episode4 謎の美少女と山賊(1)
どうしてこうなった?!
これは一日前に遡る。
俺は今日も一人であの山の頂上にある精霊の大樹に行ってみる。ほかの人から見れば危ないかもしれないが、俺はこの前A級魔物のサイクロプスを自力で倒している。並大抵の魔物ではやられない。
村には魔物を寄せ付けない結界が張ってあるから魔物がひとりでに村に入ってくることはない。
留守でも安心だ。
家の近くの山はゴブリンがよく湧く。
俺は双剣術用の剣を1セット持ってきているが今日は一本使わない。
久しぶりに一刀流でやってみようと思う。
さっきからゴブリンが襲ってくるのでとりあえず一掃しよう。
「一刀流 燕返し」
宣言通りゴブリンを一掃した。
「燕返し」は前世にもあったが異世界では俺オリジナルの技だ。
しかもこの技は誰にも見せていない。
ゴブリン・ジェネラルが出なくて良かった。
アイツは頭がいいから戦いたくない。
結局強い魔物が出なくてつまらなくなったのでもう少し奥に入ってみる。
親から非常時の時のための転移石をもらっているから奥の方まで行っても大丈夫だろう。
俺は作業みたいに魔物を倒していき、精霊の大樹にたどり着いた。
今日の大樹は何故か違和感がある。
「何でこんなところにこんな小さい子がいるんだ?」
そこには超美少女白髪エルフが倒れていた。
意識を失っている。
とりあえず治癒魔法をかけてあげよう。
だが、すぐに意識が戻るわけではない。
どうやってここまで来たんだろう。
ここら辺は魔物がうじゃうじゃいて、並みの大人でもここに来るのはとても困難だ。
どうやって帰ろう。
今日帰還石は一つしか持ってきてない。
しかも帰還石は一人一つしか使えない。
ここから家までは身体強化魔法を使っても三十分はかかる。
しょうがない。
俺は女の子をおんぶして山を暗くならないうちに下った。
正直めんどくさいが流石に置いていくわけにもいかないからな。
このエピソードも二個に分けたんで二個目も読んでみてください。
そろそろ受験が近づいてきました。合格するよう頑張ります。




