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第62話  お姫様抱っこ


 食事の時間になるも未だに気を失っていた。アスカがランスロットとディープなキスをした為にそのままの姿で両手を上にあげた状態で気を失っていた。ランスロットが近づき胸を揉むと息を吹き返して


「アスカ、メシにするぞ」


「はい! 旦那さま! えっへへへ~~」 顔がニヤケテしまっていると


「今回だけだからね。アスカ!」


「今度は、私が狩り取ってランスとキスをする番よ」


「リルに負けていられないわね。私もランスロットさまとの熱いキスをしたいわね」


「なら 私は、おこぼれを期待するわ。戦闘に不向きだから」


「シズは、いいのよ。私達を見守ってくれれば」


「旦那さま、シズにも同じ事をして上げて私の相方だから」


「わかった。食事の後でいいかな! シズ!」


 食事処でなくなったシズが妄想の世界に入り込むのであった。その間も食事を食べながら肉を焼き上げて行くと物凄い肉の量だったにもかかわらず みるみる内に肉が無くなって来て全てを平らげてしまっていた。


 その間、探索者の2人もランスロットが焼き上げたステーキを食べながら野菜も食べるのであったが その野菜達ですら街で食べる野菜よりも美味しくていつも以上に食べ過ぎてしまっていた。


「何なのこの野菜は、こんなにも美味しい野菜など生まれて初めて食べたわ」


「この野菜を毎日食べられるなら 私でも農家に転職しようかしら」


「諦めなさい。あなた達では無理よ。魔力量が少な過ぎるわ」


「そんな事を言っては、ダメだよ。ラム! 私達だって始めた頃は、毎日 魔力欠乏症で倒れたものだし」


「そうよね。可能性は、無限ですものね。誰にでも出来て当たり前だよね」


「そうよ。アスカだって始めた頃は、大変だったけど! 今では、十分に戦力になっているわ」


「アスカは、規格外よ。この子は、きっと土属性を持っていると思う」


「そうかな? 私は、土遊びが好きなだけなのだけど」


「アスカ、それで合っている。解らない事は、リルやラムに教わるといい」


「はい! 旦那さま! これからも色々と教えてね。リル、ラム」


「もう 教える事など何も無いけどね」


「わかりました。それでしたら勉強も少し多めにやりますか」


「えっ~~ それだけは、イヤだよ~! シズに教えてあげて私がシズの分まで農作業をするから」


「ダメよ。アスカ! 私も農家の嫁として農作業が楽しいのだから 私の分くらいは残しておいてよ」


「もう無いわよ。私が全てを耕してしまったわ。来年も美味しい野菜が育つように肥料も蒔いておいた」


「ちょっと待って あの広大な土地を全て耕したの?」


「うん! 色々な綺麗な石が出て来たから倉庫の中に入れて置いた」


「やっぱり、規格外って言葉は、アスカが1番、あっているわ」


「私とラムでも10日も掛かる処が2日で終わるなんて思わないわよ」


「私は旦那さまに教わった通りにやっただけだよ。面倒だから何面か一度にやっただけだよ。その際に魔石も砕いて肥料にしてしまったけど問題が無いでしょう。綺麗な石だけは、別にして置いたし、雑草関連は、リルとラムに任せればいいと思った。ダメだったかな?」


