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軽い箱は夢いっぱい

 

パーティー当日の夕暮れ、敦也は川口市の新越日本科学研究所へ、タクシーで向かっていた。


タクシーないでは『李 博晩イ・パクマン』博士と、携帯で会話していた。


「いよいよ、5歳の息子とも、お別れだな」


「そういうなよ、パックマン。名残惜しくなるだろ?」


パックマンというのは、パクマン博士のあだ名である。


「なんで! なぜ、あのクソ髭にポンを渡すんだ!」


すさんで、腐り掛けてた俺を、採用してくれたからさ」


「あーそーかい! でもな、アイツにポンを受け取る資格は無いんだよ! それにホイとつるんで、なんかやってるみたいだぜ」

 

 

「またその話か……」


敦也は、タクシーの天井を仰いだ。


「最近じゃ、今一いまいちの野郎も、加わったみたいだぜ」


パクマンの台詞に、敦也はしばし黙った。そして敦也は、重い口を開けた。


「フー……。それは、どこの情報筋だ? パックマン」


「決まってるだろ? 俺の一番弟子よ」


そうパクマンはいう。

 

一番弟子というのは、如月の事である。

 

 

(あいつは、ホントベラベラと……)


敦也は心中しんちゅうで呟く。


「とりあえず、パックマン。ライトで所長を明るく照らしてやってくれ」


「あぁ! 禿げてるトコを思いっきり、テカテカに照らしてやるぜ!」


「じゃあな」


タクシーは尚も夕闇を走る。

 

 

悪七とエッチーニは別行動で、新越日本科学研究所に来ていた。


一方、美恵は、美穂とその友達で、同じクラスのかけると、パーティーに参加していた。


翔は保護者同伴ではなく、今日は美恵がその代わりだ。


パーティー会場は、新越日本科学研究所の敷地にあるホールだ。そこの壇上では、色んな科学者達の、もよおし物が、発表されていた。


美恵達は『27番』と書かれた、丸テーブルに座り、料理を楽しみながら、様々な発表を見ていた。


度々、会場内には、惜しみない賛辞の、拍手が起こる。

 

 

敦也はまだ、壇上で発表していない。


時刻は午後7時30分を回っていた。


「ホラ! アレ見て! 面白いわね。美穂。翔君」


美恵は、隣を見た。


しかしそこに、2人の姿はなく、料理も残されていた。


「もう……。どこ行ったの……。あの子達……」


そこへ、タキシード姿の給仕が近付く。


「お連れの方でしたら、入口の方へ向かわれるのを見ましたが……」


「ありがと。全く、やんちゃなんだから」


美恵はスプーンを置き、席を立った。

 

 

美穂と翔は『104』と、プレートの掛けられた部屋で『鬼ごっこ』をしていた。2人以外、人はおらず、部屋は汚い。


翔の方が足は速く、美穂は全然追い着けないでいた。


「待ってよ! 翔君!」


美穂は追い駆ける。


翔は黒い配線を拾い、コンセントに差し込み、足場に『横一文字』の線を張り、美穂を転ばす仕掛けを作った。


翔は急いで扉を開け、部屋の外へ逃げた。

 

 

美穂は部屋のすみを曲がり、尚も扉へ走る。


しかし、


「あっ!」


そういって、派手にずっこけた。


翔の仕掛けた配線のせいである事は、美穂は知らない。


美穂はこの線を、扇風機の線だと決めつけ、


「もう! 何なの! この扇風機の線!」


泣きそうな顔になりつつも、走って部屋を出た。


その黒い配線は、埃まみれの『黒い物』に、繋がっていた。


  

丁度その頃、悪七は新越日本科学研究所の『多目的室』という部屋に、入り込んでいた。


エッチーニはこの部屋にいない。


当然この部屋は、一般の人は立入禁止となっている。だがそこで悪七は、外人男性3人と、賭け麻雀をしていた。


その外人の1人に敦也の同僚である『洪 許冠』(サモハン ホイ)博士がいた。


ホイはしま模様のトランクス一丁で、自分のハイパイを見つめていた。

 

 

「ローン! 清一色チンイーソーだぞ」


悪七は、威勢良くいった。


「うっそ! 振り込んじゃったよ」


のどが脂肪で埋もれてる、ホイがいった。


「あ! まさしく、清一色チンイーソーだ」


来賓として来ていた、G国の公使こうしがいった。


「さぁてと! 戦利品は何をいただこうかな?」


悪七はにやけながら、揉み手をした。


「堪忍して下さいよー。今日、初対面の人に向かって、やる事じゃないですよー」


ホイは涙目だ。

 

 

