プロローク
プロローグ
突然ですが、みんな<ガリ勉>で知ってるか?
そう、休み時間に滅多に席から離れる事かない、昼休みに昼飯を食べてからもずっと席で教科書や学習材料などを読み続け、勉強以外には興味がないていう人種の事だ。
そして、とやら俺も周りからはそう見られているらしい。だが、敢えて言わせて貰おう。
断じて違う!と、何故なら俺は所謂天才というものだ。
今 こいつ馬鹿じゃないので思うただろ。だか本当の事だ。え!じゃどうして休み時間にずっと勉強してるで。それは読書しているのだ、勉強じゃない間違えるな。
本は良いぞ、古今東西あらゆる者達が考えたものを言葉にし文章にしたんだ。読んでいる間その者達と会話していると思うでしまう。そう、本というものはありとあら……
ゴホン
話が逸れだな。まあ、まずは自己紹介からな。
俺は神代直樹真っ直ぐな樹で書いて直樹だ、坂神私立高校二年生で17歳だ。ちょと求知欲が高い天才少年(自称)だ。好きなものは本だ。顔は真ん中くらいの至って平凡な作りをしている、身長170センチ。うん、至って平凡だ。
俺は天才だか、頭脳派の天才だ。あんな文武両道、才色兼備のイケメンとかイケメンとかイケメンとかと比べないで貰いたい。居るんだよなそういう恵まれた奴か、チィ。また話が逸れだな。どの方面に才能があるのかというと、ズバリ記憶力だ。
俺は物心ついた頃から見聞きした全てのもの全部記憶している。そして自慢に聞こえるようだが、俺は頭の回転が速い。ほら、天才だろ。
キンコンカンコン
1日の授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。
「起立、礼」
「「ありがとうございました」」
学生達はそれぞれ群をなしぞろぞろと教室から出ていた。俺は鞄を片付けていつもの場所に向かい一人で教室から出ていた。
向かでいる目的地は、図書館だな
坂神私立高校の図書館は校舎の東側に在り、其の書簡保有量は市内一と謂れでいる。いつもの場所から察しのとり、そこに通うのは俺の日課だ。
俺はその目的地に向かいゆったりと歩いていた、そしてその途中俺の意思が途切れた。