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第47話  異世界の使徒


「何か、お困りの様ですが如何致します。話も一段落しましたか」


「ラムさま、チロロ姫は無事ですか」


「時間の無駄、それで!」


「お助け願えませんか。我等と国を!」


「シズ、出番です」


 次元の隙間からシズが現れると


「はぁ~~本当にやらないとイケないの! 幼気な少女に」


「1回でいいわよ。残りは 私とラムで倒してあげる」


「リルの極炎爆裂魔法と私の黒閻爆裂魔法で倒しきってやるわ」


「私も聖女を名乗るのだから この位は、やって置かないといけないのよね。仕方が無いから頑張ってみる」



 前回と違い今回はレベルも上がった性か、シズが静に目を閉じ 御祈りの姿勢をしただけで穂のかに金色に光り輝いた途端に シズを中心に光の輪が拡がるのであった。それは、シズの心臓の鼓動とも取れるほどに! 生きている者にとっては何も害が無くても アンデット達が光に触れただけで 黒霧に変わるのであった。当然のようにケガをしている者に対しては、キズも癒されるのであった。


 前回は、光の矛差しが空に上がったが 今回は、縦横無尽に3キロ圏内のアンデット達を葬り出してしまった。そこかしこで黒霧が空へと立ち上って行くと静かに消えるのであった。

 その後、急激なレベルアップの為に極度の嘔吐に襲われる事となるのだが すかさず、ランスロットの手とシズの口の中心に魔法陣を展開して 何処か別の場所にシズの七色の遺物を転移させてしまった。当然のように アスカは、シズの背中を差すっている。



「アスカ、もう少しシズの背中を差すって上げて 俺もリル達と共に行ってくる」


「な・何ですと ランスロットさまが私達と来てくれるのですか」途端にラムがランスロットの右手を持つと自分の身体ごとランスロットの懐に入り、右手を自分自身の右胸に添えだした。


「これで完璧! リルは、どうするの?」


「当然、私もラムと同じ行為をするわよ」ランスロットの左側を占拠して 自分自身の左胸に左手を添えるのであった。


 “ 何か、美味しい処をラムに持って行かれた気分 ”


 “ こんな格好で戦闘を行うのか? 右にラムの胸、左にリルの胸、普通にして欲しい ”


「この様な状態ならば、私とオルガも旦那さまの足にしがみ付いても構いませんよね」


「股間の一物も銜えさせて下さい」


 “ 懲りずに また この展開か! ”


 ランスロットから 2人の頭に一撃を落とすと


「それは、ただの暴力です。ランスロットさま」


「私達は、別を要求します」


 “ へぇ! 展開が変わった ”


 リル達の胸に置かれていた手を解き、2人の胸に手を添えだすと周りを擦りながら中心部分を弾いただけで“ アァ~~ン ”と 言いだした。


「おとなしく、シズとアスカを護衛しております」


「その後も またの機会にお願いします」


 “ コイツ等に一般常識は、皆無だな ”


 途端にリルとラムがランスロットの懐に忍び込み、自分達の胸に手を添えだした。


「これで完璧、掃除の時間です」


「ローザとオルガ、シズ達をお願いね」


「かしこまりました。リルターナさま」


「いってらっしゃいませ。リルターナさま」


 2人は、今までの出来事がなかったかのようにして スカートの襟を持ってお辞儀をするのであった。


 “ はぁ~~ 疲れる ”



 ランスロット達が浮遊して 空中を歩き始めるとオーガの里の者達が見つめる最中、リルターナが杖を取り出しただけで歓声が上がるも ラムが剣を取り出しただけで強靭なオーガ達も震えだしていた。ランスロットに対して 右側が黒に染まり、左が白に染まるのであった。


 2人の真上に黒と赤の炎が燃え上がると浮遊している魔力まで吸い取り出して更に大きくなってくると更に魔力を注ぎだすとランスロットが2人の魔法に対して違う魔法を発動をされると大きな竜巻が出来上がると それに伴いイカズチが立ち込めと同時に2人の顔色が変わるのであった。


 極大2大魔法が発動をし、それに伴いランスロットが暴風魔法も乗せだし2人の魔法に風の勢いを付けるのであった。


 そのまま、木々を薙ぎ倒しながら大地までえぐり出しアンデット達が自然と黒霧へと変貌していった。1体のみを残して 数万のアンデットも残り僅かになり、リルとラムの魔力もランスロットにより 回復をしはじめるのであった。


