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原因の今、昔

『参考図書 患者のための最新医学「バセドウ病・橋本病 その他の甲状腺の病気 改訂版 」監修者 伊藤公一  株式会社高橋書店』によれば、甲状腺疾患の原因は、遺伝や、自己免疫疾患などだそうです。


 バセドウ病は、自己抗体によっておこる自己免疫疾患。

 甲状腺ホルモンに、たいして、自己抗体(TSH受容体抗体 TRAb)ができて甲状腺ホルモンを刺激して、甲状腺ホルモンをどんどん作らせてしまうのです。


 原因は、遺伝、ストレスなどがあげられ、私の場合、おそらく『コロナ』に昨夏かかった(検査はしていないがたぶんコロナ)のが原因のひとつではないかと思われます。

 遺伝はともかく、私の場合は、過去に患っているわけですから、素因は探るまでもなくあります。

 

 もし、あなたの親族にバセドウ病の患者がいらっしゃるなら、あなたにも素因があるかもしれませんので、十分お気を付けください。

 バセドウ病は、命の危険になることは少ない病なので、恐れず、早期に治療を受ければ大丈夫です。(治療期間は1から2年くらい)


 

 さてさて。

 ここからは、『否定された』原因です。

 今では否定されておりますので、あくまで参考までに。



 三十年前、医師から説明を受けた話によれば。

 バセドウ病は、昆布をはじめとする海藻に含まれるヨウドが原因であり、日本をはじめ、沿岸部によくみられる病気であります。

 バセドウ病に対して、甲状腺ホルモンが低下する橋本病は内陸部によくみられるとのこと。



 というわけで、バセドウに関しては、徹底して昆布が悪者でした。

 食事では海藻は禁忌だったのですね。


 現在の場合、バセドウ病よりは、橋本病の方が、ヨウドの摂取には制限の方が多いようです。

 むろん、医師に確認したところ、服薬する薬に影響する可能性があるので、完治するまでは『禁忌』ではないが、『摂取に注意』した方がよいとのこと。


 なおバセドウ病でも、治療の方法によっては、かなりヨウド制限が行われることがあるようです。



 さてさて、20代の頃の私。昆布大好きだったのです。

 塩漬け昆布のお茶漬けが大好きで、毎食のように食べていましたから、医師から、『海藻の摂取制限』を言い渡されたとき、大いに納得したものです。


 完治後は、それなりに気にして、昆布をとっていたんですね(やめはしなかった。その辺が私のいいかげんなところ)


 それが時を経て、自己免疫疾患と聞いて、本当にびっくり。


「昆布、関係ないじゃん。もっと食べておけばよかった」

 

 まあ、結局、摂取は注意が必要なんですけれどね。

 

『参考図書 患者のための最新医学「バセドウ病・橋本病 その他の甲状腺の病気 改訂版 」監修者 伊藤公一  株式会社高橋書店』

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