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エリスの聖杯  作者: 常磐くじら
薔薇十字探偵事務所にようこそ!
160/171

濡羽色の罠(中編)

 

 記事はあっという間に燃え広がった。

 当然のように世論は薔薇十字探偵事務所を非難する方向に傾いている。コニーが貴族だったのもよくなかったのだろう。私利私欲のために金に物を言わせ悪巧みをする――というのはまさに典型的な悪徳貴族のイメージである。そのせいか、記事が出てから数日が経っているというのに炎の勢いは全く落ちる気配がない。事務所の設立者がアビゲイル・オブライエンだということまで暴露され、それすらも糾弾の対象になってしまっていた。


 セバスチャンは今後の対応を協議するためにオブライエン邸へと戻り、その結果、しばらく事務所は閉めた方がいいという結論になったようだ。


 なので、コニーは今、自室のソファに寝そべっている。


「はーーーーー」


 ごろん、と体の向きを変えながら、大きく溜息をつく。


 今日の記事では、別の探偵事務所が起こしていた犯罪行為まで薔薇十字探偵事務所のせいになっていた。もはや笑うしかない。


 さらに困ったことに、ショーン・ブラウンが証言予定だった訴訟についても改めて捜査を求める声が出始めていた。もともと女性側から被害届が出ていないので正式な捜査は行われていないが、声が大きくなれば憲兵局も無視できなくなるかもしれない。


 ――むしろ、捜査してもらった方がいいかもしれません。


 そう言ったのはジェームズ本人だ。例の記事が出てすぐに心配になって手紙を送れば、直接話ができないかと言われたのだ。なので個室のあるカフェで落ち合い、事の次第を説明すれば、意外にも落ち着いた様子でそう言ってきた。


 ――あの時の私は誰にも相談できず、何をすればいいのかもわからず、本当に苦しかったんです。でも、あなたが大丈夫だと言って笑顔で引き受けてくれて。たったそれだけで、救われたような気持ちになったんです。今はこういう状況になっていますけど、少なくとも今の私は何をすべきかわかっていますから。


 ショーン・ブラウンがどうしてあんな行動に出たのかはわからないが、もしかすると黒髪の女と関係しているのかもしれない、とジェームズは考えているようだった。


 そしてやはり結婚式はこの件が落ち着くまで延期になるそうだ。けれど、それでもコニーを責めることはなかった。婚約者とはすでに話し合いを済ませ、時間がかかっても両家を納得させると決めているらしい。


「はーーーーもーーーーーー」


 何ともやるせない。

 クッションを抱きかかえながら、ままならない想いを溜息と一緒に吐き出せば、『うるさくってよ』という呆れたような声が返ってくる。

 反発するようにコニーはむくりと起き上がった。


「……やっぱり納得できない。ブラウンさんは、なんであんな嘘をついたんだろう。一度話を聞けないかな。連絡先、聞いてあったよね」

『無駄だと思うわ』


 スカーレットがきっぱりと答えた。


『あんなことを仕出かしておいて、話し合いなんて応じるわけないでしょう』

「……まあ、そうだよねえ」

『だから、話を聞くならあの店主の方ね』


 コニーはぱちくりと目を瞬かせる。


「店主って、青羽亭のご主人のこと?」

『ええ。だってジェームズ・ウィンスロップに薔薇十字探偵事務所を紹介したのはあいつだもの。きっと最初からわたくしたちを嵌めるつもりだったのよ』

「ええと、でも、何のために? 別にご主人の恨みを買うようなことはしてないと思うんだけど……」

『裏で手を引いている連中がいるのよ』


 何だかややこしいことになってきたぞ、とコニーは顔をぐぐっと(しか)めた。


「裏でって、一体誰が……?」

『さあ。本人に聞くしかないわね』


 当然のように返され、コニーは再びを目を瞬かせる。


「……うん?」

『そうと決まればさっさと行くわよ』


 そう言って急き立てられるが、生憎コニーは状況がよくわかっていないままだ。


「い、行くって、どこに……?」


 及び腰で訊ねれば、スカーレットが有無を言わせぬ笑顔でこう告げた。


『――青羽亭に決まってるでしょう』







 酒場はまだ開店前のようだった。

 店前を掃除をしていた店主は、突然の訪問客に驚いたような表情を浮かべる。

 それからすぐに警戒するような口調で「何の用です?」と訊ねてきた。


「その、先日の件なんですが」


 コニーがそう言えば、途端に面倒そうな顔つきになった。が、無視をして話を続ける。


「覚えていますか? あの時、ブラウンさんの方から私たちに話しかけてきましたよね? 私はお金の話なんて一言もしなかったはずです。これってブラウンさんが嘘を言っているっていう証拠になりますよね? 実は、友人に記者をしている者がいるんです。事情を伝えたら記事にしてもらえるというので、このことを話してもらいたいんですが……」


