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異世界転移を面白くするために(この世の中を楽しむために)  作者: リンと鳴る鈴
第一章 召還されました
9/27

ダンジョンと当日


「さてとやってきました初めてのダンジョンへ」


え、展開が速いだって?

そんなことはないよ。

だって今召還されて次の日だもん。



───────────────────────


「この後・・・まあ明日なのですが皆さんにはダンジョンに行ってもらいます」

「「「ダンジョン!!」」」

皆の声が被った。


「はい、ダンジョンです」

「ダンジョンか~~ダンジョンと言えばお宝だよね。やっぱりこの世界のダンジョンの中にはお宝やお金などがあるの?」

やっぱりこの話題に一番に乗っかってきたのはオタク美女の美雪だった。


「ええ、低層に行けばたまに見つかりますよ……ですが、そこまでは明日行きません。いくら強いといってもこの世界に来たばかりのあなた達にそこまで行かせるのは酷ですから」


(絶対この人達だけで踏破出来そうな気はするのですが)


「でもあるんだね!……お宝が手に入ったらあんなことやこんなことが(集君と)できる……フフフ」


集は貞操の危機を感じた


「おーい美雪戻って来い。よだれ垂らしながら自分の世界に入るな!姫様達引いてるぞ~そしてさっき俺の名前入ってなかったか?」


「はっ、私は何を」

おっ戻ってきた


「取り敢えず深雪さんはほっといて…じゃあ明日の目的は何なの?」

夏が聞いた。


(あ、夏この話についてこれてたんだ)

いつもうるさい夏が途中から黙っていたことに理解出来てないと思っていた集は衝撃を受けた。

(学校の勉強にさえついていけないのにこうゆうのだけ理解出来るんだな)


「明日の目的は皆さんにこの世界を知って貰おうということです。この世界には皆さんの世界には恐らくいないだろう生物がいますから」

「それって魔物のことですか」

取り敢えずゲームの定番を言ってみる


「はい、そうです。ダンジョンには沢山の魔物がいます。それを……」

「それを倒してお金や経験値を貰い、最終的にはダンジョンをクリアしそしてこの国を救ってくれと言うことかな?」

そう言うと姫様は少し驚いた顔をした。

「はい、そうです。……なんであなたは私の言いたいことが分かるんですか!?」

そう言ってきた。


(何でって聞かれても……向こうの世界でゲームをやってる人にはデンプレなんだが‥実際美雪は俺が話してる間ずっと頷いてたし……まあここは)


「カンで」


(と答えとこう)


「はっ何を言ってるんですか!カンで分かるはずないでしょ!!絶対今説明するのが面倒くさいと思って言いましたね?」


(意外と鋭い)

「いやいやいや集その言い方じゃ誰でも分かるわよ」

と澪が言ってきた


(俺ってそんなわかりやすいのか?)


「まあ、そんなことはいいじゃん、それよりダンジョンの話だけど俺らだけで行くのか?」

「俺らと言うと召還した人達だけでということですよね?……違いますよ。いちょう護衛としてこの国の防衛部隊隊長つまりこの国で一番強い人(あなた達が来たから今は一番ではないですが)がついていきます」


「まあ当たり前か」

(それにしてもダンジョンか、速いなぁ~。つまりこの国は相当追い込まれてるのか。それともなにか違う目的があるのか?)


仁の方を見ると頷いた

(多分そう言うことだろうね)


「取り敢えず明日は遠足だと思って気楽にいてください」


お姫様がそう言ってこの会議(?)は終わった

(まあ最後の一言はヤバいけどね~ダンジョンに行くのに気楽でってどんな神経してんだよ。)


───────────────────────


ということで冒頭に戻る。


(そろそろ出発の時間か)

「さあ、行こう!」

そして俺たちはダンジョンへと入っていった




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