第19話 進化後にオークジェネラルに変貌
2人がオーク肉を堪能している最中に また 肉を切り出すのであった。そんな最中、ルドルフさんとプリントンおじさん、それにガルムお父さんまでもが近づいてきて
「ランスロット、攻撃をしなくていいのか?」
「今の状態では、何をやっても無駄です。オークキングの周りには、防御魔法結界が張られており、多分ですが進化の最中かと思われます。魔物とは、進化をする生き物なのですね」
僕も村人から 領民に進化をしてみたいモノです。その間もランスロットの手が休む事も無く、肉を切り、鉄網の上に肉が運ばれて塩を振り掛け、2人仲良く裏返しをして また 塩を振り掛けると2人の口の中に肉が運び込まれるのであった。
「それで何か、対策を考えているのか?」
「対策と言われましても何も考えていないと言った方が正しいかと思います。僕達は、初めてオークとの戦闘をするのですから 何も情報を持っておりません。
ですので 無理です」
「ルドルフ、何か 案が見当たらないか?」
「プリントンの旦那! 1、冒険者にオークキングの進化後などとの戦闘経験があると思いますか。あったとしても死でますよ。そんな事よりも逃げ出した方がいいかと思います。今の内に」
「僕も今の内に逃げた方がいいと思います。時間は、稼ぎますのでお逃げ下さい」
リルターナの家族達と騎馬隊、商隊と冒険者の方々が逃げ出してくれたおかげで この辺りが静かになったのだが何故か、防御魔法結界の中から僕達を監視するようになっていた。まだ 進化の最中なのか、なかなか出て来ないのだが進化後の姿が人型に成っており、体力と魔力が低下していた。スキルに高速再生が付与されていた。こんなバケモノ?どうやって倒せばいいのか?分からない。
“ 何なのコイツ等は、明らかに人型の子供だと思うのだけど!
人族に魔族ですって可笑しな組み合わせだな! 我の事を分かっていて攻撃をして来ないとは、普通の人間でないのだろう。
何故だ ・・・ ティラミス神が使用する武器が どうして地上にある。明らかに可笑しいだろう。それにどうして魔王剣がここに存在をしていると言うのだ。あの魔族に扱える武器では無いだろう。我でも不可能な事を“ あれ(ラム) ”は、扱えると言うのか。
もう1人の人族は、明らかに我を観察しておる。アヤツからは何も感じないが何かがおかしい?が 今の我でも彼等と戦っても十分に勝てるだろう。身体が半壊するかも知れないが スキルのお陰で十分に勝利があるに等しい “
オークキングの進化後が“ オークジェネラル ”魔王亜種を持ってこの地上に降り立った。そして結界内から出て来ており、ランスロット達の目の前までやって来ていた。
3人仲良く、オーク肉を堪能している最中だった。
「そんな状態で僕達に勝てるとでも思ったのですか」
「肉食べる。美味しいよ。 ・・・ そっか!生肉しか食べないよね。魔物は」
「さっさと体力と魔力を回復して下さい。その様な状態では、おもしろくありません。戦闘を楽しむ事ができません」
「我を目の前にして まだ 食べ続ける積もりか」と 言いつつオークジェネラルの左腕が地上に落ちると“ ギャッ~~アア~~わ・我の左腕が~~ ”と 五月蠅く騒ぎだしていた。
「魔力感知まで落ちてしまって 今すぐに再生して下さい」
リルターナによる。エアーカッターでオークジェネラルの左腕を切り落としてみた。どうせ回復するから問題がないだろうと言う事だと思う。
スカスカの魔力で左腕を再生すると粗い息使いで こちらを睨みつけだした。
「更に魔力が減っちゃたね。生肉食べる。あとは、野菜しかないけど食べないよね」
「この者に肉を食べさせる事は反対です。生野菜でも食べさせます。十分に魔力を回復が出来るでしょう」と 言いつつ、丸々と丸くなっている。キャベツをオークジェネラルに手渡した。
オークジェネラルは、サッカーボールのように丸くなっているキャベツを鑑定する事も無く、魔力を感じるとカブリ付いた。そして驚く事に魔力が回復するのであった。