 これはもちろん嘘である。実際に記者の友人はいるものの、そんな話は出ていない。ただスカーレットから、とにかく相手に()()()()をかけろと言われたのでコニーなりに攻めているだけだ。はたして効果があるのかは不明だが。


「あれは、あの場で一芝居打つように前もってブラウンさんに頼んでいたと聞いていますが」


 確かに例の記事にはそう書いてあった。もちろん事実無根である。


「でも、実際に事件が起きたとされる日にブラウンさんがこの店にいたのは事実ですよね?」


 店主も同意していたはずだ。それどころか、ふたりの席の並びにまで言及していた。

 そう指摘すれば、相手は決まり悪そうな表情になった。


「確かに、あの時はそう言いましたけどね。今考えてみると、別の日だったかもしれません。まさかブラウンさんが嘘をついているなんて思わなかったので」

「で、でも、あんなにはっきりと――」


 さらに食い下がれば、店主の顔が険しいものになった。


「だから、勘違いだったと言っているでしょう。あんまりしつこいと憲兵を呼びますよ」


 強い口調で言われてしまい、ぐっと言葉を飲み込む。これ以上店主から何かを訊くのは無理そうだ。

 できれば穏便に話を勧めたかったのだが――


 ()()()()である。


 コニーは項垂れるように視線を地面に落とした。


「わかったら、早く帰って――」


 店主は途中で言葉をとめた。

 それまで俯いていた少女が、ふいに顔を上げたからだ。

 何てことない仕草のはずなのに、なぜか絵になるように美しく、思わず見惚れてしまう。

 そうして少女の表情を見た瞬間――店主は小さく息を呑み、得体の知れない()()に気圧されたように後ずさっていた。


 先ほどまでの平凡な顔立ちが変わったわけではない。


 ただ、その身に纏う空気が一変していたのだ。


 少女はわずかに目を眇めると、挑発するように口の端を持ち上げた。


「――かまわなくてよ」


 突然の変わり様に呆然としていた店主が、「……え?」と驚いたように聞き返す。


「かまわないと言ったのよ。憲兵でも何でも呼びたいなら好きにしたらいいわ。その代わり、わたくしも黙ってはいなくてよ」

「それは、どういう……」

「もちろん、お前の背後にいる連中のことよ」


 その言葉に、店主の顔がわかりやすく引き攣った。


「な、何の話だか……」

「あら、そう」


 少女はにっこりと微笑んだ。記憶に残らないような地味な造作なのに、その表情はひどく妖艶だった。

 澄んだ若草色の瞳は、じっと店主に向けられている。

 どういうわけか、たったそれだけで、店主は蛇に睨まれた蛙のようにその場から動けなくなってしまう。


「別にいいのよ。そういう態度を取っても、困るのはわたくしじゃないもの」


 少女はそう言うと、ふふっと軽やかな笑い声を立てた。


「でも、お前は無事でいられるかしらね?」


 浮かんだ笑みは、絶対的な捕食者のそれだ。本能的な恐怖から一歩下がった店主が、言葉の意味に気づいて「まさか」と呟く。


 さあっとその顔から血の気が引いていった。


()簿()()()()()()!?」

「でなければ、ここにいないわ」


 謡うように囁く少女に、店主は目に見えてうろたえ始めた。


「どうやって――いえ、違うんです。()()()()はただの依頼料なんです。帳簿を見たならわかってもらえますよね? それ以外にありえません。だって相手は探偵事務所なんですから」

「そんな言い訳が通用するとでも?」

「……え? あ、ああ、毎月同じ額を支払っているからですか? 分割払いにしてもらっているだけですよ。額が大きいんです。ちょっと手のかかる案件を依頼したので」


 ぺらぺらと告げられる言葉を聞いて、少女は満足そうに笑みを深めた。見るからに楽しそうなその表情は、鼠を甚振る直前の猫に少し似ている。


「依頼の内容は?」

「……個人的なことなので」

「個人的なこと、ね」


 店主が耐え切れないように目を逸らした。額にはびっちりと脂汗が浮かんでいる。


「そういうことにしておいてあげてもよくってよ。でも、それならどうしてそいつらじゃなくて薔薇十字探偵事務所(うち)をジェームズ・ウィンスロップに勧めたの?」

「そ、それは――」


 店主はぐっと唇を噛みしめると、「も、もう帰ってくれ!」と唐突に叫んだ。それから逃げるように店の中に入ってしまう。

 間髪入れずに、がちゃん、という金属音がした。どうやら鍵をかけたらしい。


 少女はチッと舌打ちをすると、そのまま目を閉じる――と同時にコニーの体からふわりと出てきた()()()()()()は、『逃げたわね』とドアを睨みつけながら忌々し気に呟いた。


