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第51話  一時のやすらぎ

 

「シズから教わった。“ パンケーキ ”食べてみて 私達の身体は、旦那さまの物だから触らせないけどね」

「毎晩、逝かせてもらっているわ」


 ローザとオルガが彼等の耳を触って囁いただけで“ うっ! ” 悲鳴を上げながら逝ってしまっていた。


「ローザとオルガ、大人をからかう物でないわよ」

 ラムの風魔法で香りを飛ばすと


「だって 子供で逝くなんて面白いでしょう」


「まだ 何も使っていないのに」


 彼等の腰がガクガクしはじめると

「シズ、彼等を治して上げて話が進まない」

 シズが指を弾くと“ パッチン ” 完全回復をするのであった。


「個性豊かな奥様候補ですね。ランスロット様」

 “ 所謂、無敵な存在だ。何に対しても ”


「もし 話の続きをしたいのであるならば、明日にしてもらえませんか。日も沈んで来た物で あなた方も王都に帰られるのであるならばお早めに帰られた方がいいと思います」


「そうですね。明日もお話をしてもらえますか」


「明日の午前中は、農作業をしたいと思っておりますので昼からになりますが構いませんか」


「それで構いません。よろしくお願いします」


「では、明日、お待ちしております」



 奴隷商人と連れの方々が立ち上がり王都に戻ろうとすると

「旦那さま、少々 王都で買い物をして来ますので彼等を王都に連れて行きますが構いませんか」


「ついでに ローザとオルガの裁縫道具も買って来てやってくれ ラム!」


 彼等の中心に立つと「行ってまいります」足元に魔法陣を展開させるとラムが消えた。突然の出来事に いままでランスロットと話をしていたのにいつの間にか、ギルガイア大国の王都前にきていた。目の前には、王都の城門が見えていた。

 彼等は、周りをキョロキョロしはじめると


「ラムさま、もしかして王都の前ですか?」


「帰られるのでしょう。王都についでです」


「何をすれば、そんな事ができるのですか」


「普通の転移魔法です」“ はぁ~~ どうして こんな奴が王都の前にいるのよ ”

 転移魔法と聞くと突然に嬉しがり抱き合っていた。ラムには、意味が解らない出来事が目の前で行われている。


「凄い! 凄い!です。転移魔法は、神話の事かと思っておりましたが まさか!自分が体験できるなどと思ってもおりませんでした」


「うぉ~~」と連呼して男同士で抱き合っていた。


「そろそろ行きませんか。王城の前に嫌いな奴がいるので 出来れば私を守って下さい」


 ラムの提案に突然に顔付きが変わると

「任せてください。私達がラムさまを守らせてください」


 ドット・ライズが生き込むと他の方々まで守る積もりでいた。城門を潜ると1人の男性が待ち受けており、すかさずラムが後ろに隠れるも見付かるのであった。当然のようにラムが見えないように壁になるも足元を見れば誰にでも明白であった。


「おいっ! 貴様等! その女を置いていけ、出て来いよ。ラム!」


「どういった御用件ですかな? この子は、あなた様を嫌っておりますが」


「貴様には、関係が無い事だ。さっさと立ち去れ」テルミーナが片手を上げると“ ガシャガシャ ”とフルメタルの鎧を着た兵士達に取り囲まれていた。


「はぁ~~ 相変わらず、ゴミ虫ね! どこから湧いて来るのかしら」


「ラムさま、この御方様は どちら様なのですか?」


「ただのゴミよ!」


「俺にそんな事が言えるのは、お前達だけだからな! 俺の名は、テルミーナ・K・ギルガイアだ! この国で第3王子を務めている。憶えて置け」


 ラムにとっては、そんな名だったなぁ~と思うのであったが 彼等にとっては、雲の上の存在が目の前に現れてしまっていた為に顔付きが段々と青白くなるのであった。


「それで ゴミ虫君が私に何用ですか?」


「ラムさま、その様な振る舞いは死罪になってしまいます」震えた声でラムに教えるのであった。


「それとも!」ラムの気質が変わると


「まて 落ち着け! 俺達に勝ち目がない事は分かっている。落ち着いてくれ頼む」


「どうせ 使えない王子や兵士など要らない存在でしょう」



 ラムの気質が変わっただけで 兵士達が身構えるのであった。



「本当に使徒様が存在しているのか?」


「それが何か?」


「王城にお呼びする事は、可能だろうか?」


「無理ね。諦めなさい」


「神獣様も存在していると聞いたのだが?」


「それで!」


「本当の事だったのか。それも無理なのか」


「この国に使徒様が現れた意味を知る事から始めなさい。それとあなたの力で4人を学園に入学させてほしいわ。出来るわよね」


「もしかして その中には、使徒様の存在も入っているのか?」


「それと使徒様で無く 聖女様とお呼びなさい。彼女に嫌われるわよ。それでもいいの!」


「分かった。ラム!」


「分かりました。でしょう、言葉使いには気を付けなさい」


「分かりました。ラム!」 言いかえるとラムの周りの男性達が驚くのであった。当然、未だに震えているのだが


「もう いいわね。道を開けなさい」



 ラムが歩きだすと自然と道が出来上がり 兵士達が直立不動になるのであった。その後ろから ドット・ライズ達が付いて来るのであった。



「ちょ・ちょっと待ってくれ ラム!」


「何!」


「学園でなら 聖女様に逢えるのか」


「それと言っておきますが 今回の4人と私とリルもだけどランスロットさまの嫁に成りました。これは、転生神ティラミスさまも御認めになられております。その意味も解るわよね」


