第2話 班分け
そんな事を言われながらもランスロットが学園に通うのであった。学園では、冒険科に入り、A、B、Cとランク付けられており ここではBランクのクラスに入るのであった。1クラスが30人体制で クラス編成も無いままに5年間を同じクラス、同じ班で暮らすのであった。殆どの人達は顔馴染の中、ランスロットは1人 外を眺めるのであった。そんな最中にも班が出来上がって来ると
勇者の称号を持つ男性と賢者の称号を持つ女性が残ると領民の娘の猫族の少女とランスロットが残るのであった。担任が勝手に5人編成にした為にランスロットは、その中に組み込まれてしまっていた。学園内では、貴族階級は関係が無いと言っても そこはやはり子供の集まりであった。子供の貴族階級は、気にするのであった。
賢者 ・・・ リルターナ・フォンフォード次女、辺境伯爵家
勇者 ・・・ ガンザ・リホレコ長男、男爵家
領民 ・・・ クルミ・レコード次女、子爵家
領民 ・・・ ニーナ・デブザイヤー次女、子爵家
村人 ・・・ ランスロット・ゴアボイア5男、伯爵家
冒険科以外には、貴族科、魔法科、錬金術師科があり、特に貴族科など特殊で国が求めるだけの人材を確保する場所でもあった。その為、学園を卒業と共に貴族の位と仕事が待っているのであった。殆どの者が 王族や伯爵家の者達で 幼少時代から学園で習う事を学園に入学をする前に終わらせており、学園内では更なる上の勉学に励むのであった。
魔法科は、無詠唱ができるようになれば、5年間が遊んで暮らせる程に魔法を覚えればいいだけのクラスであり、最悪だったのが錬金術師科であった。5年間で卒業ができない生徒が続出するほどだった為に クラス編成が行われ、薬師科、魔法陣科、補助魔法科に分類されるようになるのだが 留年を余儀なくされて退学になる生徒が多く見られるのであった。そんな中でも5年間で卒業ができる生徒のみが貴族の位まで取ってしまう者まで現れるのであった。
ギルガイア大国では、貴族になってしまえば遊んでいても一生涯生活に困る事も無く、国が面倒を見てくれて給金を払ってくれるのだが簡単に落ちてしまう事も合った。王族と伯爵以外は、子爵、男爵、準男爵となり それ以降は、商人や領民となるのであった。
商人ならば、金貨10枚程度の稼ぎになるのだが 領民にまで落ちてしまうと金貨3~5枚程度で毎月を暮らさないとイケなかった為に離縁するものが多く見られていた。そんな事もありながら 俺の父親も今現在、危ない位置に立たされていた。もし 母親と離縁してしまうと男爵もしくは、準男爵にまで落ちてしまい。数年後には、領民までに至るかもしれない立場に立たされていた。俺の為に
この物語の主人公。ランスロット・ゴアボイアは、地球と言う星に生まれて 神の手違いで本来ならば、海に落ちる筈だった隕石が 御剣 大河に直撃してしまい死に至らしめてしまった為に異世界に転生をするのであった。この世界でも普通の暮らしをしており、高校、大学と普通に暮らして 普通に就職を遂げて 実家に帰る最中に隕石に直面してしまい。異世界転生をする事となったのだが 神様との話し合いの中でも普通でいいと言ったのだが聞き入れてもらえずに神々の加護までもらってしまい。称号には、村人にして欲しいとまで神にお願いしていたのだ。最低でもここだけは、引き受けてもらい。今現在である。
御剣だからって 何でまた“ ランス ”かな? 余り変わり映えが無いじゃないか。どう言う名前設定なのか知りたいよ。ほんと! そんなボヤキもありながら学園生活が始まるのであった。この4人の中に1人だけ 知りえる者がいた。
そして この班のリーダーがリルターナになったのであった。それに反対するのが1人、勇者の称号を持つ彼だけが俺が勇者なのだから 勇者が持つべきだと1人奮闘するものの女性3人に勝てる訳も無く、撃沈していた。
村人の称号を持つ、ランスロットが彼等の荷物を持つ毎日を送るのであった。彼等もランスロットが伯爵家と知らずにその様な対応をするのであった。ガンザ、クルミ、ニーナは、ゴアボイア伯爵家の傘下に入っている。貴族達であって彼等が知る由もなかった。リルターナのみがランスロットの素性を知っており、貴族達による集まりで数回あった事があるのだ。そして リルターナの初恋の相手でもあった。
