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460円の愛  作者: 藤原玲
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序章


習慣というのは、人間にとって重要な役割を果たす。毎日、あるいは決まった時に同じことをする。それを積み重ねるのは実はとても難しいことだが、継続すれば、それは人生の一部となる。


例えばこの男。


名前は栄島というサラリーマンだが、なにが特別というわけでもない普通の会社員だ。


そんな彼にも、習慣というものは存在する。


毎日同じ時間の電車にのり、15分かけて歩いて通勤する。そして毎朝、通勤途中にあるコンビニでナインスターを買い、一服してから会社にいく。

まるで、そこには自分しかいないかのような贅沢な気分になれるのが栄島は好きだった。彼にとっては大事な習慣であり、楽しみだ。


これから始まる物語は、そんな彼が愛するタバコが織り成す、愛と友情とちょっぴり下心の物語である。

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