表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

破壊されたゲームセンター

作者: 口から吐き出されたしもつかれ

煙が立ち込める。目の前にそびえ立つのは無惨なゲームセンターの残骸とたった一人立つ人影。

「コイツは俺様の指圧には耐えることができなかったようだな。」

常にイってる目、逆立ってる髪型、謎のV系ファション。右手で待っているのはツマミ。

私の中ではたった一つの方程式が立っていた。

「まさか、サッカーではなく音ゲーで勝負しに来たエ○リア学園の人ですか!?」

男の子は黙ってこちらを見ている。

「だって、建物を破壊できるほどの力があるし、厨二だし、髪も謎に盛り上がってるし!」

「なるほどな。だが俺様は宇宙人ではねぇ。だが、音ゲー界のレジェンドになるとアカシックレコードに刻ませた男だ。」


俺の手にこもった情熱はいつも何かを壊すものだった。俺の情熱に耐えきれず、一曲目でこのザマだ。あまりにも想定外。理論値を超えたリザルトのせいだ。そのせいで頻繁に壊れる。それでもやめることはできない。アカシックレコードにそう刻まれているから。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