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元主従

アオの物語。

 私は目覚めると目覚まし時計を止める。

 だるい体を起こしてあくびをする。


「今日も頑張ろっと...」


 着替えを済まして朝食の準備をする。

 朝食をの準備をしていると、メイシス様が調理場に現れる。

 メイシスの姿は、まさに執事といった風貌で、白い髪に白い立派な髭が存在感を放っている。

 メイシスは私を見るとため息を吐いた。


「ザーク様はなぜこのような娘に名前を与えたのでしょうか...」


 嫌味にも思える言葉に私は少し眉をひそめる。


「メイシス様、もうすぐ朝食が出来上がります、それまでお待ちいただけますか?」


 それでも立場上逆らえないため敬語を使う。

 メイシスは私がザーク様に気に入られたのをよく思っていないらしく、あの日行こう風当たりが強くなった気がする。

 メイシスは、もともと私の主人であるが、ザークが誕生すると、私の契約をザーク様に結びなおしました。

 今では私の主人はザーク様になったわけですが、それでも元の主従関係があるため、メイシスには逆らえないのでした。

 メイシスの鋭い眼光に、私は気圧されてしまう。

 ただの威圧だが、それだけでも凄まじい空間を生み出しているように感じる。

 しばらくして、私が膝をつくと満足したのか威圧をやめました。

 膝をついた私を鼻で笑うと、調理場から出ていきました。

 私は嫌な汗で汗だくになった顔を洗い、調理に戻ります。


(メイシス様はなぜ私のことを嫌うのだろう?、そもそもなぜ私のような小物の悪魔と契約なさったのだろうか?)


 私なんかよりも良質な魔物や悪魔はたくさん存在する。

 それでもあえて私を選んだ理由が知りたい。

 私はそんなことを考えながら、物思いにふけっていた。

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