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2026年1月の北海道旅行記  作者: 坂崎文明


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6/6

第6話 新千歳空港と旅の終わり

「北海道、良かった。また、来たい」


 これが奥さんと僕の共通の思いで、カルビーの生ポテトスナックの席を不法占拠して足を休めていた。

 後でポテトスナックをアリバイ作りで買ったが、とても美味しかった。

 帰りは午後14:45発という余裕すぎるし、時間も余っていたが、奥さんはお土産物を見たりして、凄く感動していて、何故か昼食はローソンのおにぎりだった。

 もんじゃ疲れかもしれない。

 僕も北海道のシャケに昆布の乗ったおにぎりと味噌汁をお土産店で探し当てて頬張っていた。

 しかも、北海道名物のハスカップというブルーベリーに似た果実入りの、いろはすと提携したペットボトル飲料を手にしていた。

 ポケットには鹿肉の乾物もあり、ポテトスナックも摘んでいた。

 北海道まみれである。

 更に、小樽のルタオのドゥーブルフロマージュケーキを空港で買って、6時間持つ保冷剤で包み、岡山に帰る準備は整った。


 最後に、一話で張った伏線を回収するが、搭乗ゲートで大量の岡山県の私立中学らしい修学旅行生に出会う。

 これで、帰りの航空券が往きは1.5万円だったのに、帰りは片道2.5万円なった謎が解かれた。

 しかも、席ナンバーはC1とH1になっている。

 そう、普通席が売り切れて、プレミアムシートの一番前に僕らの席はあった。

 奥さんはまさかそんなシートだと思ってないので、通り過ぎてしまって呼び戻した。


 CAさんに「今日はよろしくお願いします」というVIP待遇を受けて、「お願いします」と返していたが、キョトンとしていた。

 僕もようやく事態を把握して、普通席では出ないプレミアム弁当を頂いた。

 奥さんはもんじゃ疲れか遠慮していた。

 飲み物も凄く美味しかったが、僕も水とはちみつ柚子ジュースだけで遠慮した。 

 トイレ行くのは大変だし。

 隣のどこかの社長さんらしい人は孤軍奮闘でCAさんフル活用して、お酒やつまみなどを食べまくっていた。

 他の人は疲れて寝てたのだが、CAさんの笑顔と接客が凄くて、たった一万円差だが、VIP席の凄さを思い知った。

 場違い感は半端ないけど。


 というオチがついたが、僕らの最後の思いは、

「北海道、良かった。また、来たい」で一致していた。

 また、夏頃にでもリベンジ出来たら良いね。

 この後、僕の人生の価値観が変わることなるのだが、北海道は若いうちに、一度、行っておけと伝えておく。

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