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第70話  “ 閻魔大王 ”って 何?


 ランスロット達にとっては、当たり前の光景であっても フィンとガーナにとっては、初めての光景であって驚くことしかできないのであった。マイがそんな事になっていたとしてもローザとオルガは、いつもの光景だと感心も持たないで自分たちの仕事をするのであった。


 ヴァルファイルも当然、驚いていた。何事かと


『あなた方は、本当に何者なのですか?』


「俺達か、農民だ! そのように見えないよな こんな格好をしていては、迷宮に入るものだからローザとオルガが作ってくれたものだ」


『ランスロット様とシズ様のみが人間で その他の人達が魔人ですよね。そして 炎の中のマイ様も魔王から魔人になってしまいましたが どうしてですか?』


「楽しければ何でも構わないだろう」


「嫌なら ランスの下から離れればいいだけよ。当然、その報いは受けてもらいます」


「シズ、もしかしてリルもその対象か?」


「その可能性があると思います。聖女の力の中にいる時と外に出れば、自然と力を失うと思います。度合いは私には、わかりかねます」


『お仲間が1人出て行ってしまったのですか』


「1番最初の彼女が出て行ったわ。貴族を捨てられなくて」


「貴族なんかより 農民をやっていた方が楽しいのに」


「私も農民で十分!」


「まぁ~あの2人だけが別だけどね」


 ローザとオルガを頬目かしく 見ていると炎が段々と小さくなると中から赤色のチャイナ服を着た。マイが現れるとシズが


「本当に私の世界の“ 孫悟空 ”よく似ているわね」


「シズ! 孫悟空って 何?」


「物語の主人公で その子は、男の子だったけど 私たちにとっては、女の子の方がいいわよね」


 よろめきながらアスカの下へとやってくると片膝をついて


「アスカ様、無事 如意棒を我が相棒になる事ができました」


「良かったね。マイもこれで旦那さまの嫁にしてもらえるかな」


「アスカ、まだ 無理よ。何かが足りない」


「私もそんな感じかな! もう1つあれば、進化できると思う。何なのかは私にもわからないけど」


「旦那さま!」


「気長に待とう。アスカ! 俺にも分からん」



『大河よ。小さい宝箱を持って帰れよ』


『はぁ~ 今度の神は、また 違うよな!』


 意志だけを神階に飛ばすと


『相変わらず、このデブは存在しているのだな!』


『ワラワは、ローザとオルガに加護を与えた神だ。朧女神と申す』


『ありがとう。彼女たちも喜んでいたよ。それだけだよな! 帰るぞ』


『小さい宝箱を持って帰れよ。ワラワのお気に入りの服を入れて置いた。地上界なら十分に役に立つであろう』


『デブ神、少しは掃除をしろよ。それと痩せる気がないのか』


『まさか 数万年でこれほどにも太るなどと思わないだろう』


『この脂肪を俺のアイテムボックスに永久保存しておいてやろうか』


『出来るのであればやって欲しい』


 ランスロットがプヨプヨの床を触ると辺り一面から脂肪のみを吸い出してしまった。そこには、胸も無い女性が現れると


『お願いだ。大河よ! 胸とお尻にだけ脂肪を付けてくれ 頼む』


『そんな事が可能なのか。ワラワにも付けてもらえないか』


『この身体は、創造神様の好みの身体なのだが地上界みたいに胸の大きな女性に憧れておってな 頼むよ』



 2人の女神の股間の穴に指を差し込むと2人の望む姿へと変身を遂げてしまった。当然、それだけで終わる訳も無く、2人仲良く大量の噴水と共に気を失うのであった。


 “ 俺も大部、女慣れしてきているな! 現世では考えられない生活だよ ”


『出て来いよ。爺! 見ているのであろう』


『オッホホホ~ 良い物を見させてもらったわい。神まで手玉に取ってしまうとは な!』


『このスキルだって 爺が付けたのだろう』


 2人が目を覚まそうとするとランスロットがまたしても股に手を差し込みと大量の噴水が立ち上がり気を失うのであった。


『このような人生も楽しかろうて』


『この2人の事を頼むな! 俺は、下界に降りるよ』


 ランスロットが消えると


『その内に目覚めるであろう。無限に時間だけが存在しているのだから』



「どうかしたの? ランス!」


「宝箱も見当たらないから帰るとするか」


「旦那さま、この奥に大きな人がいるよ。そこに宝箱もあった」


『冥界王様がこの奥でお待ちしておりますが如何いたしますか』


 “ はぁ~~やっぱり、こんな流れか ”


