検査と治療、その体感
原因となるものが大きく変わった現在ですが、検査も治療法も、それほど大きな変化はありません。
検査は、エコーと血液検査。
びっくりするほど変わりません。もっとも、二十代の時に通っていた病院は、甲状腺専門医(!)だったせいか、エコーの機械がいかにも首専用という感じでした。
もっとも、今のエコーは昔よりいろんなことがわかるようですが。
血液検査については、前の検査結果とか全く残っていないのでわかりませんが、たぶん同じような項目を調べていたと思います。多少、昔と違う器具のようにも思えるけれど、基本、注射器で採血なので、違いはありません。
治療は、服薬が一般的です。
アイソトープ、手術などの方法がとられることもあるようですけれど。
抗甲状腺薬。こちらは二種類あるようですが、昔は何を飲んでいたのかわかりません。たぶん、同じな気がいたします。
ただ、昔より、『副作用』に対しての対応、説明が多くなりました。(ご時世ってやつかもしれません)
かなり深刻な副作用があるとのことで、最初の二か月間は、血液検査が頻繁に行われるようです。
ちなみに私は、投薬開始、一週間ちょっとというところですが、二週間目に血液検査をすると言われております。
あと、血圧降下剤が出されました。
交感神経を抑制するためだそうです。昔はなかったです。
血圧降下剤か、それとも抗甲状腺薬のおかげか、ここ数日になって、平時に心臓がバクバクすることがなくなりました。
というか、あれが異常だったということに、今更気づきました。
ものの本には、二週間目くらいに、効果を感じることがあるとあったのですが、一週間で変化を感じます。
ただ朝に服薬するので、睡眠時の脈は少し高い。つまりまだ、脈が落ち着いてきたのは、血圧降下剤のおかげ。抗甲状腺薬はそこまで効いていないのかなあと思います。
ちなみに、抗甲状腺薬が本当に効いてくるのは、二か月後以降と言われています。
甲状腺ホルモンは二か月分、ストックがあるそうなのです。
まあ、時間がかかるのは、昔もそうだったなあと。
その後、甲状腺機能の回復をみながら、減薬等が行われるという話まで、たぶん昔から変わりません。
原因が全く違うようなものになったのに、治療法がほぼ変わらないのは、ある意味面白いなあと思います。