「はぁ~~あんたが1番似合っているかもね。農家の嫁に」


「まぁ~~私もラムも魔力強化で始めた事だし、文句も出ないけど まさか、あれだけ広大な土地を1人で行うかねぇ~」


「1つ、いいかしら 先程から広大な土地と言っているのだが どの位の土地を言っているのかな?」


「この街の倍よ。もしくは、3倍の広さがあるわ。それを1人で耕したのアスカが それも2日で耕して肥料まで蒔いて来年の為と言って行ってしまったのよ」


「そんな事は無理だろう。クワで耕すなど」


「私達は、道具を一切使わないわ。道具の代わりに魔力を使うから魔力欠乏症に陥ってしまうのよ。それを1人で行ってしまったのよ。アスカは!」


「大丈夫よ。来年もミルクの兄弟達が喜んで食べてくれるわ」


「まぁ~~彼等ならシズの嘔吐も喜んで食べてくれたから問題が無いだろうけど」


「昔の汚点を今更出すかな! ラム! あの時は、急激なレベル上げで気持ちが悪くなっただけでしょう」


「どの位の急激なレベルが上がるとそんな事に陥るのですか。シズ様?」


「内緒です」


「教えてあげたら シズ!」


「無理を言わないで なら ラムが教えて差し上げたら」


「無理言わないでよ。私も無理よ。言える筈が無いわ」


「諦めなさい。ガーナ! きっと彼女達は、私達が思っているよりも更に上に行っているのよ。それに彼女達の農園でも見に行こうよ。来年!」


「それも無理だと思います。多分、辿り付けないでしょう」


「無理ね。ミルクの兄弟達が私達を守っているから 転移魔法で私達の家の側まで来れない限り確実に殺されて食べられてしまうわよ」


「そうよ! アイツ等って私に対してまで吠えてくるのよ。ランスやアスカには、尻尾をフリフリさせながら近寄っていく癖に私に対しては、吠え捲るのよ。頭にくるでしょう」


「彼等だってエサを与えてくれる人に対してなら吠える事などしないわよ。アスカなど毎日、彼等にエサを与えていたから覚えられたのよ」


「なら ランスは?」


「どうしてかしらね。私にも解らないわ。きっと警戒心が無くなるのかしら ランスの瞳を見ると」


「そうなのよ。ランスに見詰められると身体の真から溶け出してしまうわ」


「ランスロットさまは、魅力がありすぎです」


「それ程の魅力があるのであれば、私達も体験してみたいわ」


「少しくらいなら イイでしょう。私達にも体験させてよ」


「却下します」


「お断りします」


「いいので無くて迷宮から帰れなくなってしまうだけよ」




「キャッ~~旦那さま、耳がこそばゆいです。その位で勘弁して下さい」


「そうか、次は オルガの番だな!」


「はい! お願いします。私にも刺激を下さい」


 色気ムンムンの発言が飛び交い、股間の辺りに水溜りを作りながらも ローザに変わると同じ様な発言で場を狂わせるのであった。


「話が終わったのか。どうかな! 今晩は、ここで宿泊して行かないか。シズ、結界を張ってくれ」


「その前に忘れていないかしら あなたさまは」


「何も忘れていないぞ?」


「私達にも同じ事をして下さい」


「そうよ。ランス! 私達にも耳かきをしてよ」


「断固、抗議します」


「諦めるしかないな! お前達が話し込んでしまったから俺達は、待たされたのだぞ! その位の猶予は必要だろう」


「それでも」


「それに風呂にも入りたいと思っていてな!」


 怒った顔から棘が消えると自然とイヤらしい顔付きに変わり出すと


「なら 許します。今回も逝かせてもらいます」


「逝く気満々ね。リルも」


「そんな事を言っているシズも下半身が震えているわよ」


 遊び心満載で


「悪かったね。お姉さん方、俺の彼女達が迷惑をかけなかったかな?」 言いながら頬を触り2人の瞳を見ただけで下半身から雫が落ちるのであった。


 その後、ローザとオルガに玩具にされていかされまくった。



 翌日、目覚めも早く朝からモリモリに食事を取り迷宮に出て見れば、周りをミノタウルスや霜降り牛達に取り囲まれており、フィンとガーナが震えている最中にリルターナのエアーカッターで切り刻まれて肉と魔石に変化してしまい。ランスロットのアイテムボックスに収納されるのであった。


