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こうして私は無双する・リダVer  作者: まるたん
第四編・編末オマケ短編
380/1397

リダさん親子の平凡な一日【26】

 驚きと……羨望……そして、渇望から来る喜び。

 

 いきなりレベル2をやった来た事への……驚き。

 レベル2を維持する事が出来る事への……羨望。

 

 それら二つの感情を持つ事が出来る今の自分と言う境遇こそ……実は私が常々抱いていた渇望でもある。


 故に、私は大いに喜んだのだ。

 きっと、アリンは最強の冒険者になれるんじゃないかなって思う。

 もしかしたら、違う道を歩む事になるかも知れないけど……でも、思う。


 暫定で最強の好敵手ライバルである事を、か~たまは認めるぞっ!


 私は、アリンと言う最愛の娘を手にしたと同時に、最大の好敵手ライバルをも手にし、充実した毎日を実感して行くのだった。


 私は、なんだかんだで……幸せ者だなっ!





 今日も今日とて、朝日が上ろうとしている。

 今朝の私は少しだけ早起きして食事を作っていた。


 手作りお弁当パーティーをする関係で、腕によりを掛けていたのだ。

 ここで変な弁当を作ったら、恥をかくのは私ではなくアリンだ。

 愛娘に恥をかかす訳には行かない!


 こうして私は、朝も早くから起きてお弁当を作る。


 程なくして、朝の太陽が顔を覗かせた所で、のそのそとアリンがベットから起きて来た。


「……くぁぁ……ぶぅ……か~たま、おあよ~」


「はい、おあよ~。今日はか~たま弁当のついでに朝御飯も作ったから、顔洗って歯を磨いたら一緒に食べるか」


「お? おおおおっっ! うん! 食べりゅ~っ!」


 私の言葉を耳にしたアリンは、一気に瞳をキラキラさせ、パタパタと洗面所へと走って行くのだった。


 そんな愛娘の姿を、私はゆったりと目を細めて見据える。


 私は、今日も元気だ!

 よーしっ! 頑張ろうっ!


 徐々に顔を出す、朝のカクテル光線を浴びつつ、私は今日も気合いをいれて本日と言う新しい一日を楽しく送ろうと考えるのだった。






 リダさん親子の平凡な一日 -了-

 リダの四編を編末まで読んで頂き、誠にありがとうございます。

 実にマイナースペシャルな今作ではありますが、それでもここまで読んで下さる大変貴重な方には、本当に感謝したいと心から思っております。

 良かったら、今後も良い暇潰しのお供にでもして頂けたら幸いかと存じます。


 次回の五編は、リダ本編だけが他の本編よりも進み過ぎている為……ちょっと帳尻合わせも予て、フリーに何かを書く予定です。

 今の所は余り決めていないのですが……フラウに関係するお話でも書こうかな? それと、最近はルミの出番少ないからちょっと出そうかな? 新レギュラーにメイちゃんとアリンも入れたいな……と、まぁ。

 つまり、詰め込み過ぎて、頭がおかしな事になってます。

 五編のプロット(まぁ、簡単なメモ書きなんですが……)が出来たら、まるたんの活動報告辺りにでも書こうと思いますので、良かったら見て下さい。


 感想・評価はいつでもお待ちしております。

 ブクマのみでも、自分にとっては非常に有り難いので、よかったらお願いします。


 ではでは、五編目でお会いしましょう!


 ……ま、次ページなんですけどね!(笑)

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