理由とスキル
「君たちを呼んだ理由を話す前に・・・アリス大丈夫か?」
王様が多分俺達の召喚をして凄く疲れている金髪の美少女(たぶんお姫様)に言った。
「はい、大丈夫です。お父様」
「そうか……では場所を変えよう。」
そう言うと王様やお姫様はドアに向かって歩き出した。
クラスメイト達は互いに顔を見合わせてその後に続いた。
俺も続こうとしたとき
「集、待ってくれ」
と声がかけられたらから止まった。
「なんだ仁、なんかようか?」
少し怒った感じを出して言ってみた
(さっき助けてくんなかったことを許してはいないんだからね!)
そんなことはお構いなしに仁は言葉を続けた。
「どう思うさっきの話し」
「どうもこうも真実じゃないの?それ以外になんか感じたのか?」
と皮肉たっぷりに言ってやった。
「そうかやっぱり集も感じたか~~怪しさムンムンだったもんな」
それを聞いて俺はニヤッとした。
「何だよ~。俺はそう思うとかいってないぞ~。「集その言い方キモイ」まあ実際俺も同じこと感じたがらお前が感じたのも本当だろう。」
「じゃあどうする?多分気づいてるの俺らだけだぞ」
「まあ、すぐに何かやってくる訳ではないだろうから、感じが確信に変わるまで少し様子を見てみよう。」
「集がそう言うならそうするか……とりあえずみんなの後を追おう」
「ああ」
そういってみんなの後を追う俺の心の中では疑惑が渦巻いていた。
(これデンプレどうりだよね。ここでデンプレじゃなかったらつまらない)
失礼。妄想が渦巻いていた。
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ところ変わって王城の謁見の間
「君たちを呼んだのは魔王を倒して欲しいからだ」
一瞬の空白のあと
「ええええええええええーーーー」
という大声を上げた
「ふざけんな!さっき王城でかくまってくれるって言ったじゃねえか!王様とあろうお方が約束を破るのか!」
確か枝盛というやつが声を上げた。
(なんかかませイヌみたいなやつだな)
それに反応したのは近衛兵だった。
一瞬で枝盛の前に立ち首筋に剣をつけていた。
「選べ。王様の話をちゃんと聞くかここで死ぬか」
(((そんなの見せられたら従うしかないじゃん)))
クラスのみんなの心(集達以外)が一つになった。
(うわ~本当にかませイヌだなwww)
「でもこれはチャンスなのです」
なんかえらく張り切っているお姫様(アリス様)が言った。
「チャンスとはどういうことでしょうか?」
代表して聡が聞いた
「だって世界の危機です!だからこそ他の国が私達の国と共闘してくれます。その中には優秀な魔法師もいるでしょう。つまり・・・」
「俺達の世界に帰れるのが速くなる!」
そう王女様の言葉に続いて聡が言うと王女様はニッコリ笑って
「そういうことです。」
といった。
クラスメイト達はその言葉ではなくお姫様の笑顔を見れたことに喜んでいた。
(その笑顔で何人の男を落としてきたんだろう)
「で、ですが僕たちは何の力もありません。それはどうしたらいいんでしょうか?」
お、お姫様の笑顔に見惚れていた聡が皆より速く立ち直って聞いた。
(別に他人のこと言うのはあまり好きでは無いが、顔が凄く緩んでいるぞ聡)
「それについては大丈夫です。」
「そうだ。君たちはこっちの世界に来るときに何かしらのギフトを貰っているはずだ。今からそれを確かめて貰う」
お姫様に続いて王様も言った。
(見事な親子プレイだな)
「おい、あれを持ってこい」
と俺らの後ろにいた兵士に王様が命令した。
そして少し待つと、兵士が戻ってきて皆に何かカードのような物を渡した。
「それはステータスカードといってそなた達のステータスが見えるのじゃ。ステータスといってみよ」
「「「ステータス」」」
するとカードが光り出した。