表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/48

カミングアウトは手遅れになる前にした方がいい

なんと!

累計2000PVを超えましたー!

ありがとうございます!!



では続きをどうぞ!



2021/8/31 主人公の行動を少し変えました。

うっわ―――!!!!


まじでびびったー。

ヴィオル君の洞察力すげぇわ。…こえー。

これは早いうちにカミングアウトしておいたいた方がいいな。

でないと後先が怖い。


ヴィオルくん察するのやめて怖いから。


いや、あれ、完全に気づいてるよね。

うん、決めた。明日カミングアウトしよう。


「どうした、リリノ。」

あ、あああ――――――!!!!!

忘れてた忘れてた。

このルークも気づいてるわ。うん。

ぎゃぁ―――……!!! 怖いわ!

やめて怖い。


「何か具合が悪いのか?」

そんな意味深な笑みを浮かべて来ないでよね……!


そんな中、振り絞った声を………というわけもなく。

「ちょっと話があるんだ。二人とも、ちょっと来てくれるかな。」

笑顔で言う。


なんで耐えられたか?

大半の理由は、ノアだった時のことだけど……

俺が立ち上げた最強パーティーの二人が大喧嘩した時があってねぇ……

攻撃魔法(軽く世界の五分の一を消滅させる威力)ドォーーーン!!!! 物理攻撃(軽く世界の五分の一を消滅させる威力)ダァーーーン!!!!

というカオスな状況に比べたらねぇ……

俺、結界張るので必死だったわ。

いやぁ…あの時はマジできつかった。



「え………?」

「いいですよ。」

おう、ヴィオルくん。俺がしようとしている事を察して許可するの、やめてもらえませんかね。


「じゃ、一旦、人気がないところに行こうか。」

そう言って俺は歩き出す。


「「………?」」

疑問に思いながらもついてきてくれる。


そして、俺達以外人がいない裏路地に来た。


「大丈夫なの? ここ。いかにも治安悪そうなところだけど……」

ルークが言う。


「おいルーク、俺の実力分かってて言っただろ。…ここは俺達以外誰もいない。」

「何をするんですか?」

「あのさぁ、ウィルもすること分かってて言ってるよね?」

「はい。粗方本名が3つあることについて詳しく話すと思いまして。間違ってたら失礼なので、一応確認しました。」


「こえーよ。ヴィオル…いや、ウィルか。」

あ、口が滑った。やっべ。


「「………え?」」

二人共に虚をつかれたような顔をする。


「あ、ちょ、ここで騒がれたら嫌だし、ちょっと俺の家に転移させてもらうね。」

視界に俺の(ダンジョン)の中が映る。


「あ、ちょっと待って。」

罠魔法を解除するのを忘れてたのを思い出す。


パチンと指を鳴らした。


これで大丈夫なはずだ。

騒がれる可能性もあるのでついでに防音結界も発動。心置きなく騒いでくれ。さあ!


――ん? あれ?

凄い静かだ。

ええ――…

せっかく防音結界・強を使ったのに……

魔力の無駄じゃん。


「「………。」」


「あれ、どうしたの? 遮音(サイレント)は使った覚えは無いけど」


「―――まさか……私の本名を知ってるとは思いもしなかったよ……

 知っているとは思うかも知れませんが、改めて自己紹介しましょう。私はヴィオル・フォン・ウィルスラントと言います。宜しくお願いしますね。」


「よろしくねー ……あれ、王太子サマは自己紹介しないの?」


「いや、そのことも知ってんのかよ…

 じゃ、改めて――俺はこの国、カルティリュット王国の王太子、ルークストリア・リィ・カルティリュットだ。よろしく頼む。」


「はい、よろしくねー 俺はノアル・セル・リーラント。よろしく」

適当に名前にルを付けて、家名はありそうなのを言った。。まあ、マクストナリア家の遠い親戚と言えばなんとか誤魔化せるだろ。


「この事は内密にしてくれると助かるな」



………

……



「――何か反応しろよ!」


「すまん、驚きすぎて腰が抜けてた。」

「私の予想は少し外れましたが、大方はあってましたね。ですが、マクストナリア家の親戚の方が何故ここに……?」


「そんなことはどうでもいいよ。ところでお前等、早く帰った方がいいんじゃないか?」


「「あ。(そうですね。)」」



その後、俺は二人を転移魔法で王城の近くに送り届けた。

今回も読んでくださりありがとうございます。

感想、評価をしてくれると作者のモチベーション、ついでにテンションが上がります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