王都に友達もいなかった時にランスロットと知り合い、親たちの集まりの際には いつもランスロットの後に付いて色々と教わっていた。魔法の事や薬の知識をそんな時から ランスロットは、魔法も扱えて薬の知識も豊富な少年時期を送るのであった。
リルターナは少し離れて ランスロットの後ろを歩くのであった。周りを気にしながらも
そんなある日、ランスロットと2人きりになる機会があった時に リルターナがランスロットに聞いてきた。
「ランスロットさま、どうして 本来の事を言わないのですか」
「僕は、今現在 親から勘当をされているのです。称号も加護も持たない僕の事を要らないみたいなので家の事は、黙っておいて下さい。お願いします。リルターナお嬢様」
「ランスロットさまなら 私など足元にも及ばない程の魔法の知識を持っていると言うのに それに魔力もお持ちですよね」
「魔力と称号、加護は、関係が無い国なのです。この国では、この国を創られた。異世界からの勇者様の意思が1番大事なのです」
「ですが!」
「皆様方が参りますので話は、ここまでに致しましょう」
リルターナは、急に何を言っているのかが分からないでいたが 数分後に同じ班の方々が訪れて確信した。今でも昔と変わらずに全てを把握する方だと そして 正確な答えも出してくれるとその証拠にランスロットのテストは常に70点で実技に関しても いつも平均点のちょっと上を行っているだけだった。
夏の長期の休み明けには、ガンザ、クルミ、ニーナの対応が変わっていたのだ。ランスロットの素性がバレタのであった。ゴアボイア伯爵家の傘下の貴族達にとって その伯爵家の坊ちゃんに荷物を持たせると言う事は、貴族剥奪も在り得ると言う事だった。当然、ガンザの家の男爵家はお取り潰しとなってしまい。準男爵からの始まるのであり、賃金も半分にさせられてしまっていた。商人と変わらない金額を貰うのであった。
レコード子爵家も男爵家に落ち、デブザイヤー子爵家も男爵家に落ちてしまい。その後釜にグレイの長男がその領土の領主となり デブザイヤー男爵家が補佐役に任命されるのであった。当然のように賃金が半分に成り、今までの生活を送るだけのゆとりが無くなるのであった。
その辺りの事を告げ口していたのがリルターナで エリザベス様に教えていた。このままでは、ランスロットさまが可哀想だと 当然、学園内の事まで気に擦る様な女帝でないのだが さすがに自分の子供が配下の者共の子供の荷物持ちをさせられていては、腹の虫が収まらず、彼等の爵位を落とし、長男に領民の暮らしを覚えさせる為に領土を与えたまでだった。
「あなた様は、俺達があなた様の傘下の貴族だと知っていたのですか?」
「はい! 知っていましたが この国では、勇者や賢者、英雄様が偉くて 村人の僕など、足元にも及ばない事も知っております。それに学園内では、貴族の位など関係がございません。ですので 僕があなた方の荷物を持つ事が普通であって当たり前の事なのです」
「だったら どうして 最初に教えてくれなかったのだ」
「もし 話したとしても信じなかったと思いまして話しませんでした。その証拠に未だに僕の称号は、村人のままです」
「全てがばれてしまいましたので話して置きますが 私が魔法を扱えるようになったキッカケは、ランスロットさまに幼少時代からの手ほどきで魔法が扱えるようになったし、私の両親達もまたランスロットさまに感謝をしております」
「リルターナさまは、ランスロットさまの事をご存知だったのですか?」
「私達、伯爵家や王族たちは、横のつながりを大事にいたします。もしもの時以外は、ランスロットさまが何も言わないのであるならば、私は見守る事にしておりました。
この国の第3王子様でテルミーナさまや第2王女様のマスカレードさまも心配しておりました」
3人からすれば、リルターナが名を上げた人物など雲の上の存在達で会う事も許されなかった存在だ。