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第109話  驚き


「貴様の名を教えろよ」


「俺は、ランスと言われている。よろしくね! まだ 少しの間は、この街に滞在するから見かけたら声を掛けてよ」


「俺は、ガウだ」


「私は、イリス」


「私は、ティナ」


「僕は、テリス! ティナねぇ~の弟」


「それだけあれば、依頼は達成かい」


「そう言えば、この街に凄腕の冒険者たちが来ているの 知っているか」


「そうなんだ。知らないな。俺には関係が無いから構わないけど」


「この前、街で見かけた人なんて とても可愛かったわ」


 シズの事かな?


「女剣士から魔石を貰って 冒険者ギルドに持ち込んだら疑われたよ。失礼な奴等だよ」


 ミカゲとカグラか? けど 武器を出して歩かないだろう。


「それは、災難だったね。なら 今回は俺も付いて行った方がいいのかな」


「それは助かる。俺達、孤児院出身だから疑われやすくてさぁ~~」


「ねぇ~ ねぇ~ ランスって 元、貴族様だったりするの?」


「そうだよ。けど 称号が村人だったから 親に捨てられて祖父母に育てられた」


「そんな事で捨てられたのかよぉ~ 情けない親だな」


「ワッハハ~~ 俺は、捨てられてからの方が楽だったから 別に構わないよ」


「ランスの彼女って やっぱり可愛いの?」


「色々かな 見たら分かるよ。連れが帰ってきたみたいだ」


 子供達が周りをキョロキョロしはじめると


「何処にも見えないぞ」


 ランスロットが大きな器の中にミルク粥を入れると


「そう言えば、君達には サーチ魔法が使えないのだった」


「ランスって 魔法使いなの?」


「武器は、使わないの?」


「さっき、どうやってイリスちゃんの下に毒消しの実が落ちてきたの」


「俺は、一様 剣士かな! 武器を持たせてもらえないけど。俺が武器を持つと死人が多く出るみたいで 魔法は、ある程度使える。それと先程は、異空間魔法陣で繋いだだけだ。エアーカッターで実の幹を切って落とした処に異空間魔法陣の入り口を作り出して 出口をイリスちゃんの手元にしただけだよ。


