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第12話  賢者の杖と破邪の剣


「お腹が空いたぁ~ ランス! ここは、何処?」


「ここは、何処ですか。ランスロットさま?」


「何を言っているの! 先程まで戦闘を行っていたでしょう。その後、2人仲良く魔力を失って倒れてしまったから 僕が変わりに宝箱から君達の武器になるもの 契約を行って置いたから気が付いていないの?」


 彼女達は、5時間もの間、寝ていたとは露知らずに ここは、迷宮の最下層にいる事も分からないでいた。迷宮内にいた事で時間の流れまでは、理解する事も無くお腹が減るまで寝ていたみたいだった。


「これが私の杖なの? 白くて綺麗な杖」


「私のも黒くて可愛いです。剣の部分に何かの模様が出ていますが気にしません。私に似合うと思います」


「良かったよ。リルの杖は、“ 賢者の杖 ”で ラムの剣は、“ 破邪の剣 ”両方とも“ 神器 ”だから大事に使って」



 神器 ・・・ 神々が創りし武器、契約が成功をするならば、誰にでも扱える武器の1つとされていた。但し、失敗をしたら死が待っている。



 2人して放心状態に陥ってしまっている。ま・まさか自分自身が神器を扱えるなどと思ってもしなかったからだ。文献の中や絵物語での話だと思っていただけに 2人が固まるに十分だったみたいだ。彼女達が元に戻るまでに 時間が流れるのであったがリルの腹が耐えられなくなり 2人仲良く気が付くのであった。“ お腹が空いた ”と


 その後、3人仲良くお昼ご飯になるもののお腹の空き具合が尋常で無く、2人がとんでも無い程の食事量に成っていた。その間、ランスロットが彼女達にために食事を作るのであった。食事が終わり、お風呂になるのだがそこでも2人にせがまれて一緒にお風呂に浸かり、2人の身体まで洗ってやり就寝となった。寝る時までランスロットと抱きついていた。2人仲良くランスロットに抱きついて寝るのであった。


 翌朝、気が付くと壁かと思っていた物がモスの角だと思うまでに時間が係るのであった。そのモスの角もランスロットのアイテムボックスに閉まって宝箱までしまうのであった。宝石類が散らばるように飾り付けられていた為に持って帰りたいと言う事だった。この辺りが女心だとも思うのであった。場面もありながら この空間を探す事となるのであった。


 何を探すかと言うと出口である。ランスロット達は、魔法陣によりこの空間に運ばれてきたのだから 戻る際にもまた魔法陣しか無いものだと思っていると ・・・



 そんな頃、地上では ランスロット達が帰って来ないと言う事態と小規模なスタンビート、制圧を行いながら 王城から兵士が詰め寄って来ていた。当然のように冒険者達までもが集まって魔物達の鎮圧するのであった。昼頃から戦闘が始まり深夜まで戦闘に終わりが見えない最中に その頃には、ランスロット達は、3人仲良く寝ている最中だった。そして 朝方には、最後の大きなミノタウルスを討伐させると 小規模なスタンビートに終止符を打つのであった。死人が出る事も無く、多くのケガ人達が出ただけで済んでいた。


 そんな最中に迷宮の入り口付近が光り輝きをするだけで 今まで戦っていた騎士団や冒険者達がまたしても警戒態勢で迎え入れるのであった。そんな事になっているとは思ってもいなかったランスロット達は、いつも通りにリルターナとラムの笑い声とおしゃべりで場が沈むのが丸わかりであった。警戒対象がランスロット達だと思うと途端に緊張の糸が切れたみたいにへたり込む者達が続失するのであった。