『まあでも、これで色々わかったわ。帰るわよ、コンスタンス』





 屋敷に戻るや否や、コニーはスカーレットに訊ねていた。


「それで、何がわかったの?」

『裏で手を引いていた連中よ。十中八九、レイブン調査局ね』


 コニーは首を傾げた。


「……それって、店のご主人が探偵事務所にお金を送っていたから?」


 確かに怪しそうだったが、果たしてそれが理由になるのだろうか。


『それもだけど――あの男、聞いてもいないのに言い訳していたでしょう? あれはね、何か後ろ暗いことがあるからよ。この状況であいつが一番隠したいことなんて、黒幕の存在以外にないじゃない』

「で、でも、どうしてレイブン調査局なの? 探偵事務所は薔薇十字通り以外にもあるでしょう?」


 するとスカーレットは肩を竦めた。


()()()()()()()()の探偵事務所だったら、ジェームズに紹介しなかった理由を訊ねた時に、ただ遠いからだと言えば済む話じゃない。でも、理由が浮かばずに口ごもっていたでしょう。つまり、その言い訳が使えない場所――薔薇十字通りの探偵事務所ってことになるわ』

「ロイヤル・クラウン探偵事務所って可能性は?」

『あの頭の悪い脅迫状を思い出しなさいよ。どう考えてもこんな手の込んだ嫌がらせができるような奴らじゃないわ。だから、消去法でレイブン調査局ね』

「なるほど……」


 納得できるような、できないような。

 狐につままれたような気持ちで話を聞いていたコニーは、ハッと思い出したように疑問を口にした。


「そう言えば、青羽亭のお金の流れなんていつ調べてたの?」


 するとスカーレットは花のように美しい微笑を浮かべた。

 女神のような美貌に思わず見惚れていると、夢見る乙女のように可憐な声で「それはもちろん――」と言葉を紡ぐ。



『もちろん、全部はったりに決まってるでしょう?』




 〇




 ミレーヌ・リースが突然グレイル邸にやってきたのは、その日の夕刻のことだった。


「それにしても大変なことに巻き込まれちゃったわね、コニー」


 もてなしのお茶を飲みながら、何とも同情するような表情で告げる。


「実は私ね、ちょっと前まで薔薇十字通りの疑惑の探偵事務所について調べてたのよね。まあ、記事を出す前に片方が逮捕されちゃったけど……」


 コニーの友人であるミレーヌは記者を目指していて、以前から出版社に自身の記事を持ち込んでいた。たまたま先ほど店主の前で話を出した『記者の友人』というのも彼女のことである。

 最近はその実績が認められ、正規雇用ではないものの、念願のメイ・フラワー社で働けるようになったと聞いている。ただ、まさか薔薇十字通りの件を調べていたとは――。


 驚きつつも、ちょうどよかったのでコニーは詳しく話を聞いてみることにした。


「それってもしかして、ロイヤル・クラウン探偵事務所とレイブン調査局のこと?」

「うん、そうよ」

「な、なら、レイブン調査局について何か知ってる?」


 するとミレーヌは思い切り顔を顰めた。


「あー、あそこね。あそこは最近調査局って名乗り始めただけで、実際は黒鴉会の下請け業者みたいなものなのよね」

「……黒鴉会?」

「知らない? けっこう昔からある犯罪組織よ。本人たちはただの自警団だって言い張ってるけど。構成員はほとんど貧民街の出身で、薬や人身売買はやらないけど、それ以外の犯罪行為にはほとんど手を染めてるわね。名前の通り、表も裏も真っ黒な連中よ。本人たち曰く、貧民街の秩序を保つために致し方なく強硬手段を取っているってことらしいけど。まあ、犯罪は犯罪よね」

「つ、捕まらないの?」

「下っ端は捕まってるわよ。大規模な摘発はされてないだけで。貧民街を牛耳ってるからなかなか扱いが難しいみたいなのよねー」


 まるで最近流行りの観劇について語っているような軽い口調である。コニーはちらりとスカーレットに視線を向けた。スカーレットも首を捻っていたので、どうやら普通は――それも貴族令嬢は――知らない知識なのだろう。