 “ ランスの魔力が私の中にも流れ込んできて ・・・ ”


 “ あっ~~ランスロットさまの魔力が ・・・ ”


 2人がそんな事を思っている最中にも 身体が高揚するのであった。



「不味いわ。アスカ! 私達もランスの応援に行くわよ。今度は、アスカの番だからね」


「えっ? ・・ うん!」


「それでは、私とオルガもお供します」


「シズさま、どちらに行かれるのですか?」


「ミカゲさん! ランスの処に行ってきます。いままでアンデットに気を取られて気が付きませんでしたが とんでもない伏兵が隠れておりました。極大魔法を受けても無傷の者が残されております」


「私とオルガでは、無理でもアスカなら1撃で終わらせられる」


「私達の魔力も使ってもらわないといけませんわ」


「そうなの? それでも旦那さまがいるのなら 問題がないと思うよ」


「アスカ、いいのかしら? あなただけ 何もされていないわよ。今回の件で」


「旦那さまとみんなが無事なら 私から催促はしないわ! ローザやオルガが羨ましい時もあるけど」


「あんたって子は!」


「「いつでも応援するわよ。アスカ!」」


「それでは、旦那さんの処に行きませんか。そうそう! カグラさん、ミカゲさん、オーガの方々に例の件、お願いしておいて下さい」


「あれって 本気だったのですか?」


「それでしたら私も参加してみたいです。色々と試したいので」


「へっ! シズさまも? 一応、聞いておきます」


「頼みましたよ」



 シズ達が浮遊して ランスロット達の方へと飛んで行ってしまうと オーガの爺と言われている方がカグラに聞いてきた。


「例の件とは、何の事ですか?」


「彼等は、強靭なオーガと戦闘訓練をしてみたいのですが 私とミカゲでは、手玉に取られそうなのでお願いしたい」


「カグラさまやミカゲさまが敵わないのなら 俺達が束で戦っても勝てませんって」


「彼等は、知らないのだ。オーガよりもジャイアント族の方が強い事を」


「それに遊び感覚でやっている事なのだが 私とカグラには、何も見えない事をやっている」


「何も見えないのか? あれは、魔弾を飛ばして相手に当てる遊びだと言っていたよ。魔力変化と魔力操作の遊びだと」


「チロロ姫には、見えるのですか?」


「あれが?」


「旦那さんとラムとシズだけが残ると私にも見えないけど 魔力の流れだけは、はっきりと見えるし感じるわ」


「それは、さておき! 彼等の要望を叶えてもらえないか。長老よ」


「そんな事で里を守ってもらえるのであるならば、幾らでも協力しますが 本当に我々でいいのですか?」


「旦那さんは、暇潰し程度にしか思っていないと思う。けど 痛い思いをするのは、長老たちの方だと思う。シズさまが回復してくれるから心配しないで」


「はぁ~~わかりました」



 そんな事を彼等が話している最中にも ランスロット達の目の前に 1人の魔人が立っていた。



「ゴミ掃除には、十分だった。けど」


「雑魚は、いいとしても! 彼は、どうしましょう」



「どちら様ですかな? オーガには、見えないのですが?」


「平凡な子供です」


「御冗談を! 私は、ノーランキング(不死身のアンデット)の使徒、カミキュラと申します。あなた様は、どちら様ですか?」


「俺の名は、ランスロットです。右がラムで左がリルです。2人とも嫁候補たちです」


「ちょっとランス! 学園にいないのだから 私達の事は、嫁として紹介してよ」


「当たり前です。ランスロットさまの義務です」


「もしかして 後から来る方々もあなた様のお嫁さんですか?」


「このまま逃げてもらう訳には、行きませんかねぇ~! カミキュラさん」


「私も逃げたいと思っておりますが 後から来る方は、そう思っていないみたいです。それに ・・ 」


「私もイヤ! このままだと私は7号さんのままになっちゃう。数字を変えたい」


「同感です。私も8号さんのままは、イヤですね」


「また とんでもない方々を奥様にしておりますね。あなた様は!」


「これ以上に奥さんを増やしたくないので誰か貰ってもらえませんか」


「また また 御冗談を!」


「アスカ! ストッ~~プ」





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