第6話 リズビア国
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「…いてね。それから…って聞いてるの?ラノ。」
どうしましょう。されるがまま王妃様に連れてかれ、王宮の客間で王妃様とお茶を飲んでいるだなんて…。
「ラノ?…ラーノ?」
私、明日にでも殺されるのでは?!魔女の分際で王妃様とお茶を飲んでいるだなんて…。あぁ、殺されても文句は言えません。
「ちょっと!ラノ!」
「は!はい!」
お、王妃様が、私の肩を掴んでいらっしゃるぅ。あぁ、夢ですね。夢なのですね?夢なのですよね?!
「やっぱり具合が悪いの?さっきから全くお茶に手をつけていないじゃない。」
「あ、いや!元気です!滅相もございません!!!」
「そ、そお?正直、回復魔法…いや、それどころか魔法なんて初めて見たものだから、本当にもう傷が無くなったのか信じられなくて…。」
「あ、あぁ。そうですよね。お見苦しいものを見せてしまい申し訳ございません。」
「…。」
この前お庭で会ったあの天使のような方が、王妃様だったなんて…。私、なんてご無礼を!
「あ、あの!先日お会いした時は、大変失礼いたしました。本当に、申し訳ございません。」
「…?私、貴方に何かされたかしら?…むしろ、私の方こそごめんなさい。急いでいたのに無理に引き止めてしまって。」
あ、謝られた?魔女の私が?王妃様に?
「私、ここに嫁いでからずっと貴方のことが気になっていたのよ。だから今、こうやって一緒にお茶ができてとても嬉しいの。」
「…え?私のことが、気になっていたのですか?」
「えぇ。だって、“宝石を作れる”だなんてとても素敵じゃない。それに、私は元々公爵家の令嬢で、王族とは血の繋がりがほとんどないから、貴方の作る宝石なんて手に入れることも、間近で見ることもできなかったんだもの。」
「そう、だったのですね。」
「こんなに沢山の綺麗な宝石を作っている魔女って、もっと年老いた怖い方なのかと思っていたのだけど、こんなに可愛らしい方だったなんて。」
王妃様が、私に微笑んでくださいました…。やっぱり…
「…美しいです。」
「え?…美しい?」
「え、あ、あ!口に出てました?」
「ふふっ…。えぇ。はっきり聞こえたわよ。」
お恥ずかしいです…。それに、生意気だったでしょうか…。
「ねぇ。私、貴方に聞きたいことがあるのだけど、いいかしら?」
「は、はい!大丈夫です!」
「貴方以外のこの国の魔女は皆、戦場で戦っているのよね?」
「はい。昨日遠征に出たばかりです…。」
「その…答えにくかったら答えなくていいのだけど…。」
「…はい。」
「ここ1年の魔女の被害について欲しえてくれる?」
「魔女の…でございますか?」
「えぇ。辛かったら答えなくてもいいわ。」
魔女の被害なんて、王族の方々は気にも留めないのに…。王妃様は、なぜこんな質問をするのでしょうか…。
「ここ半年年では…12名ほど亡くなりました。その内、4名は自殺。8名は敵国の魔女に…殺されました。今残っている魔女は38名です。」
「…そう。そんなに…。しかも4人も自殺しているなんて…。」
「…はい。」
王妃様…。魔女のために、そんな顔をなさらないでください。魔女は、道具なのです。そんな、悲しそうな顔を、しないでください…。
「貴方は、リズビア国について知ってるかしら?」
「リズビア国?いえ、他国について教えてくれる方が居ないので、私は知らないです。他の魔女さんなら知っているかも…しれないです。」
リズビア国…。他の魔女さんたちの会話で耳にしたことはあるけど、今の敵国とかでしょうか?それとも、同盟国?
「私ね、この国を変えたいの。」
「え?」
「この国も、リズビア国を見習って変わるべきよ。このままじゃこの国は滅びるわ。」
「…滅びる、んですか?」
嘘…。滅びる?皆さんがあんなに頑張って戦ってくださっているのに…。その努力も報われず、滅びてしまうのですか…?
「このままだとね。だから私は、この国を変えたいの。」
「あの、リズビア国ってどんな国なんですか?そんなに凄いんですか?」
「あぁ。そうよ。少し前までは弱小中の弱小国だったのだけれど、1つの改革によって今ではどこよりも強い国へと発展したの。」
「…その、改革とは何ですか?」
「世界で初めて、魔女に人権を与えたわ。」
……To be continued