「何か、あったのかしら?」


「ケガ人が多く見られます」


「2人とも 彼等の治療を行うから 回復薬は持っているよね」


「「は~~い、持っているわ」」


 この場でランスロットによる。広範囲のエリアヒールを行って 止血のみを行うと3人が手分けをして回復薬が必要な冒険者や騎士たちに飲ませ廻るのであった。それでも回復が望めない者に対しては、ランスロットが自ら、1人に対して回復魔法を使ったり、薬の治療へと変わるのであった。そんな場面もありながら 全ての治療に終わりが見えた時には、ランスロット達は、教師や騎士団に捕まるのであった。今まで どうして 戻って来なかったかを問い詰められる事となるのであった。



 ランスロットがアイテムボックスから取りだした。“ モスの角 

”を出しただけで この場が沈むのが分かるのであった。


「迷宮とは、凄い処なんですね。入った途端に これが待っていて戦闘になってしまいました」


「もう~~本当に死ぬかと思ったわ」


「そうよね。ランスロットさまが居なかったら 気を失う処でした」


「2度と入りたくないわ。迷宮になど!」


「迷宮とは、恐い処ですね」


「僕も2度と入りたくないよ。あんなにも怖い思いをしてまで迷宮探索をしたくないかな」


 3人が言いたい放題に行っている最中にも ランスロットが出した物を見て背筋が凍るのが分かるのであった。この場に集まっている者達が束に成っても勝てる見込みがなかったからだ。王都全体で多くの被害が出ていたと思うのであった。


 そして リルターナとラムが装備している物に目が移るのであった。彼女達の装備品に ・・・



「き・君達の装備品は、何で出来ている物なのだ。触らせてもらえないか」


 リルターナが杖を渡すと彼等には、触る事も出来ないのであった。そして 地面に落ちないで宙に浮いているのであった。


「しっかりと持って貰えるかな 地面に付いてしまうわ」


「済まん、触る事も掴む事も出来ないのだが 何なのだ、この杖は?」


「“ 賢者の杖 ”ですもの 私以外に触る事が許されていないわ。それだけよ。ラムの剣も凄いわよ。もしかして 死ぬかもしれないから 触ってみたら」


「私のは、辞めて置いた方がいいと思う。破邪のはじゃのつるぎこれも神器だけど とても禍々しいわ。それに こんな場所で剣を抜くのも怖いわ」



 2人の武器に目が行っていたのだがランスロットにまで注目を浴びるのであったが


「僕は、村人なので武器を持っておりますが装備もしていません」

「えっ! ランスって武器を持っているの??」


「えっ? ランスロットさまって 武器を持っている処など見た事がありません」


「これでも祖父から免許皆伝を貰っているのに」


「「えっ!! 本当に??」」


「見てみるかい。大きいけど驚かないでね」ランスロットがアイテムボックスから取りだした武器がブルームバスターソードを出しただけで 青色と黒色が混じり合い赤い点が色鮮やかにするのであったが この場が恐怖対象になるのであった。ウロボロス自身を剣の中に封印してしまったおかげで一般的に恐怖体験を味わうのであった。そして 長さが3メートルにも長き剣であり 普通のバスターソードよりも長くなっていたのだ。



「僕の剣は、普通の剣ですから触れますよ。持ち上げるにはコツが必要ですが 大丈夫じゃないかな!」



 騎士も冒険者も触る事が怖いと思うのであったが リルターナとラムたちは、普通に触りだしていた。リルターナは、持ち上げる事ができないでいたが ラムは、持ち上げる事もでき、振り回す事もできた。それだけである。ラムから受け取った剣を持ち、肩に乗せただけでランスロットの気質が変わり出しただけで リルターナとラムまでも顔を赤々とさせながらランスロットに抱きつくのであった。


 その様な一面もありながら王城に話が上がるも エリザベスを怒らせた挙句に今回は呼び出す事も無く、おとなしくしているのであった。実際は、それ処で無かったのだ。エリザベスのいない状態では、国の維持できないでいた。それに諸外国の情報も入って来なくなり、国として維持が出来ない状態まで陥っていた。そんな事も合いなってランスロット処ではないような状態であった。



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