一大事とお風呂
閑話みたいな話です。
読みにくいかもしれませんが、許してください。
王様に屋敷を貰った翌日
俺はあることに気付いた。
「みんな大変だ!」
「どっどうしたの集!」
まずジャンケンで勝って俺の左側の部屋に入った優香が反応する。
「なんですか~。こんな朝早くに~」
寝ぼけたままのアリス(王女)が右側の部屋から出てくる。
「なにが大変なの?」
少し遅れて澪と双子、それに美雪が出てくる
「どうせしょうも無い事だろう」
「仁君そんなことを言っちゃダメですよ」
そして最後に夫婦(仁と五月)が出てくる
「でなにが大変なんだ?」
「この屋敷にお風呂がない!」
「「「・・・はぁ?」」」
「だからこの屋敷にお風呂がないんだよ」
「なっなんだって!」
それを聞いて女の子たちは事の重要性に気付いたが、気づいてない人が一人。
「いや、だからなんだよ?」
「いやお風呂だよ!日本人ならお風呂がないと生きていけないだろう」
「いや生きていけるだろう」
(なに~お前日本人じゃないな!)
「いや生きていけないわね。仁くん例えば五月ちゃんが「仁君くさいです」とか言われたら生きていけるの?」
「それは無理だ!(否定はや!)・・・五月言わないよな?」
「ええっと・・・」
「よし集お風呂どうする」
取り敢えず場所を変える
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「お風呂ですか。この世界ではあまりありませんね」
顔を洗ってやっと目がさめたアリスに聞く。
(なっなんだってーーーー!)
集の心にクリティカルヒット
「なんで?お風呂入んないと気持ち悪くないの?」
「魔法がありますから必要が無いのです」
「なっ、なんだって!あんな気持ちものをこの世界の人達は知らないのか!」
「・・・なんでさっきからシュウ様はこんなに取り乱しているのですか?」
「集は重度のお風呂マニアだからね。お風呂のためならどんなに遠くても行っちゃうから。それにこれまでいろいろあってお風呂入ってないから禁断症状が出たんだね」
「ほんとその情熱をもう少し違うところに使って欲しいわね」
「あはは、でも私もお風呂はあった方がいいです」
「だろ。分かってくれるか美雪」
仲間がいたと美雪の手を握る集
そして顔が赤くなる美雪
「///はい」
「分かったから、早く美雪の手を離そうね」
「あっ悪い美雪」
「///いっいえ」
(もっと握っていて欲しかったな~)
「でっどうするの集?」
「お風呂、作る、おれ、ほる」
「なんでカタゴトなの、そしてそれは無理でしょう」
「いやだー!俺はお風呂入りたい!」
「なんか幼児化しましたね~」
「やばいだだこねてる集先輩可愛い」
「こっちはこっちで目が腐ってるのですかね」
「源泉を見つける魔法なんてn「ありますよ」・・・あるの!」
「はい。私は使えませんけど、たぶんシュウ様だったら使えると思います」
「おお~女神よ。神は近くにいた」
「そうです。私は女神です。だから敬いなさい」
「ははー。アリス女神様ー」
「うわっこれ気持ちいい~」
「アリス女神様~源泉を見つける魔法教えてよ~」
「え~どうしようかな~」
「お願いします。お美しいアリス女神様」
「もっと私を崇めよ」
そう言って胸をはる。
「・・・なんか釈然としないわね」
「そうですね。あの女狐消したいですね」
「そうね。その方法を考える必要はあるわね」
「なんだか寒気が」
「大丈夫?風邪ひかないように気をつけないとね(余り調子に乗るなよ)」
「は、はい!すみません!」
(澪がアリスに気をつけるように言っているが、なんでアリスは怖がってるんだ?・・・まあそんなことより)
「(いいからさっさと)教えて(クソ)女神様」
急に拳が飛んできたので避ける。
「なんだか含みがありますが。しょうがありませんね。下々の頼みを聞くのも王族のつとめですから」
「わぁ~い。ありがとう(クソ)女神様」
「・・・まず、源泉には魔力があります。だから探知魔法地面に向けて使えば・・・」
「源泉が見つかる?」
「そういう事です」
「よっしゃ~探すぜ!」
(自分で言っといてなんですが・・・ただ浴槽に水を張って温めればいいのでは?
まあたのしかったからいいですが)
そう思うアリスであった。
ちなみにこの間カグヤは
[・・・zzz]
俺の部屋のベットの上でまだ寝ていた。