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宝石魔女様はお友達が欲しい!  作者: 日生 碧央
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第5話 天使様?!

第5話ご覧頂きありがとうございますm(*_ _)m

全然人気出ませんが、頑張ります!!!

チュン…チュンチュン……

「…ふぁーあぁ。」

朝…ですね…。支度をしなくては…。

「今日の朝ごはんは…無しにしましょう…。」

食欲がありません…。なんだか今日は憂鬱です。今頃、皆さんは…ご無事でしょうか…。

納品は14時。今日の仕事を少しだけ進めてからまた王宮へ向かいましょう。夜に時間があれば、皆さんに食べてもらう朝ごはんの試作を…。

今日の予定を考えながら、服を着替え、顔を洗い、歯を磨き、髪をひとまとめにして仕事部屋へと向かいました。

今日の仕事は…王妃様の新しいネックレスの宝石?宝石の指定がされていません。何を、作ればいいのでしょう。もしかしたら書き忘れかもしれません…。納品の時に使用人の方に確認をしましょう…。

だとしたら、納品までは少し時間があるので、ウィッチハウスの掃除でもしますか…。

仕事と比べて、皆さんのためになることができるのが少しだけ嬉しいです。

倉庫から掃除道具を取り出して、皆さんがよく使う食堂の掃除を始めました。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


12時半になりました。そろそろ王宮へ向かいましょう。

掃除にある程度キリをつけて、納品する宝石を持って王宮へ向かいました。

王宮へと向かう道の途中にはお店が沢山あり、今日はいつもより少し賑わっています。私は、この道を通るのが大好きで、時間のある時はつい歩いて王宮へ行ってしまいます。

私たち魔女は必要最低限のお金しか貰えませんから、傷み始めて安くなった食料しか買うことはできませんが、沢山の美味しそうな食べ物や、綺麗な服やアクセサリー、飾り物や香水、自分の手には届かないものだからこそ全てがとてもキラキラして見えます。

もし、私が人間だったら…こんなにキラキラしたものが自分のものになるのですね…。

…人間とは、なんて素敵な存在なのでしょう。

お店のある通りを抜けて、隅々まで整備された王宮前の通りまでやってきました。ここは、お店こそはありませんが、貴族の方や王族の親戚の方が住まう屋敷がいくつかあります。平民の方はここを通ることはありませんから、人が少なく、静かできらびやかな通りです。ひとつひとつの屋敷がとても広く、豪華です。

たまに私の作った宝石が埋め込まれている石像があります。…私の作った宝石は、このように利用されているのですね。

さらにこの通りを抜けたこの先に、王宮の正面入口があります。

今日は予定の15分前に着いたのですから、問題は無いでしょう…。あとは、使用人の方のご機嫌次第ですね。

着いてからしばらく待っていると、使用人の方が来ました。…どうやら、今日はご機嫌がよろしくないようです。

「おはようございます。こちら、本日納品の宝石になります。」

…ドカッ!

「うぐっ…。」

「魔女のくせに頭が高いぞ!挨拶もまともに出来ないのか!」

挨拶…しましたけど…。

「…申し訳ございません。」

…ドンッ!

「謝れば許されると思うか?魔女が?調子に乗るな!」

…じゃあ、どうしろと。魔女には、発言権なんてありません。このまま殴られる以外、私に選択肢はありません。

私は、道具だから。

…ドカッ!…ドンッ!グッ…ドカッ!

痛い…。

死にそうになったら、回復魔法を使わせて、また殴る。どれだけ殴っても、蹴っても、魔女なら罪にならない。傷は無くなるから、罪悪感もない。

あぁ。辛い…。

…バンッ!

「何の騒ぎ?王宮に入れないのだけど?」

…馬車?お帰りになった、王族の方でしょうか…?

「も、申し訳ございません!王妃様!」

王妃…様?ダメです。意識が朦朧として顔がよく見えません。

「何をしていたの?王宮の前で。」

「あ、いや、これは、魔女を躾けていたのですよ。聞き分けの悪い魔女でして…。」

…一方的に殴ってきただけなのに…。

「随分きつい躾なのね。ここまで殴るなんて。」

「ははっ。何分、魔女なのでこれくらいの躾が丁度いいのですよ。王妃様。」

「…。反吐が出るわね。」

「…ん?」

「お前はもう戻りなさい。目障りよ。」

「は、はい…。失礼致します…。」

使用人の方が帰っていきました…。とにかく、王妃様の前なのだから、跪かなければ…。

そう思って立ち上がろうとした時…

「ちょっと!動いちゃだめじゃない!」

「…え。」

「こんなに傷だらけなんだから、今すぐ治療するわよ。」

なんだか、聞き覚えのある声…そう思って駆け寄ってくださった王妃様の顔を間近で見たら…

「…貴方は…天使様?!」

間違いありません!この前庭で出会ったあの天使様です。

「ん?天使?…ふふっ。やっぱり貴方可愛いのね。久しぶり。また会えて嬉しいわ。」

て、天使様が…王妃様だったのですか?!

「あ、あ、あ、あ、あ…。」

頭が混乱しすぎてしまって、その後の記憶が私にはありません…。


……To be continued

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