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カリンと言う、地味に憎たらしい特殊な巨乳予備軍がいる世界【20】

 男も家事をすると言う世情の流れはともかく……こうして私達はアリンとカリンの二人と三人で川の字になってリビングで仲良く眠る事になって行くのだった。


「ふふ……なんか、たまに悪くないね? こう言うのも?」


「そうだね? なんかさ? 私の場合、部活で自宅と学校の往復をする生活……って感じだったから、なんだかんだで自分の部屋に帰る事しかしてなかったと言うか……アリンやお姉と一緒に顔を合わせる時間が少なくなってた気がしたから、私も悪くないなぁ……なんて、思ってたよ」


 笑みのまま言うアリンに、カリンも素早く相づちを打ってみせた。 


 三人で軽く雑談しながら……本当になんちゃってパジャマ・パーティになりつつ、私はリラックスした状態でその場の雰囲気を楽しみつつ……その夜を明かして行ったのだった。


 当たり前なのかも知れないが、アリンもカリンもやっぱり私の妹であり……可愛い存在なのだな、と改めて実感した。


「あのぅ……私の存在を忘れてませんか? 意外と外は寒いんです。下着漁りなんてしないんで、せめてソファーとかで寝かせては頂けませんかねぇ……?」


 途中、どっかの変態の声が、私達の耳に転がって来たが、私を含め……二人の妹の耳にも届く事はなかった。


 ……と、言った所で今回はここまで!


 明日は決戦だ!

 今日は、しっかり寝て、元気に最後の戦いに挑もう!


 次回に続くっ!


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