「それに対して ランスは!」

 何も言わないで立ち去るのであった。ラム達の姿が見えなくなると途端に兵士達が座り込んでしまっていた。彼等にとっては、戦場で戦うより以上に緊張をしたようだった。その為、ラムの姿が見えなくなると全身で震える兵士も現る程であった。


「デルタ、ラムのレベルを見たか!」


「本当の事なのでしょうか。初代国王様よりもレベルが上でした」


「ラムのレベルを見る限り リルのレベルも上がっていると思う。それと4人も同じなのだろうよ。本当に末恐ろしい存在を作ってくれた物だ。ランスは!」



 翌朝、陽が昇る前には ランスが起きだすといつもの様にアスカの胸を舐めて リルとラムの胸を揉みながらシズの耳に息を吹きかけるとローザとオルガも目覚めるのであった。当然のようにシズのお尻を舐めだすのでもあった。

 今日は、久し振りの畑仕事だと思い気分もいい事から ツイツイ!ランスがリルから始まり、ラム、アスカ、シズ、ローザ、オルガと皆に朝から目覚めのキスをしてやると“ おかわり ”更なる要求をさせられるのであったが逃げ出していた。


 さっさと朝食を済ませるとラムは、村全体に魔力水を撒き散らして農作物の育成を促し、リルは、飛び回って雑草を焼き殺していた根ごと! その光景は、シズが知っている農作業と違う物であった。

 一通りの事が終わるとランスの元に戻って来る頃には、ランスもシズ達に魔法陣の事を教えており、転移魔法陣の仕組みも教え終わっていた。物分かりが早くて助かると思うのでもあった。陽が高くなる頃まで行われるのであるが その間もリルが農作物を食べながら行っていると皆も同じ様にしながら行うのだが その美味しさに歯止めが付けられなくなるのであった。


「食べる事は、構わないが 手も動かしてくれ」


「ランス、何なの?この野菜は、街で食べてきた野菜と違いすぎるわ」


「旦那さま、本当に美味しいです。私、これだけでも生活できます」


「創作意欲が湧いてきたぁ~~」


「今なら何でも作れる気になって来たわ」


「私達の野菜を食べると街の野菜は、なんなのって思うでしょう」


「この村全体がこんな感じかな! 大きさだけは、私達の方が大きいけど」


「当座の野菜は、確保したし リルとラムでシズとアスカに農作業の仕方を教えてやってくれ それとローザとオルガ達は、自分達の趣味をしても構わないから」


「本当ですか。陽も高い内から服を作ってもいいのですか」


「ありがとうございます。旦那さま」


「ランスは、どうするの?」


「ランスロットさまには、1人になる時間も必要なのです」


「その分、幾らでも甘えられるわ。その時間を作って上げれば」


「悪いな! シズ、アスカ、俺にも1人になる時間を貰えないか。色々とやりたい事もあるからな」


「何処にもいかないでよ。近くにいてよね」


「どうしたのよ。シズ! 可笑しな事を言わないで」


「だって 今日は、目覚めと共にキスをしてくれたのよ。少しは心配になるでしょうに!」

 “ 私だけ 朝から上から下まで攻められてしまっては、何も出来ないわ。されるがまま ”


「それは、悪かったな! 明日からは、いままで通りだから」


「ちょっと待って それなら毎日、行なってよ。目覚めのキスを!」


「リル! ナイス! ランスロットさまには、その権利が十分にあると思うのです。私達の旦那様なのですから」


「そうよね。旦那様なのだから毎日してくれてもいいわよね。どうせなら寝る時もしてくれると嬉しいわ」



 “ ちょっと待ってくれよ。話が進み出していないか ”


 “ 私の胸を舐めるだけでも嬉しいのに 更にキスまでしてもらえるの ”


 “ 朝からディープなキスを堪能できるのかしら ”


 “ 唾液と唾液が絡み合うキスも堪らないわね ”


 “ 朝から最後まで行けたりしないかしら ”



「シズ、それは無理だ。その前に全員寝ているだろう。疲れ切って」


 ランスロットがミルクに寄りかかるとリルとラムが自然とランスの手を取り自分自身の胸に手を添え出しただけで安心して寝息を立ててしまうし、シズもランスロットの心臓の鼓動を聞いているだけで寝てしまっていた。アスカは、何も気にしないでランスロットの顔に自分自身の胸を押しつけただけで気が収まり ローザとオルガもまた ランスロットの1部を触るだけで嬉しくて寝れるのであった。ミルクもまた皆がいるだけで安心して寝る事が出来ていた。ランスのみが毎日の苦行であった。


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