「最近は表立って暴れることは少なくて、先兵(フロント)店の拡大に力を入れてるって噂よ。薔薇十字通りの青羽亭なんてまさにそれだし」

「……ええと、よくわからないんだけど、つまり、青羽亭がその黒……黒なんとかっていう犯罪組織に関係してるってこと?」

「黒鴉会ね。認識的には正しいんだけど、正確に言うと、見かけ上は無関係を装っているけど裏ではがっつり繋がりがある店――って感じかしら。まあ、青羽亭に関しては、資金源というより薔薇十字通りにある店っていう価値の方が大きいわね」


 そこまで告げるとミレーヌは少しだけ声のトーンを落とした。


「――ここだけの話、数年前に、薔薇十字通りで黒鴉会系列の娼館を出すっていう話があったらしいのよ」


 コニーはぱちぱちと目を瞬かせる。


「でも、すでに経営していた他の地区の姉妹店がかなり評判が悪くて。黒鴉会が()()()()ってことで誰も口出しできないのをいいことに、だいぶ阿漕な商売をやっていたみたいよ。それで、その計画を関係者ごとアビゲイル・オブライエンが潰したらしいのよね。もうスパッと」


 言いながら、首に手を当て横に引く仕草をした。


「で、けっきょく黒鴉会は青羽亭を買収することにしたの。たぶん、何か足がかりが欲しかったんでしょうね。けっこう強引な手を使ったとかで……確か、店主も変わったのよ。死んだか逃げたのかわからないけど。今の店主は経歴的には堅気ってことになっているけど、黒鴉会の息がかかっていることは間違いないわ。たぶん、毎月の売上の一部を収めているはずよ。……あー帳簿が見れればなー。まあ、さすがに直接はやり取りしないと思うから、たぶん言い訳の立ちそうな下部の団体を噛ませたりして……」

「――あ」


 店主との会話を思い出したコニーは恐る恐る口を挟んだ。


「……たとえば、レイブン調査局、とか?」


 ミレーヌがぱちんと指を鳴らす。


「ありうるわね」


 しかしすぐに「でもやっぱり帳簿を見ないことにはなー」と言ってテーブルに突っ伏した。

 コニーが何と声を掛けようか悩んでいると、突然、ばっと顔を上げる。久しぶりに会ったが、相変わらず忙しない友人である。


「あっ、そうそう、例の証人が黒鴉会からけっこうな額のお金を借りてたっていう情報も掴んだんだったわ……!」

「え? 証人って、ショーン・ブラウンのこと?」

「うん。あの人、違法賭博に嵌まっちゃってたみたい。まあその賭場も黒鴉会が運営してるっていう地獄の縮図みたいな構造なんだけど、取り立てがひどくて相当参ってたらしいわ。そんな時に返済期限を遅らせてやるとか言えば、何でも言うことを聞いたでしょうね」


 そう言うと、ミレーヌは真剣にコニーに向き直った。


「――私はね、今回のことは全部、黒鴉会がアビゲイル・オブライエンの面子を潰すために企てたことだと思ってるの」

「え……?」

「ちなみに実際に動いたのは状況的にレイブン調査局ね。だから、その辺りも含めて記事にしたかったんだけど上からとめられちゃって」

「とめられた? どうして?」

「もー知らないわよー日和ったんじゃないのー。天下のメイフラワー社のくせにー」


 不貞腐れたようにぶつくさと呟いたかと思うと、またすぐに満面の笑みを浮かべる。


「だからね、その代わりに新しい記事を書くことにしたのよ!」


 この切り替えの速さは間違いなくミレーヌの長所だろう。あとちょっぴり図々しいところも。


「さて、親愛なる我が友コンスタンスよ。この私、ミレーヌ・リースのモットーは何だったかな?」


 唐突にそう言われ、コニーは「へ?」と首を傾げる。


「えーと、確か……、うっかり・どっきり・ちゃっかり、だっけ…………?」

「一度も言ったことがない上に地味に傷つくんだけど!?」


 ミレーヌは気を取り直すように咳払いをすると、にやりと笑ってこう言った。



「――ペンは剣よりも強し、よ」






連休忙しいかなと思ったら意外と時間が取れてしまったので、後編は明日更新できると思います(自分で自分の首を絞めていくスタイル)


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― 新着の感想 ―
[気になる点] >最近はその実績が認められ、正規雇用ではないものの、念願のメイ・フラワー社で働けるようになったと聞いている。 あれ? このお話ってエリさん達の話(砂漠の薔薇)より前の事なんですか? …
[一言] 余り権力ない記者でこの情報もっているなら、コニーの婚約者とか憲兵局動かして相手潰すために動いてそう。
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