中心人物紹介
*主要人物紹介
ここら辺の連中の動きに気をつけてればいいんじゃないかなっていうだいぶ当てにならないラインナップ。
賢者マーリン
色惚けじじい。諸悪の根源といっても差し障りない動きを平然としている。
大体の騒動は悪化はこいつのせいと思っていい、その被害は大抵アーサーが被っている。
どうにも何か目的はあるようだが、相変わらずその動きの内容からは色が透けない。
アーサー=ブリテン・ヴォルシェーブニク
第一部主人公。
かなり自由奔放で気まぐれな性格、無自覚で率先的に人の地雷を踏み抜いてしまうので最近は「人の慰め方が分からない」と悩んでいる。時折とんでもなく突飛な行動を起こすので周囲の人々の胃痛は尋常ではない。
第二部ではだいぶ不穏な動きをしているが、彼が見ているものは未来なのかどこなのか。
鋸鉈の捕喰者(ラッド=シャムロック)
第二部序盤主人公。
捕喰者という証名を名乗る少年、その黒ずくめな服装から不審者と思われるが実際そうだったりする。
ある目的のために大陸に侵入し振り回されている、本当は結構やさしく常識人。
出来るだけ冷静を気取っているため、ふっきれるとだいぶおかしなことになる。
ジェシー=ボールス・コールマン
第二部中盤主人公。
灰色の街出身の元スラム。平凡で普通な好青年だが状況に振り回されやすい、あまり考えることは得意ではない。
半分は脚本の侵食を受けているものの、どうにもこうにも別のものに引きずられている。
彼はまっすぐにどこにいく。
フラット=バン・ベンウィック
ベンウィック国の若き王、自称新米王。
もともとは冒険者らしくその立ち振る舞いからは苦労性が伺える。基本的なことなら何でも出来るらしく、旅をすることに関しては安心して任せることが出来る。
元冒険者の血が騒ぐのか野次馬根性が見え隠れしたりしなかったり、でも茶々入れて物事を悪化させてしまう。
ロト=オーグニー・コールマン
閉鎖国家オーグニーの王。王とはいっても彼自身飾りということを自覚しているようで、実際のところ独自技術を精錬することに始終ご就寝、それ以外ではただの戦闘狂。だが、それを外せばわりと好奇心が旺盛な少年である。
視力を完全に失っていたが、あることをきっかけに視力を取り戻している。
アイザーン=ペンドラゴン
先代ブリテン王の直系の血を継ぐ娘。
現状姿は見せていないが、生存はしているらしい。
モルドレッド
フルネーム不明、元ねたに沿うなれば外せはしない重要人物だが今作ではどう動くのか。
空飛ぶ魔法馬に跨り神出鬼没に各地へ姿を見せているが、彼の目的は以前として不明。
第二部ではその影すら見せていないが、彼、生きているのだろうか。
セージュ=アーベルジュ/カムラン
どことなく達観の兆しが見え始めている諸島出身の少年。
冒険者から多大であり異常な信頼が置かれているらしく、彼も冒険者の動きを大体把握しているという謎の立場にいる。
出会うたびに敵対している人物が変わっている、彼は彼で自分の物語に忙しいようだ。
アンク(鉄条 不知火)
よくブリテンを離れるアーサーの玉座を守る替え玉の少年。
本名のとおりにこの世界の人物ではなく、別世界から召喚されたずいぶんと不運な人である。
何を見たのか常に目が死んでいる、でも実は本人より仕事ができる。
スメラギ(神藤 皇)
魔族に召喚され成り行きで魔王になってしまった少年。
異世界にまで不知火を探しにきた情に厚い男だが、不知火本人がどう思っているかは不明。
第二部で登場、そして個人で義勇軍という名の反抗軍を作り上げ、あるものへ対して暗躍を開始。