目覚めると
正直眠い状態で書いたので、文章やばいかも。
「う...う〜ん...」
私は目覚めると、あたりを見回した。
魔王城にあるメイドの部屋で、私はベッドに眠っていた。
「あ!、クロリア様お目覚めですか?」
見慣れた桜髪の彼女が私に声をかけてくる。
「そなたは...、妾はあの後どうなったのじゃ?」
彼女は一呼吸置いてから話してくれた。
「クロリア様は急に倒れたのですよ、本当に急に倒れたのでびっくりしました」
本気で心配しているようで、表情が暗い。
昨日までの彼女が出していた、ツンツンした感じが消えているのを感じる。
状況から察するに、私はヒートアップしすぎてオーバーヒートしてしまったのだろう。
簡単に言うと、興奮しすぎて頭が熱くなりすぎただけ。
(はは〜ん...、これは脈アリじゃな...)
私は頰に手を置いて、舐めるように彼女の姿を見る。
彼女の容姿は私的にはかなり好きな部類だ。
桜色の髪に青い瞳、整った顔立ちに白い肌、なぜこれだけの条件が揃う彼女に男がいないのか不思議なくらいだ。
控えめな胸もエクセレント。
レスカのような豊満な胸も好きなのだが、彼女のような控えめな胸も無論好物である。
というより、可愛ければなんでもOKなのだ。
目線が腰周りから胸に近づいた時に、不快そうな表情で声をかけられた。
「何を見ているんですか?...」
彼女の身体をじっくりと視聴していたので、不意にかけられた質問に適当に返す。
「いや、そなた(の身体)が良いなと思ってな...」
目線をいやらしく動かしていたのがバレそうになったので、意味不明な言葉を出してしまった。
彼女は言葉の意味を考えているようなそぶりを見せる。
「私が良いとはどういうことでしょうか?、すみませんが私の足りない脳ではわかりません...」
(分かって言っているのか、分かってなくて言っているのかわからんのう...)
正直返答に困った私は話を変える。
「それはそうと、ありがとうな!、妾をここまで運んでくれて、感謝するぞ!」
「ええ、でもそれはメイドとして当然のことをしただけなので、お礼を言われるほどのことではありません...」
と言いつつも嬉しそうな表情を見せたので、少しだけホッとする。
いつかこの子のハートを射止めることを考えながらも、今はこの子との会話を楽しもうと思う。