「いい事もなさそうだから このまま帰ろう」


 扉の奥から バタバタと足音と共に扉が開かれると


『アスカ殿の旦那さまとやら 俺とも話をしていってくれ頼むよ。宝箱でも好きな物を差し出すからお願いだ』


「本当にこの迷宮って 私の世界によく似ているわ。まさか “ 閻魔大王 ”まで出てくるなんて思わなかったわ」


「シズ!“ 閻魔大王 ”って 何?」


「地獄の王って事かな? この世界なら冥界王になるのかな?」


「じゃ~地獄って 何?」


「悪い事をした人達が落ちる場所よ。この世界なら 死んだ人達が入る場所みたいね」


「私も死んだらここに入るのか。農業が出来る場所ならいいな!」


『あなた方なら待遇が違います。我々に大事な魔力を与えてくれました。本当に助かりました』


「シズ! この城全体に魔力を与えてやって息を吹き返す」


「ランス!」


「いいんじゃ~ないの楽しそうだし、それに武器も持っていなさそうだから この迷宮内で回収した武器や防具も与えてしまおう。探索者たちがやる気になると思う!」



 シズが神々しい光輝くと城の隅々にまで魔力を浸透させていくと城全体まで光り輝き息を吹き返すと


「ランス、“ みてみて ”私の魔力量が数字かしたわ。この場所って 私の為にあるのかしら」


『ヴァルファイル、この方は何者なのだ。この城全体にまで魔力を与えても平気でいられるなど信じられない処か、魔力が残るなどと思わないのだが』


『こちらの女性は、聖女シズさまです。この世界の使徒さまになります』


『使徒さまが我々に魔力を与えてしまっても良い物なのか。神々が怒るであろう』


『私にも分かりかねません』


「私達は、農民よ。自由なのだから問題が無いわ。それに旦那さまの了解も得ているしね」


「旦那さまがいいと言えば、いいのです」


「俺は、面白そうだから了解しただけだ」


『もし 我々が敵対したら どうするつもりだった』


「全て 狩り取ります。今度こそ、役に立って見せます」威圧を乗せて

 ラムが自分のアイテムバックから剣を取り出そうとした途端にランスロットに止められた。


「ラム、出さなくていい!」


「分かりました。ランスロットさま」


『ヴァルファイル、本当にこの者達は何者だ。本当に人間と魔人達か』


『そのようですが間違わないでください』


 マイは、静かにアスカの後ろで構えていた。


 ローザとオルガは、のんびりと自分たちの事を楽しんでいた。


「マイの武器も手に入ったから帰るか。街に」


「そうですね。ランスロットさま! この先に宝箱が存在しておりますが如何いたします」


 “ そう言えば、小さい箱だったな ”


『そうだ。宝箱を持って帰ってくれ 大きい方でも 小さい方でも構わないから 2つでも構わないから持って帰ってもらいたい』


「なら 1番小さい箱をもらうよ」


『おかしいな! あんなにも小さい宝箱など存在していなかったぞ! 先程まで』


「ローザとオルガ、小さい宝箱を開けろ きっとお前たちの物だ」


「かしこまりました。ランスロットさま」


「拝見させてもらいます。ランスロットさま」


「ランス、どうして ローザとオルガにやらせたの?」


「何となくな! マイの時もそうだったから 今回もローザとオルガかな?って 思っただけ」


「ランスロットさま、服が入っております」


「今すぐに着替えても構いませんか」


 ランスロットの返事を待つまでも無く、自分たちの着ている服を脱ぎだし裸になると そのまま裸のまま服を着始めてしまった。冥界

王とヴァルファイルがいる目の前で裸になるものの何の気にもなる事も無く、返って彼等の方が戸惑うのであった。


「ローザ どう! 私の方は、お尻から上に上がらないわ」


「オルガ、私も同意見よ。無理よ、着ることが出来ないわ」


「この生地って この世界の物でないから大丈夫かと思ったけど魔力を通しても反応がないし無理ね。諦めましょう」


「けど このセンスとデザインは、いいわよね。参考になるわ。色々と使える部分もあるし、特にこのティーバッグ何て 最高じゃない。きっと お尻にヒットするわよ」


「ワームアントの裏皮に似ているわね。魔法生地で補修をしてしまえば可能なはず」


「また 魔力欠乏症の日々が続くのかしら」


 2人が突然、裸のままシズに近づくと


「「シズ、お願い少しの時間でいいから 私たちに協力して」」


「内容次第で何でも協力するわよ」


「魔法糸の制作に協力してほしいの 私たちの魔力では、全員分の生地を作成だけで4日も掛かってしまうのよ。シズなら1日で出来ると思うわ」


「お願い、協力して頼むよ」


「それは、構わないけど! 何を作る気?」


「パンツとブラよ。もしくは、一体型で これと同じになるかもしれないのだけど これでは、お尻も胸も入らないわ」


「アスカには、さらなる改良が必要になると思うと 今、持っている生地だけでは とてもじゃないけど足らないのよ」


「いいでしょう。協力して」


「これって 私がいた世界に存在していたわね。本当に不思議な迷宮よね。ここって」



『だとさ! ペチャパイのお2人さん』


『『 ・・・・・ 』』


 無言の2人に対して 創造神の爺さんだけが腹を抱えて笑っていた。2人が見えない場所で






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