「そういや、変なチケット持ってたな? アレ出せや!」


悪七がホイに、手のヒラを向ける。


「ヒッ!」


声を裏返し、ホイが続けて、


「あれは絶対駄目ですよ! 渡せませんよ!」


そう首を振る。


「そうだよな。初対面だもんな。少しオイタが過ぎた……。オシ! 武士の情けだ! ここは引いてやる」


悪七は差し出した手を、戻し掛けた。


「フー!」


ホイは額の汗を、腕でぬぐう。


「んな訳ないだろ!」


悪七が今差し出した手を、握り拳に変え、ホイに向かって振りかざす。


その時だ。

 

 

不意に多目的室のドアが、開く音がした。


「な!」


悪七が一瞬、そういって驚く。そして握り拳を解き、


「隠せ! 隠せ!」


小声で、雀卓のかねを隠させる。


「てめぇは壁になってろ」


悪七は巨漢のホイを、雀卓の前へ行くよう指示した。


トランクス一丁でホイは、雀卓の前に立った。


少しして、ホイの目の前に来たのは、ホントに小さな女の子の、美穂だった。

 

 

「あー、大丈夫ですよ。来たのは、女の子のようですよ……、あー、そうだ、そうだ。若井の所の美穂ちゃんでしょ? 大きくなったよ、ホント! ウンウン」


喋りながら、ホイは汗を尚も拭う。


「なにー?」


悪七はホイの体を、手で横に押し退け、美穂と目が合った。


「あ! 悪七のおじちゃん!」


「おお! 美穂ちゃん!」


「翔君、見なかった?」


美穂が悪七達のいる、雀卓へ近付く。


「いや。この部屋には、こいつらしかいないよ」


悪七は、ホイ、G国公使、K国大使を改めて見た。

 

 

「ふーん……。どこ行ったのかな? 翔君」


美穂が雀卓を見た。


「そのブロックで遊んでたの? おじちゃん達?」


パイを見ながら、美穂が聞いた。


悪七が少しうろたえ、


「そ、そうだよ。皆で高いタワーを作ってたんだ。な、なー!」


悪七はK国大使の肩に、肘で触る。


「そ、そーそー」


K国大使は、少しためらいつつも、頷く。


美穂はパイを、1つ手に持った。

 

 

「変な色……。あ! あれ孔雀くじゃくだ!」


美穂が指差す。


「そうだね……」


少し迷惑そうな顔の、悪七が答えた。


「あ! そこに百円落ちてるよ!」


美穂が雀卓の上を指差した。


それを聞いた悪七が、顔色を変え、


「おっとコイツは……」


と、百円を拾い、ポケットにしまおうとする。


「私のだ!」


真顔でK国大使がいった。K国大使は百円を受け取り、胸ポケットへ入れた。

 

 

悪七がK国大使を見て、口を斜めに開いた。


「記憶力がイイ割りには、コッチの腕は大した事、なかったなぁ、オイ」


「ほっとけ」


K国大使が、長い足を組んだ。


「そうだ! 美穂ちゃん。すんごい、いい物をあげよう」


「え! なーに? なーに?」


美穂が、にこやかな笑みを浮かべ、悪七に向かう。


悪七は切符のような、小さな水色の券を、美穂に渡した。


「はい」


「なーに? これ?」


美穂が券を見つめる。


「い、いつの間に盗ったんだよ!」


ホイが動揺している。

 

 

PONポンをあなたに』


券には、こう書かれていた。


その時また、ドアが開く音がした。


「うわ!」


G国公使の顔が、一瞬で青ざめる。


「冷静に! もう証拠はないはずですよ」


そういったホイに、


「アンタが立派な証拠なんだよ」


K国大使が、裸のホイにいい返す。


「黙れ! 平静を貫け! 三流雀士共」


小声で悪七が、K国大使らにいった。

 

 

「ここに小型の、黒いロボットが来ませんでした? ホイ博士?」


早乙女はそういい、如月と共に寄ってきた。


トランクス一丁のホイに、


「何をやってるんですか? 博士?」


ホイ達を見る。


G国公使とK国大使は、この絶体絶命の状態に怯え、手で顔面を隠している。


悪七はひらめき、


「乙女の裸を見てんじゃねー!」


と、大声で怒鳴る。


それを聞いて慌てて、ホイは自分の胸を腕で隠し、芝居にでた。

 

 

「イヤーン」


低く気色の悪い声を出しながら、G国公使とK国大使が逃げだす。K国大使はグーサインを悪七に出しながら、G国公使と部屋を出て行った。


「あの人達、足速ーい」


美穂は、いった。


悪七が引きつった顔をしながら、


「美穂ちゃんも、速く行った方がいいよ! そのポンとかいうオモチャが、なくなっちまうぞ」


と、いった。


「あぁ、待ってよー」


「速く行くんだ! 美穂ちゃん!」


悪七はホイの声が、美穂に届かない様にでかい声で伝えた。


「うん。バイバイ! おじちゃん」


「おぅ! あばよ!」


美穂は、部屋を出て行った。

 

