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第55話  予想外



「シズ、結界を展開しろ その間にローザとオルガは、ブリットの用意!アスカは、待機だ」


 シズの行動で分かるように自分達の行動も分かるとランスロットに言われる前から準備をしはじめていた。


「リルとラム、冒険者達を結界内に引き込め、ゴミ掃除の時間だ」


 冒険者達が結界内に引き込まれると突然の出来事に驚くも目の前の魔物達が黒霧へと変わり出す光景が目の前に展開し始めるのであった。


「シズ、彼等に体力と魔力を与えてやれ、アスカは彼等に食事と水分補給だ。ローザとオルガ、問題が無いな!」 言いながら胸の先端部分をランスロットの指で弾いてやるだけで 何故か、やる気に変わるのであった。


 冒険者達が光り輝きだすと体力と魔力が戻るとアスカが彼等の前に魔力水を作り出しながら食事を渡すのであった。


「ありがとう。助かった。処で これは、どうやって飲めばいいのだ」


「好きな様に使って顔を入れてもいいし、手を洗うのにも使えるわよ」



「ミルク、風の刃を付与するぞ! 多いに暴れて来い」


 忽ち、ミルクの姿が変わり神獣だと思えない姿に変わると消えるように走り始めていた。


「ランス、私達は!」


「ランスロットさま、いつでも行けます」


「俺達のブリットに当たるなよ。大地の形を余り変えるなよ。好きな様に遊んで来い」


 ローザとオルガが3つの魔法陣に対して ランスロットは、8つの魔法陣を展開させて容赦ない程に魔力弾を撃ち始めるとリルターナとラムが杖と剣をアイテムバックから取り出しただけで 冒険者達に兵士達までもがラムの持っている剣に震えだしていた。

 そんなこんなで5分程、撃ち捲っていると突然、ランスロットがローザとオルガに尻を叩き、尻を舐めるように触り


「少し休憩だ。アスカと交代しろ」


 その間も周りには、黒い霧が立ち上り彼等の由縁を物語っていた。“ 黒霧 ”



「ランス、戦況はどうなっている?」


「アスカ、目の前から鬼牛が来るから頭だけを飛せ! 後方に5メートルの壁を作れ! 全面を守り切れない。それでいいよな! ローザ、オルガ!」


「できましたら 皮とヒズメだけでも大事に扱って下さい」


「利用価値があります」


「だ、そうだ!」


 アスカが腰にぶら下げている。ハンマーに魔力を込めだすと元の姿になると3トンの重さで3メートルまで大きくなるのであった。そこから更に魔力を注ぎ始めると形が変化をし始めたと思った瞬間、姿が消えたと思ったら鬼牛の頭が飛ぶのと同時に後方にいつの間にか、壁が出来上がりランスロットに抱きついていた。

 本の一瞬の出来事だったのだがランスロット達にとっては、普通でも彼等にとっては、何が起きているのかも分かる範疇でなかった。


「大分、早く動けるようになってきたな! 魔力循環も申し分ない」 言いながらアスカの頭に手を置き、撫でて上げると顔がニヤケルのであった。その後も大地が裂け どれほどの戦況かも分からないまま


「シズ、魔力を貰うぞ!」 言いながら熱いキスをしはじめると 皆に見られていると思いながらシズの頬が赤く染まるとランスロットが消えるのであった。


「もう少し、私とキスをしていてもいいじゃない。リルもラムもまだ大丈夫なのに」


 戦場の中でリルとラムにキスをしている姿を見るのであった。冒険者達に兵士達が! ランスロットとキスが終わるとリルターナは、青色オーラで輝きだし高速移動で狩り取り! ラムは、黒色オーラで輝きだすと彼女の姿を見る事が無くなっていた。ものの数分で戦闘が終わり、ランスロットに抱きついていた。


「それで おっさん達、まだ 休んでいる積もりか。もう戦闘に、復帰できるだろう」


「ランスロットさま、彼等には無理です。殺されに行くだけです」


「あんな物は、アスカに任せればいいのよ」


「もう 戦闘が終わったのだろう。違うのか?」


「おい、あの山 動いていないか?」


「あれって もしかして」


「ギガントタートルとレットドラゴンが残っている。Sランク冒険者なら問題が無いのだろう」


 “ 何があれ? 変な者がカメに乗っているな? ” 隠蔽を使い、スタンアローを飛ばして その者に当たるとすかさず、転移魔法陣を展開させてランスロットの足元に来させると


「何だよ。またしても 魔獣笛かよ。懲りない奴等だよな! 帝国と言う国は」


 “ はぁ~~ それほどまでに彼等に戻って来てもらいたくないわけか! ”

