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第101話  また 女が増えた。

 

 ラム達が帰って来る頃には、生徒達は風呂の中でのんびりと疲れを癒している最中であった。ランスロットとローザにオルガが手伝いに回るのであった。


「始まったみたいだな ラム!」


「ヴァイオレット聖王国の王都付近に2日後には待機しておいた方がよろしいかと」


 次元の扉から魔力の風が流れ込んでくると 風呂から出てきていた生徒の数人が風に当てられて気を失うのであった。


「だらしないわね。たかが風に当てられて気を失うなんて」


 アスカとチロロが出てくると次元の扉を閉めるのであった。


「ローザ、この子に洋服を見繕って 今日から私達の家族になるわ」


「ちょ・ちょっと待て アスカ! どんな経緯で俺の女が増える」


「諦めてください。ランスロットさま! 3日後には、シズを抱いた後に この子の開通式まで行います。これもまた 宿命だと思ってください」


「当然、私達も抱いてもらいます。この子で11人目ですね。旦那さま」


「オルガ、行くわよ」


「待ってよ。ローザ! よろしくね。旦那さま!」


「ローザとオルガが抜けた穴を手伝います。旦那さま」


「私も 私も 手伝うから教えてよ。アスカお姉ちゃん!」


「チロロは、肉を焼いて」


「うん!」


「ランスロットさま、彼女に名を与えてやってください」


「ラム、帰ってきたのか。あれは、何だ?」


「彼女は、これから私達の家族の一員よ。ランスロットさまの女に成るから 優しくするのよ。ミカゲ、カグラもいいわね」


「あれは、普通の女にしか見えないが大丈夫なのか?」


「そんな事を言ってもいいと思っているの あなた達が1番の苦手な物は何?」


「蟲だが それがどうした」


「もしかして ・・・ 」


「その もしかしてよ」


「カグラ、どういうことか 私にも教えろ」


「彼女は、蟲魔王よ。この世界の虫を使役出来て 再構築して新しい虫まで作り出せるわ。

 あなた達が寝ている最中に全身を虫だらけにも出来る能力よ。それが嫌なら しっかりと稽古をしてやる事ね」


 2人から大量の汗が噴き出すと 2人の頭が上下するのであった。


「たかが虫だろう」


「マイ、彼女と仲良くしなさいよ。今日から私達の家族よ」


「はい、わかりました。アスカ様、私にもお手伝いをさせて下さい」


 エリザベスは、母さんと同じだから “ エリー ”で いいな! 安着な名で悪いが


 ランスロットがローザの処まで歩いて行き、蟲魔王の頬に手を添えると


「お前の名は、今日から “ エリー ” だ。よろしく頼む」と 教えると大量の血を鼻から出して気を失うのであった。


 オルガがランスロットに大量に付いた血を生活魔法で綺麗にすると


「この子には、少し 仕付けが必要ね」


「私も同意見よ。オルガ!」


「ランスロットさま、少しの間 私達が面倒を見ます。その後は、好きにすればいいでしょう」


「そうか! 頼む」


 夕飯時になり、パンツとブラを履かせて服は在り来りを着させるのであった。ローザ曰く、服など何でもいいのよ。本質がいいから何を着させても同じよ。との事であった。

 エリーが言葉を発しただけで 生徒達を虜にしてしまっていた。声の中に魅了が含まれており、聞こえる者には天使の声を連想するのであった。それほどにも 効果覿面であった。


「面白いな! その声は、それでも羽は、不味いか! 精霊だとでも名乗っておくか」


「その方がいいかも 聖女がいて 神獣がいるのだから精霊がいても可笑しくないわ」


「それもそうね。どうせ! 一般人には理解が出来ないわ」


「旦那さま、私も皆様方と同じように可愛がってください」


 何故か、男子生徒から睨まれるも ミカゲとカグラもが振り向くと終始するのであった。


 この日も夜遅くまで 魔獣達の住処の中で騒ぐのであった。この頃になると生徒達にも自然と成れてしまっていた。気配を感じる物の彼等が近づいてこない事を 普通に恐れて近づけない事を ・・・


 翌朝、ランスロットが目覚めると 蟲魔王こと “ エリー ”の周りには、虫達が飛び交っていた。


「さすがだな! エリー、もう そんなにも使役したのか」


「私の存在自体が彼等を引き付けるみたいなのです。旦那さま! よろしいのですか」


「彼等は、エリーの子供達なのだろう。好きにすればいい」


「1つ聞いても構いませんか」


「何だ?」


「旦那さまは、何がしたいのですか。これほどまでに強者を集められて」


「俺は、普通に農家を出来ればいいと思っている。称号も農民だしな! 彼女達の考え方は、と 言うか! ラムだな!