 

「あぁ、券はせめて置いてってよ……」


ホイが静かに呟く。


「見苦しいぞ。ガキのオモチャ如きに」


「オモチャなんかじゃないですよ! あぁ! 所長に怒られちゃうよー」


悪七にホイはいい、肩を落とす。


「それにしても、悪七さん……」


如月が不意に、話し掛けてきた。


「なんだ?」


「オカマの人と脱衣麻雀とは、趣味が悪過ぎませんか?」


「金を持ってるカモなら、内面は問わねぇ主義なんだよ、俺は」


悪七は、いった。

 

 

美穂は新越日本科学の建物内から、ホールに戻る途中、何度も『節約週間』と、書かれた貼紙を見掛けた。


美穂がホールの入口に入ると、翔は美恵の隣で料理を食べている。甘い匂いがしそうな、黄色いシロップがかけられた、つややかなプリンを、小さな口に運んでいた。


「もう! 翔君! どこ行ってたの!」


怒りの表情の美穂が、詰め寄る。


美恵と翔が、美穂を見た。

 

 

「ごめんね。美穂ちゃん」


翔はスプーンを持ちながら、そういった。


そこへ美恵が、


「美穂! こっち来なさい」


小声で美恵がいった。


美恵の軽い説教が終わって、10分程が過ぎた。


パーティーの賑わいは、最高潮を迎えていた。


会場内の脇で、新越日本科学の所長の『大村』が、ホイと話していた。

 

 

「やってくれたな。ホイ」


「ごめんよ。所長」


「ただ俺は、お前に券を預けてただけなのにな」


無精髭の大村が、ぼやく。


「で。今は誰が持ってるんだ?」


「えっと……」


ホイが周りを見回した。


だがその時、電気が消え、照明が壇上脇の男『今一いまいち あきら』に、注がれた。

 

壇上中央は真っ暗だ。

 

 

今一は軽く礼をし、


「どうも。私は110号室に所属する、今一と申します」


そして、少しを開け、


「突然ですが、人間の視野は両目で約208度、上下に対しては、約120度見渡す事が可能です」


こんな事を、マイク越しに述べた。


ホールの人達は、今一の発表を見ている。


今一は続けて、


「しかし! 人間は1つの方角を見ていては、死角を生んでしまいます。これは軍隊や警察など、戦地に身を置く方々にとっては、大変、大きな死活問題です」


と、手を軽く振ったりしながら、話す。

 

 

ホールは静まり返っている。


「ではご覧にいれましょう。千里眼とまではいきませんが、究極の視界を授ける、私の会心の力作を!」


今一が真っ暗な、壇上中央へ、手を向ける。


それに合わせて、舞台照明が点き、壇上が明るくなる。


そこにあったのは、前は黒光りしているが、後ろは埃を被った、150センチくらいの背丈せたけの、ロボットだった。


「おや?」


呆然と、今一がいった。


なぜなら、今一が用意した発明とは、全く違うからだ。

 

 

薄暗い中、大村の近くにいた早乙女が、


「間違いない。あれは……、俺達3人の合作で、重量160キロの」


そういいだし、


IQアイキューノゾキ見機みき


こう如月が続き、


井也嵐君いやらしくんだ……。間違いない」


最後に美月が、いい締めた。


この美月だけは、白衣の下に、半ズボンを穿いている。


大村は、美月の方を向き、


「井也嵐君だと?」


と、返した。

 

 

壇上から井也嵐君が、


「オイ照明! そこのご婦人を、ライトで照らせ!」


やや高い声のあと、20番テーブル辺りを指差す。


真っ暗な会場の中、スポットライトが点く。照らされたのは、先程、麻雀をしていたK国大使だった。





ホールの上の階から、スポットライトを操作するパクマンは、慌てていた。


「今一の奴……、ここで使うなんて聞いてねーぜ」


パクマンが小声で愚痴をいう。

 

 

静かなホールに、


「違う! 隣だ!」


井也嵐君の声が響く。


ライトが隣へずれた。


K国大使夫人が、ライトを浴びた。


「あら眩しい」


夫人はライトの方角を、眩しそうに見つめる。


明かりに照らされた夫人のドレスのすそが、テーブルの下で揺れている。それに気付いたK国大使が、少し顔をずらし、テーブルの下を見た。

 

 

そこにはエッチーニが潜んでおり、K国大使と目が合った。


井也嵐君は壇上で、地団駄を踏んだ。


「違う! 逆だ! 逆!」


井也嵐君は両手で自分を仰ぐ仕草をし、方角を示す。





ホールの上の階で、スポットライトを操作するパクマンが、


「アイアイサ!」

と、小声でいった。

 

