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魂の魔王  作者: ジャック
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ノースのダンジョン9

「ハイリール」


 助けておいた二人を回復しておく。


「あ、ありがとうございます。ハイリールって...」


「あ、ありがとう。おかげで助かったよ」


 話を聞くと、あのリーダーは大した実力は無いのに見栄を張って3階に行ったらしい。さっきのパーティーは臨時パーティーで別にあいつのことはどうでも良いみたいだ。二人は幼なじみだったらしくて、あのリーダーに無理言われてパーティーに入ってしまったらしい。


「つまりあいつはどうでもいいが、二人は一緒にいたいのか?」


「「そうです」」


「分かった、じゃあな」


 ずっと面倒みるのはめんどくさそうなので別れようとするが、


「ま、待ってください!」


「図々しいお願いだが、上まで連れてってくれないか?」


「えー」


「頼む、僕たちだけでは火力が足りないし、魔力がほとんど切れてる。金は少しだが、上に行ったら払う」


 そうは言ってるが、二人は超初心者っぽそうだし、金もほとんど無いだろう。


「分かった。だが金はいらない。貸し一つということでいいだろうか」


「本当に良いのか?分かった」


「よし、交渉成立だ」


 二人を鑑定してみると面白いスキルが見つかっていた。マリアには聖女というスキル。キースには賢者というスキルがあった。

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