第9話 帝国が魔人との契約
ランスロットの手の平に魔法陣が浮かぶと その魔法陣の真ん中にランスロット自身の血を1滴、注ぎ入れると血の結晶が出来上がり、ラムの額へと差し込んだ途端に ラムの魂が目の前に現れ2人を包むように魔法陣が出来上がり、瘢痕の儀式へと移行をするのであった。半分がラムの中に消えると もう半分がランスロットの中へと消えると今までに感じた事も無い程の魔力を感じると小さくなり、ラムの中に納まるのであった。
スキル ・・・ 成長促進とレベルアップ促進が手に入るのであった。普通に討伐をするだけで人よりも成長が早いのであった。ランスロットと契約を行ったおかげでスキルを手に入れてしまっていた。これからの成長が楽しくなりそうだ。
全ての工程が終わると ラムの周りに纏わり付いていた黒い靄が取られ世界が変わるのであった。首輪の奴隷が粉々になり、すべてから解放をされるのであった。魔法陣が解かれて消えると
「これで お終いだよ。ラムの拘束は全て無くなったから 今日から自由を手に入れた」
「私は、これより ランスロットさまの盾に成り、武器に成ってあなた様を御守りして見せます」
「僕には、そんな物は要らない。自由に暮らしたいだけだよ。それが農家であっても楽しむ心を持って貰いたい」
「私の自由は、ランスロットさまと共に行動をする事です。あなた様が私に自由を与えてくれました。身の周りと全ての敵を排除させてもらいます」
“ はぁ~~ この子、何を考えているか。解らなくなった。まぁ~~ 好きにさせて置くか ”
「ラム、君の知っているすべてを教えてもらえるかな! 帝都がこの国を求める理由を」
「はい、分かりました。ランスロットさま!」
省略すると 彼女は、帝都が数名の異世界人を召喚した。井川 悠斗名乗る人物の奴隷だったみたいだ。その井川悠斗以外に4人が召喚を遂げており、神の降臨に警戒をするのであったみたいだ。異世界召喚に関する情報先は、セントラルクラウン聖堂国から提供元との事だった。
セントラルクラウン聖堂国は、創造神を新興しており またの名をエルフ国とも言い。普通のエルフでも1500年くらいの長生きに部族であり、ハイエルフに至っては3000年以上も生きていると神話物に成ってしまう。そんな世界も存在していると言うのに どうして 神の降臨の際に そんな者達が残されるのかも不思議である。さすがファンタジー世界の1部なのだろう。
話がそれてしまったが 帝都の西の位置に小国軍が多くあるそうだ。その中の1つの小国にアンデットの国が出来てしまったまでは、警戒の類いでは無かったのだが 2年ごとに隣国を飲み込み次第に大きくなってくると警戒対象になってしまい。帝国と1度、開戦をしたまでは良かったのだが 実際は、帝国の敗北に終わり数万の兵士がアンデットに変貌してしまい。彼等の味方へと変わるのであった。
今現在、100万の兵士と13人の幹部、王の存在が確認できており、不死の王 フリーランキングの存在を確認ができるみたいだ。浅はかな気持ちで攻め込んでいて返り討ちに合い、今現在進行形で帝都に攻め始めているとの事だった。それに乗じて異世界から勇者を召喚したまでは、良かったのだが召喚した彼等もまた何もしないと言うか、何も出来ない上にわがままな生活を送っているみたいだな!