「どう言う意味だ。理解が出来るように説明しろ」


「たまには、自分で考えてみろ それが答えだ。テル!」


「ランスロットさま、我々では無理です。何とかして下さい」


「俺でも無理だよ。俺は、彼女達の尻を触ったり、胸を触るだけの存在なのだから」


 そこに魔石の小山とコボルトやその他諸々たちが落として行った物を出してやると


「おっさん達が掃除した分だ。アイテムバックは、サービスで付けてやる」全てを収納してアイテムバックをガノンに渡すのであった。


「ちょ・ちょっと待って下さい」


「何だ。足らないのか、魔石とかなら構わないが皮や部位だとローザ達が怒るぞ!」


「そうでなくて どうやって集めたのですか。ランスロットさまは、ここから余り動いておりませんよね」


「転移魔法陣を展開させて俺のアイテムボックスに転移させただけだ。当たり前の事だろう」


「その前に転移魔法陣なんて知りませんよ」


「そうなのか、俺達は野菜の収穫に使っているぞ。普通に!」


「えっ? この世界では、あれが普通なのでしょう。違うの?」


「シズ、私達と私達の村ぐらいよ。全てが魔力で行っている村は」


「そうだったのか。凄い世界だなと思っていたのに」


「私とリルなんて良く魔力切れで倒れていたのに シズくらいよ。魔力切れも起こさないで普通に生活ができる人は」



「シズ、結界を展開しながら 魔力防壁を3重に展開してくれレットドラゴンからのブレスが来る」


 防壁が1枚敗れて消えてしまっていたが その間も結界の外では、赤く染まって見えていた。高熱の炎を暴れ回っているみたいに見えたと言う。ブレスが止む事も無い最中


「仕方が無い、仕留めてくる」 ランスロットがその場から消えるとブレスも止むのであった。


「やっぱり私達の旦那さまよね。手際がいいわ」


「1撃よ、1撃!」


 ヒュ~~と音と共にレットドラゴンの頭が落ちて来て 冒険者に兵士達も驚くのであった。結界の真横に落ちて来て冒険者達の目の前に口を開いたままの姿のレットドラゴンの頭が横たわっていた。剣を担いだまま空から降りてくると

「ワリィ~イ ワリィ~イ 拾いきれなかった。問題が無いだろう」 言いながらレットドラゴンの頭が消えるのであった。それと同時にランスロットが担いでいた武器も消えていた。


「あの遅さなら夕方だな! それまで昼寝でもして待つとするか」


 “ 風呂もいいな! 5日も入っていない事だし ”


 ミルクに寄りかかると頭を撫ぜながら寝転がるとすかさず シズとアスカがランスロットの脇を占拠した。ラムは、アスカの胸を枕代わりにランスロット上に寝そべるとリルターナは、シズとラムの間に割り込むようにラムに抱きつくようにしてランスロットの上に寝転がるのであった。


「ちょっと待て やる事があるだろう」


「テル、さっきからお前自身は、何もしていないよな! 口ばかり動かして」


「だったら 俺にも指示を出せよ。お前なら全てが解っているのだろう」


「テルミーナさま、どういう意味なのですか?」


「ランスには、全てが見えているのだ。どのような状況下でも手に取るように分かってしまう存在だ。それが もう1つの能力だ」


「そんな物は、能力でも何でもない。ただの感知魔法やサーチ魔法で解るだけで俺の女達にも感じている事だ」


「えっ? これも普通でない事なの?」


「シズ、これは普通に発動させて置いて構わないわ。私達みたいな子供には必要な物よ」


「いつ、危険が降り注ぐか分からないしね」


「私は、何もしていないよ」


「アスカは、いいのよ。あなたに傷を付けられる人など存在しないのだから ランス以外には無理よ。ラムでも無理じゃない」


「私も傷くらいなら付けられると思う」


「そうかな? こんなにも柔らかいのに」自分自身の胸を揉みながら答えると その場に集まっている男性人達がアスカの胸に目を奪われるとテルミーナがアスカの胸を手で触った途端に殴り飛ばされていた。


「キャッ~~ 勝手に触るな! 私の身体は、旦那さまの物よ」飛ばされたテルミーナを追い駆けて 急いで回復ポーションを飲ませるのであった。デルタが! そんな事もありながらも ランスロット達が寝始めると大人達の会話が始めるのであった。

 未だにギガントタートルが近づいて来ていた。彼等も逃げればいいのだが 彼等が逃げ出せば、その方向に街や村が存在していれば被害を出してしまう為に動く事も許されずに この場に待ち受ける事となった。


「あの子供達は、何者なのですか。先程から聞いているとテルミーナさまは、彼等の事を御存じみたいなのですが?」


「ランスとリルとは、幼馴染だ。彼等も元は、両親が伯爵以上の存在だったから幼少時代から共に勉学に魔法へと共に学んだものだ。

 リルの両親は、辺境伯領の領主だ。ランスに関してならお前達も王都に住んでいるから知っていると思うが エリザベス様の子供だ。バカな父親が存在していたが今頃は、何をしている事やら?」


「エリザベス様って もしかして女帝様の事ですか? 俺達も女帝様の傘下の1つです」


「なら 分かると思うが あの一族は、先見の眼を持っているのだ。どんな場所であっても状況判断に状況確認、市場調査なども得意としており、周りの国々の物量まで調査している。それが表だけでなく裏事情まで知り尽くしていて国でも最高権力者の1人だったのだが突然、伯爵家を捨てて男爵家にまで落ちてしまわれて 今現在! ・・・ 」


「テルミーナさま、話がそれております。愚痴もその辺りにして置いてください」


「デルタ済まん! あの親子の事を考えだすと頭を抱えてしまうのだ」


「もしかして あの子供達の中に聖女様もおられるのですか?」


「さっき! ランスの右脇で寝ていたのがシズさまだ。くれぐれも彼女だけは、怒らせるなよ。もし また称号を変えられてしまったら飛んでも無い事だからな!

 今回の事だって指を鳴らしただけで この国の国民すべての称号を変えてしまわれたのだからな! くれぐれも彼女だけは、扱い方だけは間違えないでくれ頼む」




 炎帝に氷花にブラックバードの面々も思っていた。そんな簡単に称号を変える事が可能なのかと? もし 彼女を怒らせたら簡単に奴隷も考えられると思うのであった。



「処でギガントタートルを我々だけで倒す事が可能ですか?」


「無理だ。あんなにも大きい物をどうやって倒すと言う事が可能なのかも分からん」


「我々がギガントタートルに食べられれば周りに街や村が助かるのでしょうか?」


「それも無理だろう。最後まで抵抗して死のうではないか! 頼む、俺達と死んでくれ!」


「喜んでお供します」




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