「な・何? わ・我の魔力が回復をしたぞ! それも驚きだが 何と瑞々しい食べ物なのだ。この世界には、これ程に美味しく魔力まで回復する食べ物が存在をしているのか」
その後もラムから キャベツを渡されると物凄い勢いで食べつくされて魔力を回復すると自分自身で回復を行い、体力まで回復をするのであった。最後だと言われて違う野菜を出されて戸惑いながらもカブリ付くと涙を流しながら食べ始めていた。そして 体力と魔力が完全に回復をすると
「ソロソロ始めましょうか。体力も魔力も回復をしたみたいなので」
「ウフフ~~ 面白くなりそう」
「これできっと楽しい戦闘が出来ますね」
「貴様等は、恐くないのか。自分自身が死ぬのかも知れないのだぞ!」
ランスロットの後ろに大きな魔法陣が出来上がると浮遊している魔力を集めだし体内に貯め込み始めていた。そして リルターナの腰を触り、右脇腹からお腹を触ると ラムにも同じ様に左脇腹からお腹を触り出すと“ ポッコリ ”としているお腹を擦るのであった。
「2人とたくさん食べたみたいだね。身体の体型が少し変化をしているよ」と 言いつつも2人に対して大量の魔力を注ぎ始めていた。膨大な魔力をリルターナは、杖に! ラムは、剣に注ぎだすと
リルターナの“ 賢者の杖 ”は、光り輝きながら段々と下の方から放電を始め出すのであった。ラムの剣、破邪の剣も黒く漆黒を纏いだし、黒いイカヅチを纏いながら燃え出し始めるのであった。
その光景は、オークジェネラルを十分に驚かせるのであった。
“ ちょ・ちょっと待ってくれ何なのだ。どうして地上に存在をしている。ティラミス神の武器がこの地上に存在をしている。本人自身なのか? この子娘は、魔族の中でも低俗の値に存在をしている。サキュバスだろうに魔力は持っていても使い方も録に出来ない最低な魔人の筈なのだが どうして 黒龍魔王神の武器を持っている。
我が魔王に成ったとしても 武器を持つ事もできない筈だ。それが どうして 半人前の魔人如きが手に持ち、自分自身の身体の一部として存在が出来ると言う事なのだ。
存在自体は、この地上に存在している事は知ってはいたのだが ま・まさか それを扱えるのか? ブルームバスターソード、別名 魂界 生き物全ての命を食べ尽す、暴食魔王神の武器を膨大な魔力を与えても満タンになる事を知らない剣 “
と オークジェネラルが1人で感想に浸っている間に リルターナの賢者の杖とラムの破邪の剣がフル満タンになっており、リルターナの賢者の杖は、白く輝きながら放電をしはじめてバチバチと音まで出し始めて ラムも同様で剣の長さが2倍に成っており、漆黒の炎を纏うのであった。そして 2人は、ランスロットの肩に頭を置き、とても幸せそう顔でお腹を擦られるのであった。
“ 何て幸せな時間なのかしら この時間が続く事を願いたい ”
“ ランスロットさまが私の身体の一部を触って下さっている。それだけでも幸せなのに 在ろう事か、ランスロットさまの肩にまで私の頭を置いても何も言わないでされるがままに 私の意思を尊重してくれて 私の可愛い武器にまで魔力を与えてくれるなど な・なんと勿体ない事なのかしら この幸せな時間が続きますように ”
「ソロソロ始めようか。オークジェネラルもそんな雰囲気になったみたいだし」
2人にとって 幸せな時間を奪われたみたいに急に殺気が溢れだしていた。
「「よくも私達の幸せ場時間を奪ってくれたわね。簡単に死ねるなど思わない事よ」」と 言いつつ!
ランスロットが武器を取り出しただけで 更にランスロットの後ろに魔法陣が浮かび上がると いままで溜め込んでいた魔力をブルームバスターソードに注ぎだしただけで オークジェネラルは、全身を震わせながら大粒の汗をかき始めていた。確実に死を見るように自分自身の命まで食べられてしまう事を自覚するのであった。そして
土下座をして命乞いをするのであった。