 簡単だろう。君達が魔法を覚えれば誰でも使える物だし」


「私にも使える」


「私も使ってみたい」


「俺達に魔法を教えろよ。ランス!」


「俺に君達と関わる時間が無いから ラムに言っておく。彼女に魔法も剣も教わるといいだろう」


「なんだよぅ~ そいつは、男なのか?」


「女達の中で 2番目に強いから問題が無いよ。教え方もいいと思うよ。上達も早いし

 けど 怒らせないでね。国王でも頭を下げだすから そう言えば、ガウ君の好みの胸の大きな女性だよ」


 異空間が歪みだすと遮断するのであった。


「異空間転移しようとしたら ランスロットさまに遮断してきました」


「きっと 楽しんでいるのよ。ランスも」


「何か、私の名を呼ばれた気がしたので」


「どうしたの? ランス君」


「今、ここに転移しようとしたから遮断した処だよ」


「転移って もしかして神話とかで出てくる。転移魔法のこと?」


「本当に この国は、魔法の知識が薄いようだね。魔法は、誰にでも使えて便利な物なのに」


 ガウとイリスの頬を舐めだした2匹が 途端の気配に4人が動けなくなってしまった。血の香りを漂わせながら


『パパ、言われたとおりに魔石だけ持って帰ったよ』


『私も持って帰りました。本当によろしかったのですか』


 彼等と会話をしている事も分からないほどに震えるのであった。4人が


『この子達を食べていいのかな! パパ』


『そんな事をするとママに怒られるわよ。それでもいいの』


『最近、ママは怒りっぽいから嫌い』


「もう そろそろいいかな! ミルク粥をお食べ」


『わ~~い! 私、これ大好き。パパ大好き』


 ミルクとランがミルク粥を食べだすと 子供達の前でムシャムシャと食べるのであった。


 そして 震えた声でイリスが


「ねぇ~ランス! この魔獣達をテイムしているの」


「ミルクとランの事かな この2人は、俺の家族だよ。こっちのホワイトウルフが “ ミルク ” で ゼブラタイガーが “ ラン 

” と言う。よろしくね


 それと2人が持ってきてくれたよ。魔石も君達にあげるから」


 赤色をした魔石と緑色をした魔石を彼等に見せると驚くのであった。彼等が知っている魔石の色は黒であった。


「これが魔石なの こんなにも綺麗な魔石など見た事が無いよ。何を倒せば手に入るの?」


『この赤いのは、空を飛んでいた奴の首に被りついてやった』


『私は、目の前に丁度、いい大きさの奴がおりましたので 美味しく頂きました』


「「「「へっ? どうして 会話が出来るの?」」」」


「そうか、君達には鑑定が無かったね。この子達は、神獣だよ。俺達と会話が可能だ」


『よろしく。私は、ラン』


『私は、ミルク!』


『デザートに この子達を食べていいよね。パパ』


「食べないでくれよ。俺達は冒険者に成りたいのだから」


「ただの冗談だ。ガウ!」


 ランが口の周りに付いているミルクを舐めだすと それだけでも子供達が震えるのであった。


「そろそろ、街に戻るか。ミルクとランがいれば、魔物も襲ってこないだろう」


「ねぇ~! ランスも冒険者なのでしょう。チーム名って あるの?」


「“ 黒霧 ”って 言われている。冒険者達が勝手に付けた。俺達が通り過ぎた後に黒い霧が残るだけだって」


 子供達も噂だけは知っていた。数千の魔物を数人の子供達だけで狩り、辺り一面を黒い霧が立ち上ったことを それでも年齢が合わない事が不思議であった。


「ランスさん、それだと年齢が違くないか」


「俺達は、魔物に魔獣を狩り過ぎてしまって呪われてみたいだな! 年齢も15歳で止まっている」


 嘘だけど ルージュを抱いた途端に 神から残念な知らせが届いた。だけ


「どれだけ狩れば そんな事になる」


「1年間で100万くらいかな! そう言えば、アンデットが100万の大軍とも戦闘したな! 多すぎて覚えていないな


 まぁ~~その程度だと思うぞ! 子供の遊び程度だ」


 森を抜けると街が見えだして 大きな海が見えるようになった。


『パパ、エリーだ』


「そう、見たいだな」


 子供達が周りを探し始めると


「もっと 上を見ないと」


 大きな羽を広げて舞い降りてくる人が見えた。


「旦那さま、みっ~けっ」


「どうした。街中にいたのだろう」


「私は、人混みが嫌い。海の上で精霊と会話していたわ」


「ランス、彼女って?」


「精霊のエリーだ。よろしくな!」


「よろしくね。坊やたち」


「ねぇ~早く、私の服の中に手を入れて これを1日に1回しないと耐えられないのよ」


 エリーの唇にキスをしてあげると 服の中に手を差し込むのであった。


「今、チューしただろう。チューを」


「俺の女だから 当たり前だろう」


「服の中に手も入っているぞ」


「私達は、旦那さまの私物だからいいのです」


 私達って ?


 そこに マイが現れて 後ろからボロボロになった。ミカゲとカグラが付いてくるのであった。


 ガウがミカゲとカグラに近づいて行き


「大丈夫か、女剣士さん達」


 やっぱり か!


「あの時のガキ! か」


「私達は弱いから 訓練をしてもらっただけだ」


 ランスロットの指が鳴ると ミカゲとカグラの傷が癒されるのであった。


「ありがとうございます。ランスロットさま」


「ありがとう。旦那さん」


 3人の唇にもキスをするのであった。


「ちょ・ちょっと待て この人達もランスの女なのか」


「貰ってくれるのか。ガウ君」


 いつの間にか、マイの服の中にランスロットの手が差し込まれるのであった。


「ランス、手、手、」


「これは、私達だけが許される行為だ。他の女に旦那さまの手が触れさせないための」


 街の入り口には、不思議と多くの兵士たちが待ち構えていた。






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