 彼女は、俺には女が必要だと考えているみたいだ。俺的には、普通にしていたいだけなのだがな」


「これだけの虫達が飛び交っているのに どうして普通でいられるのですか」


「俺に対して敵対行為が無いからかな そんな答えでも構わないか」


 突然、ランスロットの前に膝を付き 頭を下げて土下座みたいになると


「どうか、私と子供達を大事に扱ってください。この命が尽きるまで あなた様の僕です」


「なら 俺からも1ついいか」


「何でも おっしゃってください」


「俺達の前では、好きなように行動しろ、それが最低条件だ。好きな事を見つければいいから」


「 ・・・・・ 」


「シズは、農園にいると1日の半分くらいが神々との話を費やしているし、

 ローザとオルガに もう1人も物を作る事に専念している。もう1人の名は言うなよ。まだ内緒だからな

 それ以外の女達は、俺と共に農家をしている。ラムは、メイドだから家の掃除や仲間たちの世話に追われているな

 そんな処か、だから エリーも好きな事を見つけるように」


「本当に農家を営んでいるのですか?」


「大体が自分たちの食い扶持で終わってしまうがな 何にしても仲間が多すぎて大変なんだよ」


『私の兄弟達だけでも 数千は、いると思う』


「そうだな! ミルクの兄弟達が 俺達の農園を守ってくれるから安心できるな」


『彼等も強いから気を付けてね。エリー』


「えっ? 神獣様と会話が許されるのですか」


『当り前よ。だって 家族だもん。私達も』


『当然です。いつかは、私とランも旦那さまの奥さんに成るのだから』


「はぁ~~ 2人の事も頼むな! エリー」


 器の大きさを目にするのであった。


「そろそろ彼等を次元に終う か、森に放してやってくれ 俺の女達が目覚める時間だ」


 エリーが自分の巣を開くと喜んで空間の中に入っていった。それを見た、ランスロットが


「この空間には、何も無いのだな」


「はい、私の魔力で構成しておりますので何も無くても快適に暮らせます。彼等には」


「面白くないよな! この空間は」


 突然にラムが姿を現すと


「ランスロットさま、私の魔力もお使いください」と 行き成りkissをし始めると膨大な魔力がランスロットに流れ込むのであった。その魔力をエリーの頭にランスロットが手を添えると 空間に空が出来上がり、アイテムワールドに進化すると 森が 川が 湖まで出来上がるのであった。そして空間が100倍の大きさまで広がるとラムの魔力が切れてしまい。

 ローザがラムの股間を舐めまわして魔力を補充するのであった。当然の様にアスカもチロロもラムの胸を揉みながら魔力を補充し始めるとキリが無い程に更なる魔力がランスロット中に入るのであった。その魔力がエリーに流れ込んでしまい。凶暴な蟲が構成されてしまっていた。当然、エリーでは扱えることも出来ない物が出来上がるのであった が!



「どうしたの シズ!」


「何か、悪寒が走ったの 今!」


 カサカサと音が聞こえたけど ここにいないわよね ・・・


 ランスロットの目を見た途端におとなしくなり、されるがままに巨大化していくのであった。


 昼過ぎには、ヴァイオレット聖王国の王都に向かうのであった。


 行きには、3日と半日を費やして到着していたのに レベルが上がって行動が早くなり、1日半でヴァイオレット聖王国の王都が見える場所まで辿り着くのであった。


「明日の夕方に王都に入ろうか。それまで待機しよう」


 生徒達は不思議に思うのであった。が! ヴァイオレット聖王国に来る途中でテルミーナから聞いていたので 不思議に思いながらも指示に従うのであった。


 翌朝、生徒達が目覚めると朝食の準備がされており ランスロットが椅子に座りお茶を飲んでいると その前に見知らぬ者が片膝を付いて話をしているのであった。その彼が1度だけ、振り向いた時には背筋が凍る気配を感じ、中には気配を感じただけで気を失う者まで現れるのであった。


「また 新しい女性が増えたのですね。ランスロットさま」


「エリーだ。エリー、こちらに来て挨拶をしろ」


「エリーと申します。ランスロットさまの奥方の末席に座らせてもらいました。これから よろしくお願いします」


 突然に立ち上がると紳士の振る舞いで片膝を付き、手の甲にキスをするのであった。突然の出来事にランスロットを見るとウインクされて されるがままにするのであった。


「カミキュラ、気に入ったのであるならば持って帰るか」


「ランスロットさま、このお方はどちら様なのですか?」


「異世界からの訪問者、魔王の使徒だ。たまに来るから よろしく頼む」


 “ 使徒 ” と 言う言葉に逆らえないと思うのであった。


「またしても 女性を増やすのであるならば、我が主も その仲間に入れてもらえませんか。エリーさんで10人目ですよね」


「彼女が11人目だ」


「私の知らない者がまだ 他にも存在するのであれば 如何ですか。我が王も」


「どうして ランスロットさまなのですか?」


「この御方がこの世界で最強種だからです、誰もこの方に勝てません。当然、我が王も」


「言い過ぎだ。エリーが信じるだろう。

 俺は、普通の農民なのだから」


「カミキュラ、椅子に座りなさい。そして お茶を飲むのよ」


 ラムの声を聞いた途端に従うのであった。


「ラム様、この御方は “ 使徒様 ” で 無いのですか?」


「ただの害虫よ。気にしなくていいわ」


 ラム様は、私達といる時と彼に対する態度が違う事に怖い、本当にゴミを扱うみたい。


「相変らず手厳しいですな! ラム様は」


「本題に入って構わないか」






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