第84話 最強コンビ
半年の月日が流れて 春になると久方ぶりに学園に登校をするのであった。ランスロット達も16歳になり 後、2年足らずで卒業を迎える予定であった。
「久しぶりに学園に来てみれば、馬鹿に生徒が多くないか?」
「用件だけ済ませて帰りましょう。ランス!」
「そうですよ。旦那さま! 種まきのシーズンに入っております」
ランスロット達が転移して林から出てくると 多くの生徒たちがランスロット達の存在を知るや否や集まり出してきて取り囲むのであった。相手が子供でも容赦なく ローザとオルガのスキルの餌食になり、鼻血を垂れ流しながら股間が膨らんだり 雫が足を伝って水溜りが出来るのであった。
この頃になると アスカもランスロットに胸を触られる程度なら噴水を上げる事も無くなっていた。が! マイも同様になって2人して赤面するのであった。
今現在、学園内を2人の胸を揉むながら歩くのであった。先頭がローザとオルガ、次にシズとラム、そしてランスロット達であった。後ろからミルクとランが付いてくるのである。チロロ達は、農園で種まきをするとの事であった。
ルージュは、既に異空間魔法で過去に飛んでおり、
ローザとオルガが先頭を歩くだけで いつもの光景が目に飛び込んでくるのであった。
「この光景も見慣れて来るよね」
「私でも数体なら可能だけど さすがに広範囲過ぎるわ。ローザとオルガのスキルは!」
「ラムでもそんな事を思うものなのね」
「旦那さま、今日は 生乳は触らないのですか」
「アスカ様と同意見です。いつもの旦那さまなら触ってくれます」
ランスロットがマイの耳に息を吹きかけると下半身に力が無くなり、倒れ込み始めると反対側のアスカの耳たぶを舐めただけでも同じような状態になるのであった。幸せそうな顔付きになるのである。
毎度の事だが 間が悪い奴は、いつもこんな時に限って顔を出すのであった。
「ランス、やっと登校して来たか ・・・ 」
アスカとマイの幸せな時間を潰されて 2人の威圧に潰されてしまい。デルタと共々、気を失うのであった。
「何もこんな時に顔を出さなくても いいのに」
「このチームの最強コンビを敵に回さなくても」
ランスロット達の足元で倒れているのであった。
「その内に目覚めるだろう。教室で待っていよう」
アスカとマイの生乳を触ると威圧が収まり ローザとオルガの股間を触っただけで ズボンが滲むのであった。
その後も廊下を歩くも 彼等の事をよく知る生徒たちは、静かにするのであった。すんなりと教室に入ることが出来ると途端に廊下を走って この教室に飛び込んでくるもアスカとマイの状態を見た途端に静かになるのであった。
「ラム、どうしてよ。どうして アスカとマイがランスの横にいるのよ」
「今回は、シズがアスカに譲ったのよ」
「私は、アスカの幸せな顔を見たかっただけ」
「あの2人が相手だと 私でも部が悪いわ」
2人の耳に息を吹きかけると
「何か、用でもあるのか。リル!」
取り巻き連中が後から 教室内に入ってくるのであった。
「リルターナ様、走るのが早すぎます」
「廊下を走っては、いけないのですよ」
荒い息使いで語るのであった。
「今後の予定よ。2週間後にエルフの国に出発よ。その時に国王様との面会も待っているから顔を出しなさい」
「ルグランおじさんの街経由で行くのだろう」
「確か、代が変わって今は、息子の何て言ったかな?覚えていないけど 彼が仕切っているわ」
「俺達、農民には関係が無いな! 貴族同士でやってくれ」
「ちょっと!」
「王都を出発したら 顔を出すよ」
ランスロットの言葉が終わると 姿が消えるのであった。種まきの時期の為、学園に行っている暇が無かった。
ランスロット達が消えて数分後に 廊下を走る音がすると扉が開くのであった。
「リル! ランスは?」
「何をしていたの いままで! ランスならとっくに帰ってしまったわ。どうせ また間が悪い事でもしたのでしょう」
「俺達は、ランスを見かけたから大きな声で ランスを呼び止めようとしただけだ」
「今日は、アスカとマイが横にいたから 静かにして近づかないと彼女たちの威圧に押しつぶされるわよ」
「アスカって あのオッパイの大きな子だろう。彼女なら大丈夫かと思った」
