親子と恋人
少し読みにくいかもしれません。
ちょくちょく直していくんで今回は許してください。
やっとの事で?謁見の間
「カグヤちゃんの肌ごつごつしてるのかと思ったけど、さらさらしてて気持ちいいね」
「ですね。この子を抱いて寝たいです」
「そうでしょ!この肌触り気持ちよくて離したくないですよね」
「なんだあの男の仲間だというから警戒してたのに、なかなか見所のある子達じゃない」
(ハァ~)
ここに来る前に食堂で餌付けされているカグヤのところによったら想像通りお后様がいた。
「あらあなたまた帰ってきたんですね」
「ええ、カグヤをおいて俺がどこか行くわけ無いですよ。というわけでカグヤを返して貰いますよ」
(やっぱり親子なんだな~言っていることが同じだ。まあカグヤはあげんがな!!)
おれがいることに気づいたのかカグヤが俺の胸に飛び込んできた。
<<ごしゅじんさま~>>
これはチャンス!!
「おお、そうかそうかカグヤも俺と離れたくないもんな」
<<うん>>
という回答がきたのでユーリとお后様にどや顔をしてみる
(カグヤが誰の物か分からせないとな)
「・・・何かしら無いけどあの男を殴りたいですわ」
「奇遇ね。ユーリ。わたしも殴りたいわ」
「お姫様とお后様がそんなこと言っていいのですか」
「じゃああとで私が殴っておきます」
「お前は黙ってろ!」
(なんでちょくちょくこいつ[アリス]は入ってくんだ)
という茶番をしながら謁見の間へ
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「おお、シュウ殿帰ってきたか・・・なんか人が増えてる。シュウ殿の後ろにいる方々は誰なのか紹介して貰ってもいいかな」
「初めまして集の姉の澪です」
「私は幼なじみの優香です」
「わたしはクラスメイトの美雪です」
「わたしは後輩の夏とこっちが冬です」
「違う。わたしは集先輩の恋人の冬です」
「何言ってんの!!」
「そうよ集は私の恋人だから」
「違うわ!私のよ」
<ごしゅじんさまはぼくの!>
「はぁ、お前ら話が進まないからその論争をするなら外でしてくれないか」
「うるさいわね。元はと言えば集がいい加減に決めないから悪いのよ!」
「おっとこっちに来たか」
「・・・また儂忘れられてる」
憐れ王様
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「なんと一緒に召喚された仲間か」
「ああそうだ」
「なんというか、シュウ殿はただでは転ばないな~」
「ははは、分かってるけど言うなよ王様」
やっとの事で澪たちを紹介できた集が言う。
「でこれからどうするのじゃ」
「取り敢えずクランを作って、そこでなんとかしてみる」
「そうか・・・」
「ああ、ということで拠点をくれ」
単刀直入に言う。
「おぬし図々しくないか?」
「ああん。俺様がこの国にいてやるんだぞ。これでこの国を守ってやるというのに拠点も用意してくれないのか・・・なら違う国行こっかな」
「わかったわかったから。それだけはやめてくれ!まあたぶんそう言うだろうと思ってめぼしいところは押さえてあったが」
疲れたように王様が言う。
「さすが王様分かってる」
「調子がいいな。それに儂王様という事分かっているのか。分かっているならもう少し敬って欲しいが」
「分かっているって。ただカグヤを返してくれなかった時点で敬う心はなくなったけどな」
「うぐっ。それを言われると」
「はぁ。取り敢えずその物件に案内してくれ話はその後だ」
「分かった。すぐに案内させよう」
(なんか今日は動く日だな~)