全てが裏目に出てしまい。今回の魔界への契約に成り、ギルガイア大国を魔界の住人に提供するから 力を貸してもらえないかとの事だった。当然、その事になっているなどエリザベスお母様の知る由も無く、この部屋の中では鬼気迫る勢いのみ支配をしはじめると “リルターナのお腹が空いたぁ~”で 場が和み、元の雰囲気に変わるのであった。
この話を聞いて ランスロットは、思った。何もしなくても勝手に滅ぶものだと思うのであった。当然、魔界の住人もまた彼等の餌食になるのではと 勝手に思ってしまっていた。魔界とこの世界の扉が開かれている物なのだから 勝手に彼等もまた魔界へと自由に出入りをするのだろう。魔王の相手もしてくれると助かると勝手に思うのであった。
「この話の続きは、明日にしませんか。さすがに子供の僕達にあなた方みたいに我慢をする事がこのままでは、普通にお腹が空きまして倒れてしまいます。既にリルは、お腹が空き過ぎて寝てしまいました」
“ へっ? 本当に寝てしまっている。何に対しても自由なのですね。これもまた ランスロットさまが大き過ぎるから自由に振る舞っても許されるのです。私も見習わないと捨てられてしまうかもしれない。私の自由の為にランスロットさまに仕える事、ランスロットさまが求める先に 私の未来があるのだから ”
「分かった。食事の準備を指せるとも多いに食べて行ってくれ」
「国王様、問題がありません。彼等が待っておりますので既に食事の準備も終わっていると思います」
「それは、構わないがそんな処でいいのか?」
「そこにテルミーナさまがいないのであるならば、喜んで行かせてもらいます」
“ また とんでも無い事を言い出してしまった。仮にも国王様の御子様に対して無礼でないのですかと言いたい ”
「安心しろ、俺も一緒に言ってやる。そこで色々と教えてもらうからな! お前達親子が知っている。すべてを」
「それでしたら僕自身を殺して下さい。それが国王様であっても言えません」と 言いつつ、自分の持っているナイフで腹に刺して倒れてしまった。血の臭いに気が付きリルターナが目覚めると問答無用でテルミーナに対して尋問が始まるも白を切るのみだった。当然、周りの貴族達が見ており 国王までもが青い顔になるのであった。
エリザベスが机を“バン”と叩いただけで現状を理解しており
「テルミーナにも死んでもらうか。我が息子が何もしていないにも関わらず、この場で死んだんだ。許される行為でないよな! それとも私と辺境伯を敵に廻してこの国が残れると思っているのか。
コイツの首をここに差し出せ、それで許してやる」
テルミーナにも十分に解っている事である。辺境伯とエリザベス様を怒らせて国王ですら無事にやり過ごす事ができない事を そして ここに2人の魔法使いが自分達の持っている魔力を注ぎ、爆炎魔法を膨らませていた。壁を飲み込み、天井までも飲み込み始めていた。
リルターナは、赤々とした。爆炎魔法に対して ラムは、黒魔法の黒閻爆裂魔法を作りだしていた。ラムは、ランスロットにより、魔力が全て使えるようになり魔人の姿にまで成ってしまっており、ランスロットに対しての弔いだと思い。自分自身も死ぬ気で魔力を注ぐのであった。当然、城の上の部分まで全てを吸収してしまい。夜空が見える状態になるも2つの魔法がさらに大きくなるのであった。
「まて まて お前達まで死ぬ気か! 俺の命を差し出すからこの場は、抑えてくれ」
「もう無理よ。ここまで大きくなってしまったら私には、制御できないわ」
「私も同意見です。無理なので皆様方、勝手に死んでください。私の主様、ランスロットさまの弔いです」
床に付く寸前にランスロットが起きだして 2人がため込んだ魔力をすべて吸い取り、何も無かった事とした。当然、この場には、夜空が見えるだけの部屋が存在をする事となるのだが 国王とテルミーナの2人だけが頭を抱えて床に伏せるのであった。伯爵たちは、平気な振りで椅子に座っている。何も無かったかのように
「テルミーナさまの対応は、どうでしたか。自分の想い道理に描けましたか。先程は、その時に対応して見せると言っておられましたよね。
判断が鈍かったように取れますがいかがですかな? それとも本当に国を割る積もりですか。あなた様1人で国が動いているなどと考えはしない方がいいかと思います」
「貴様は、本当に13歳のガキか? どんな教育を受ければそんな考え方ができると言うのだ」
「この殆どがお母様の考えです。僕は、それを実行しただけです。それに この程度の傷なら簡単に治せますし、傷も残りません。少しのアドリブも混ぜさせていただきました。名演技だったと思いますがいかがですか」
「見事な名演技だ。ランスロット、良くぞ演じてくれた! このボンクラには、いい薬になるだろうよ。それで本当にこの国を割るで いいのだな!」
「エリザベスよ。お主の考え方が良く分かっている。その方がいいと言うのであれば、出て行って構わない」
「ならば、この王都を敵国として見ても構わないと言っているよな! 安心して潰させてもらうぞ、それでも構わないのだな!」
まさか そんな言葉が帰って来るとは思いもしなかった2人だった。そして この場にいる兵士までもがエリザベスに忠誠を誓う者達で固められており、当然のようにコフレーク騎士団長もエリザベスの支配下にいたのだ。昔からエリザベスに可愛がられており いつの日か、エリザベスに恩を報いたいと思っていた1人である。そんな彼の気持ちまでも理解しており今回の事を打ち明けると喜んで参加をするのであった。