episode2 次の人生
光の中を通った俺は明るい場所で目を覚ました。目の前に胸のでかいお姉さんさんと超絶イケメンがいる。横からはとても綺麗なお姉さんが汗を垂らしながらこちらを見ていた。何か喋ってる。まさかと思っていたが、俺は確信した。転生したんだと。
転生してから一か月が経った。まず俺が男ということが理解できた。いつも近くで両親と助産師(?)さんの会話を聞いていたが、やはり前世の言語と全く違う。最初は何を言っているのかさっぱりわからない。だが、何故かだんだんと理解ができるようになった。赤ちゃんの成長のおかげかもしれない。
時々窓から外を見せてもらえるが、とても綺麗で、前世ではありえないような幻想的な景色が広がっている。俺たちはゴラド村という村の端っこでひっそりと暮らしているらしい。
俺はゼイルという名を授かった。苗字はグリフィンというらしい。いかにも厨二感満載の名前だ。そして母の名はエリシア、父の名はドレイクというらしい。父はいつも外に出て農業をしていたり、母は家で家事などをしながら怪我をした人を回復魔法で治してあげたりしている。要するに母は村の聖女みたいな感じだ。そしてあのメイドさんか助産師さんなのかわからない立ち位置のお姉さんはナーサというらしい。家はごく普通の住居だ。近くに本が沢山綺麗に置かれていて、やっぱり知らない言語がたくさん並んでいる。
「本当に転生したんだ。全然実感が湧かないな。」
転生してはや一年が経った。俺は歩けるまで成長した。前世の人間と比較すると成長スピードが速い。もう自分で本を取り、字が読めるまでに成長している。そしてこの世界には表世界と裏世界があって、表世界は人間やエルフなどの種族がいて、裏世界は表世界で「冥界」とよばれている。竜人族、魔人族が住んでいて、千年ほど前は龍魔族という種族もいたらしい。また、「魔力」「霊力」「呪力」という3つの前世にはなかった力があること、冒険者がいたり、王国があることが理解できた。ちなみに人間は「魔力」しか持っていない。人間は。
ここの家からは村が少し見渡せる。大きくもなく小さくもなく、ただ中世風の家が連なっている。とてものどかな風景だ。
今度こそ俺はここで後悔をしないように本気で暮らしていこうと思う。
第二話見てくださってありがとうございました。まだ文法も少しおかしい中学三年生なんですがこれからも読んでいる人にいい作品だと思ってもらえるように頑張ります。
これからもどうぞよろしくお願い致します。




