盗賊討伐3
盗賊のアジトまではひとっ走りすればすぐに着くだろう。ちょっとまわりの地形がかわってしまうかもしれないが。盗賊たちがアジトに使ってる洞窟って通路みたいになっていて行き止まりが無いみたいだ。うーんじゃあ、
「レッドドラゴン、アジトの出入口の二つに行き、同時にファイヤーブレスで焼け」
こんがり焼いちゃいましょうか。俺とシャドウウルフが乗っていたレッドドラゴンとシャルが乗っていたレッドドラゴンが空に飛んで行く。場所は言わなくても分かるみたいだ。さっきいた盗賊に目をつけてたのかな。
「な、何をなさったのですか?」
目の前にいた村長が聞いてくる。
「盗賊を殺しに行っただけだ」
「ま、まさか、洞窟ごと焼いてしまうのですか?」
「そのつもりだ」
「村の娘の生き残りや食料がまだあるかもしれません!全てを焼くのは止めて頂けないでしょうか」
えーめんどくさ。
「食料はまだ少しあるだろう?あいつらが管理しているんだから汚ないし、食べたくもないだろ?それに娘は生き残っていたとしてもどうせ盗賊たちの慰めものになっているだけだ。殺してあげたほうがそいつらのためだ」
「で、ですが」
まだ何か言おうとしてる。
「お前らは俺に盗賊を討伐しろと依頼したんだよな。人命救助などは言われてはいない。その場合は追加報酬をもらうぞ」
「し、しかしあなたには人の心は無いんですか!?」
「だからその話はさっき言ったろ?いい加減理解しろ。この依頼はギルドを通した正式な依頼じゃないんだから今すぐでも廃棄していいんだぞ。自分の立場を理解しろ!」
ちょっと強く言い過ぎたかな。