「昨日から思っていたのだけど 戦利品は、何処に行っているの?」


「ランスのアイテムボックスに収納しているわ」


「収納容量ってわかる?」


「内緒です。あなた方に教える必要が無いと思います」


「私達は、仲間でしょう」


「道先案内人にも成っておりませんが」


「わかったわよ。聞かないわ。それでいいでしょう」


「話は、終わったのか。残りは、アスカに狩ってもらったぞ! 先を急ぐぞ」


「処であなた達の旦那って 何もしないのね」


「する必要がありません。私が全てを片付けます」


「この迷宮に入ってからは、アスカが殴り殺しているけどね」


「アスカは、ランスロットさまの道具ですので言われた事を忠実に実行します。当然、私も武器なので指示が無い限り動く事を控えさせてもらいます」


「なら 私達は、旦那さまのアクセサリーですね。身の回りの物を作らせてもらっております」


「ですね!」


「なら私は、何に成ればいいのよ?」


 リルターナの頭を持って


「何を言っている。お前は、俺の子供を産む為にいるのだろう。違うのか! 当然、みんなにも産んでもらうぞ」


 みんなが顔を赤く染めている最中、アスカのみが鼻から血を出して気を失うのであった。


「こら! ランス! アスカには、刺激が強すぎるわよ。もっとビブラートに包んだ言い方をして」


「済まん。まさか アスカなら もう 大丈夫かと思ったのに本当に済まん」


「シズ、アスカを治療して」


「問題が無いわよ。ランスにお姫様ダッコしてあげれば、その内に目が覚めるわ」


「なにそれ? 何か、響きがいいわよね」


「わかった。アスカは、俺が抱きかかえるよ。リルとラムが先頭を歩いてくれ 後は自由だ」


 その後、リルターナとラムのお陰で魔物達の殲滅をしながら迷宮を進んでいるとアスカが目覚めて とても恥ずかしがるも


「先々の事だが アスカも考えて置いてくれよ。俺の子を産む事を」


 顔を赤面しながら「私などでもいいのでしょうか。元 ま ・・・ 」


 両手が塞がっていた為に ランスロットがアスカにキスで口を塞ぐと


「嫌ならそれでも構わないが いままで通りの付き合いだけは、続けて貰いたい」


「とんでもございません。私などが旦那さまの子を産んでもいいのか。心配になってしまって」


「俺は、産んでもらいたいな!」


「頑張らせてもらいます。これからも よろしくお願いします」


「降ろしても構わないよな!」


「はい!」


「なら 次は、私の番で構わないわよね」


 途端に女性達の眼が訴えて来ていた。何故か、フィンとガーナまでもが自分達にもおこぼれがあると思っている。

 女性を抱きかかえたまま戦闘になるも軽やかなステップで魔法を放ったり、蹴りだけで切り刻んで見ている側からすると遊んでいる風にしか、見えないのであった。その後も女性達がかわるがわる入れ替わり、1日中 女性を抱えたまま歩き通しだった。


「今日は、疲れたからこの辺りで野営にしないか」


「何を言っているの ランスは、まだ 私達を逝かせる役目が残っているのよ」


「リル、あんた! まだ ランスロットさまに甘える積もりなの 戦闘中も抱きついていたでしょう」


「どの口が言っているのかしら ラム! 服を脱ぎだしながら言う言葉で無いと思うのだけど! シズもよ」


「シズ、結界を張って アスカは、お湯を入れて来て」


 “ はぁ~~コイツ等は、まだ 俺を働かせる積もりか ”


「旦那さま、小屋を出して下さい。待ちきれません」


「こら こら こんな処で服を脱ぎだすな! ローザとオルガ、みんなの服を拾ってくれ! 何でお前達2人がもう 裸で待っている」


「だって 待ちきれなくて」


「旦那さまに甘えられる時間ですもの」


 遠くの方から ガッオゥゥ~~と聞こえると結界外から多くの魔法が飛びちり切り刻まれると迷宮内が静かになるのと同時にフィンとガーナが2人揃ってお漏らしをしてしまっていた。


「ローザ、彼女達に新しい下着も用意してくれ」


「かしこまりました。旦那さま」


「済まない。ローザ」


「今日も旦那さまに身体を洗ってもらいたい物だな」


 一瞬の間にローザとオルガのムチがガーナの首元にあり、


「次に私達の旦那さまに 対して軽々と“ 旦那さま ”などと言ったら 首を切り離すわよ」


「次は容赦無く、殺して差し上げますわ」殺気を込めて告げるのであった。


 2人の殺気に撃たれて朝まで目覚める事が出来ないのであった。ガーナが! 突然の出来事で何も出来なかったのが フィンであり、当然 真横で震える事しかできないのであった。





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