 

ライトが夫人からずれる。


大変ふくよかで、谷間を強調する紫色の服を着た、中年女性が照らされた。暗闇の中でも食事をしていたようで、頬が膨らんでいる。


周囲の視線が、この西洋風の婦人に移る。


婦人は口の中の物を飲み、


「なんなのさ!」


井也嵐君のいる壇上を睨む。


井也嵐君が右手を出し、


「お前のIQアイキュー69ー!」


そして、指差した。





ホールの上の階で、スポットライトを操作するパクマンが、


「今一の奴。こりゃクビだな」


下を眺め、にやける。

 

 

顔を真っ赤にした婦人が、ナイフとフォークを勢いよく置いた。


その音で、同じテーブルに相席していた、K国大使とその夫人の肩が一瞬上がる。


「今一とかいったわね! その名前しっかり覚えておくわ! IQアイキュー69のここにね!」


婦人は自身の頭を指差し、退席しだした。


今一が壇上脇の、マイクスタンドから、


「あ、いや、あの、その、えっと……」


うまく説明できないまま、婦人が出て行くさまを見ていた彼は、尋常じゃない汗を流していた。

 

 

何か異変を察したのか、ホール内の電気が点いた。


ホール脇の大村が、


「何をボサッとしている? さっさとあの駄作を何とかしろ!」


と、早乙女達に向かっていった。


早乙女達が壇上に行くと、そこに井也嵐君の姿は無かった。


「奴なら外に行ったぞ」


早乙女達を見て、今一がいった。


(俺の発表を台無しにしたのは、どこの野郎だ!)


今一はそんな事を思いながら、早乙女達の背中を見つめていた。

 

 

時間が経ち、敦也が暗闇の中、挨拶をし始めた。





同時刻、ホールの上の階で、ホイがパクマンと話しをしていた。


「分かってる。若井が『この方です』っていったら、大村に、ライトを向けるんだろ?」


「それが違うんだよ。パックマン」


ホイがホットドックに、噛み付いて、


「あの子に変更になったんだよ……」


ホイは次に、下を指差す。

 

 

暗視スコープを見ながら、パクマンが、


「どの子だ?」


ホイに聞く。


「27番テーブルの女の子だよ」


「このスカート穿いてる子か?」


「そうだよ」


「この子は若井の……」


「そうだよ。娘さんだよ」


「俺は若井から直接、券は所長に渡したって、聞いたんだけどな。一体、何があったんだ?」


「さ、さあね……。あ! もうそろそろだよ!」


「おっと、いけね!」


パクマンは改めて、スポットライトを握る。

 

 

暗い中、敦也が、


「と、この無限の可能性が、ポンの最大の能力です」


との、驚愕する内容の数々に、ホール内では、度々どよめきが走る。


「私、若井は共同開発部の責任者として、やはりこの研究所を代表するこの方にこそ、ポンを大事にしてもらいたいとします! ずっと胸に秘めておりました……。その幸運を掴んだのは……」


敦也は、溜める。


ホールには、小太鼓を細かく連続で叩く効果音が流れた。ドラムロールである。その音が止まる。


「この方です!」


敦也は、威勢良くいった。

 

 

ライトが美穂に点いた。


「美穂?」


敦也はしばし、内容が呑みこめないでいた。


美穂の近くの席の、タキシードを着た若い外人男性が立ち上がった。


「ブラボー! なんてかわいらしい代表なんだ!」


拍手を交え、賛辞を贈る。


その瞬間、拍手、指笛、歓声などが、ホールに湧いた。


美恵は明かりの差し込む娘の耳に、顔を近付ける。


「ほら、行ってきなさい。美穂」


「うん!」


美穂が薄暗い中、明るい壇上へ向かった。向かう美穂に、拍手が続く。

 

 

壇上で美穂を迎えたのは、円柱状えんちゅうじょうの箱を持った、敦也だった。


(事実は小説より奇なりか……)


そう敦也は、思った。


「おめでとう」


温かい笑顔で、敦也がいった。


そして美穂に近付いて、


「大丈夫かい? はい」


そして美穂の身長の、半分はある箱を渡した。


「お、重いよぅ……」


「あ! あぁ! 置いて、置いて」


慎重に敦也が下ろす。

 

 

「ノリの筒みたい! 開けていい? お父さん?」


「お家でね」


壇上の2人の会話は、微笑ましい光景だった。





ホール脇で大村は、無表情でその壇上を見つめながら、


「不快だ……、実に不快だ……」


大村は顔を横に向け、


「後で今一と、大出部おおでぶ様を呼べ」


ホイにいった。


やがてパーティーは、宴もたけなわを迎えた。

 


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