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拳脚彷徨星  作者: 東武瑛
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肩透かし

「何か面白い話は、あったか?」周は姜に聞いた。

「そうですね」姜は思い起こす。

「旅の途中で僧侶に出合いまして、少林寺の奥義が隠されている場所の地図を貰い受けました」

「ほほう」周は興味を示した。「しかし、その前に劉の始末をつければならん」「金は必ずここの様子を探りに来るだろう」先生は言った。

「それでしたら、怪しい二人組が酒店にいましたね」「取り合えず様子を見ようと生かしておきましたが明日にでも消した方が良いでしょう」

「酒店にいた二人組か」「わしも怪しいと思っていた」「よし、姜。今から行って消して来てくれ」

「わかりました」姜は答え、道場を出た。

その頃、李と羅は酒店で話合っていた。

「奴等が、このままでは引き下がるまい」羅の言葉に李は頷いた。「先手を打った方が良いと思う」羅は言った。

「あの姜と言う男が気になる」

「わかった。善は急げだ。周の道場に行こう」そう言って、羅と李は街に出た。

すれ違うよう姜は酒店に着いた。

しかし、二人はいなかつた。

「道場に行ったな。奴等め」


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