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こうして私は無双する・リダVer  作者: まるたん
第一編・編末おまけ短編
56/1397

会長、勇者の導きにより合コンに参加する【1】

 この物語から、スマホ書きではなく、タブレットに変わっております。

 書き方が少し変わって、違和感があるかも知れないのですが、今後はこの形になります。

 予め、ご了承下さい。

 さてさて。


 前回は、冬休みが始まる......って、所で終わっている。


 さぁ、私の冬休みはこれからだ! って感じの終わり方で、いかにも次回は冬休みを舞台にしたお話が始まりそうな感じだった。


 ......が、だ?


 今回の話は、冒頭から冬休みがもうすぐ終わる所から始まる。


 私の物語だけを見ていると『え? いきなり明けるのか?』って感じになりかねないレベルだ。

 なんだ? あの最後の前振りって要らなかったんじゃないのか? とか言われそうでもある。


 まぁ、だからして。


 本編とは関係ないけど、ここで私の物語だけを単品で読んでくれてる人を考慮して、軽く断りを入れよう。


 実は、この物語。

 連接する二つの物語が別に存在し、私のストーリーを含めた三つで一つの物語にもなっている。

 三つの物語は同じ物語であり、違う物語でもある......と言うのが、実はこの物語の趣旨コンセプトだ。


 簡素に言うのなら、冬休み中は他の連接した二つの物語で、私が色々と活躍している訳だな?


 別作品である筈なのに、この物語とシンクロしてる訳だ。

 つまり『同じ物語であって違う物語』......と、言う訳だ。


 さて、説明はここまでにして置こうか。

 あんまり長すぎても困るだろうしな。


 実際は結構色々あった。


 今の時点では、まだ掲載されていないから......まぁ、ネタバレになってしまうんで、多くを語る事は出来ないけど、本当に目まぐるしく色々あったんだよ、これが。


 取り敢えず、こっちだけ読んでる人の為に軽く冬休みに起きた出来事のまとめを言うと、こうだ。


 フラウとユニクスの里帰りに同行する形を取った私は、彼女達の故郷・クシマ国にあるコーリヤマと言う街に旅行した。

 そしたら、なんやかんやで街が存亡の危機に陥っていて、それを助ける手助けをする事になった。

 なんとか問題解決してめでたしめでたし......と、思う間もなくルミからの手紙でニイガへ。

 ニイガに向かうと、こっちもこっちでハチャメチャな展開になっていて、すったもんだの末に何とか街の危機を回避する。


 なんてこった。

 冬休みだけで、二つの街を救ってしまったぞ!

 まぁ、私は部外者だったから、そこまでの活躍はしてないんだがな!


 特にニイガ編!


 ......。


 ま、まぁ......なにはともあれ、だ。


「おお、冒アカが見えて来た!」


 約一ヶ月ぶり位に見た我がホームタウンを見て、私の顔が自然とほころんだ。

 自分でも気付かない内に、冒アカが自分の居場所になっていたんだなと、ちょっと思ってしまった。


 もっとも? 本当の私は冒険者協会の会長で、元来のホームは冒険者協会本部でもあるんだけどな。

  

「なんか、少しの間だけしか離れてないのに、凄く長く離れてた気がするよ」


 冒アカが見えて来た所で、フラウが馬車の窓から冒アカを軽く見据えながらも答えていた。

 なんとなく分かる。

 今回の冬休みは色々あり過ぎた。


「そう? 私はアッと言う間だったかな?」


 他方のルミ姫は朗らかに笑いながら言う。

 きっと、ルミとしては楽しい思い出が沢山あったのだろう。

 

 良く分からないけど、イリと何かあったかも知れない。

 ま、ここらについては後でゆっくりと追い追い聞いて見ようかなって思う。


「ふふ。よかったわね、ルミさん。楽しい思い出が多かったのね」

 

「そうですねぇ......なんと言いますか、事件に巻き込まれたりもしましたし、命の危険とかもあったりはしたのですが、それ以上に楽しい思い出で一杯でした! あははっ!」


 淑やかな声音で言ったユニクスに、ルミは溌剌元気な笑顔を花丸で満面に浮かべていた。


 そうこうしている内に、馬車は冒アカに到着。


 ......よし!


 こうして、私の三学期が間もなく始まろうとしていた。




  ●○◎○●




 冒アカに戻って来て、数日の時が過ぎた。

 明日には新学期の始業式が始まる。


 そんな時だった。


 コンコンコン!


 そろそろ、新学期の準備とかしておかないとな......とか思いながら、部屋の整理とかをしていた時、私の部屋のドアがノックされた。


 誰だろう?


 フラウ辺りでも遊びに来たのだろうか?

 ......とか、考えながらドアを開けた。


 ガチャ


 ドアを明けると、そこにいたのは......ユニクス?


「どうしたんだ? いきなり?」


 何故か唐突にやって来た黒髪黒目の淑やかお姉さんを見て、私はちょっとだけ不思議そうな顔になっていた。


 余談だが、少し前のユニクスはただのムカつく女でしかなかったのだが、剣聖杯の一件から以降はすっかり丸くなり、淑やかで穏和なお姉さんになっていた。

 今では、とっても気楽に話せる仲の良い友達でもあった。

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