ)。

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― 新着の感想 ―
えっ、全然うまい話は書けませんが、 初期設定とオチはセットで考えてから書き始めています。 オチを考えずに書いていることのほうが、やり方を詳しく聞きたいのですが(゜д゜)! (もちろん、短編ではなく、連…
通りすがりの将棋経験者より。 将棋をしないと言っている割に、将棋のことに詳しそうな文章表現が凄いなと思いました。
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