「アスカは、ランスに対して一途だからどんな時でもランスの言葉を守るわよ。それに今日は、マイもいたから大きな声で近づけば、ランスを取られると思って威圧で済んで良かったわね。もし 彼女たちの殺気が飛んで来たら それだけで死んでいたわよ。あなた達のレベルでは
私がランスのメンバーにいた時でも アスカの殺気を感じた時でも震えたわ」
「アスカって それ程にも取り扱いが難しいのか」
「そうでもないわよ。シズが横にいた時などは、静かな物だったけど 事、胸を揉まれている時は、シズでも静かにしているわ。アスカの邪魔をしないように
あの子って控えめだから 控えめの分、触ってもらっている時間を潰されそうになると怒るだけよ」
「分かった。気を付けるようにする。それで 国王様との会見の件は、伝えてくれたか」
「伝えはしたけど 多分、顔を出さないと思うわ」
「それでは、困るよ。聖女様は、未だに公の場に出てきてくれていないから 国の方針を伝えられていない」
「私がいた時でも シズもランスと同意見だったから公の場に出る事も無いわ」
「それでは、困るのだよ。国としては、使徒様が降臨したのに国王陛下との面会も出来ていないなどしれたら いい笑い者だ。それだけでないぞ! 各国が聖女様を取り込もうと動くかもしれないと言うのに」
「今回の聖王国もそれが狙い目で シズを呼んでいるのでしょう。もし ランス達まで この国を離れてしまったら この国は、潰れるわよ。
この前、ランスの母親のエリザベス様と話をしてきたけど 聖女様が国王との会見を断ったら 男爵を返上するそうだし」
「ちょっと待ってくれ エリザベス様が貴族で無くなるだと そんな事にでもなったら この学園は! 王都は! この国の方向性を決める人がいなくなってしまう。ランスは、その事を知っているのか?」
「知らないと思うわ。もう数年も会っていないと思うし! それに ここ等が潮時だと思っているかもね」
「本当に この国が潰れるのか」
「違うわ。潰されるのよ。異世界の魔王によって!」
「今現在も帝国を飲み込もうとする勢力なのだろう」
「余り、情報提供はしない方がいいわね。間違った情報も流れていると思うから 国の方針も揺るがしてしまうわね」
「頼む。リルの持っている情報を俺にも教えてくれ」
「私の持っていた情報は、ランスと共に行動していたから手に入った情報よ。それに契約定、第3者に教えることが出来ない事も分っているわよね。
エリザベスおばさんに教えて貰えばいいじゃない」
「ここ数か月間、何度か 足を運んだのだが 何時も留守であった。王都から離れて型式も無いと分かっているのだが」
「完全に嫌われたわね。王族が!」
教室内では、沈黙が流れるのであった。教師に生徒までもが静かにして彼等の話を 聴き耳を立てて 少しでも この国の情勢を知ろうとするのであった。
ランスロット達が彼等と合流したのは、2週間と1日が過ぎた日であった。王都を出て野営をしている最中に姿を現した。
「凄い人数だな! 冒険科が100名強と貴族科が70前後だったよな! それと騎馬隊に70ぐらいの歩兵か、何だ! 冒険者も入っているのか。何もすることも無いな これなら」
ランスロット達がパワースノーボードの上に乗って彼等の横をすり抜けていくと冒険科が見えてきたことから パワースノーボードから降りて 彼等の野営場所の付近で夕飯作りと風呂の準備をするのであった。
ランスロットが自身のアイテムボックスから 小屋を取り出すとローザとオルガが小屋の中に入ると 中には、扉があるだけの小屋であった。その扉の中に入ると異空間魔法を使った作りになっており 広いリビングにキッチン、そして風呂が常備されているのであった。
その間、ランスロット達は、肉の下味を付けて 魔獣の骨から出汁を取るとシズとラムに連れられて ランスロットも小屋の中に入るのであった。防音で外に声が漏れる事も無く、毎日の日課を行うのであった。
周りでは、夕飯が終わり さえずりが聞こえてくる中に 神獣のミルクとランと共にランスロットが小屋から出てくると ランスロット達の夕飯が始まるのであった。当然の様に野次馬が集まるのである。




