表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移を面白くするために(この世の中を楽しむために)  作者: リンと鳴る鈴
第二章 第二部 再会とクラン
19/27

再会とお仕置き


ギルドについたら強面のお兄さん達に絡まれる・・・なんてことは無く何事もなくギルドに登録することが出来た。(ちょっとつまらん)


まあその理由が王様に遣わされたこの爽やかイケメンの案内役のせいだけどね。

(イケメン死ね!)


レベント・クリフ

レベル 155

スキル 剣技 Level 7

棒術 Level 5

火魔法 Level 6

風魔法 Level 5

光魔法 Level 1


結構強いな~と思っていたらこの国最強だってよ!

ギルドは行った瞬間みんな静まりかえってこっち見たよ!

強面のおっさん達がこっちに来てペコペコして出て行ったよ!

何この状況!!


とまあこんな感じになって誰も絡んでこなかった。

少し期待してたのに~残念


閑話休題


ギルドに登録するとギルドカードが作られれる。

それにはランクがあり低い順から

F、E、D、C、B、A、S、SS、SSSとなる。


だから俺もFから始まるのかな~と思っていたらこのクリフさんが言った一言

「このお方は私の何倍も強いからなるべく高いランクから始めた方がいい」


でランクAから始まることになった。

まったく失礼な一言を言ってくれるな何倍じゃないだろう何十倍だ!


とまあそれはおいといてランクというがこれは余り関係ないらしい。


いや自分たちのクランつまりチームを作るときにはクラン長のランクがB以上が必要らしいが、それ以外の制限つまり依頼の受けられる種類に変わりは無いみたいだ。上の依頼を受けて死んだところでそれは自分より上のランクの依頼を受けた自分の責任だそうだ。

つまりこのランクを自分のレベルの目安にするらしい。だからFから始まるといってもすぐに上がるそうだ。ちなみにクランは一人から作れるみたいで、依頼を受けたりしながら信頼できる人たちをどんどん入れていく人が多いみたいだ。


以上クリスさんを見ながら頬を赤らめている受付嬢の話でした。


それにしてもクランか~作るか


「すみません。クラン作ります」

「はい?」

「だからクラン作ります」

「・・・少々お待ちください。この用紙に必要事項を記入してください」

と何か書いてある用紙が渡された。


「・・・読めん」

と言ってデンプレをやりたかったがこの世界の文字は日本語のような文字で誰でも読めるから出来なかった。


「えっと・・・クラン名は書かないとダメですか?」

「はい。書かれないとクランを申請できませんから」

「クラン名ね・・・しっ「時空のツバサで」・・・えっ」


漆黒の翼という中二心をくすぐるクラン名にしようと思ったら後ろの方からよく聞く声がした。

振り向くとそこには元の世界のいつものメンバーがいた。


「「しゅ~~~う!」」


と言いながら澪と優香が抱きついてきた。

(ここ公衆の場!)


「何でお前らがいるの?」

「集に会いたかったから」

「なぜここが分かった?」

「集のにおいがしたから」

「イラっ・・・どうやってここまで来た?」

「集への愛で」


あっもうダメだ。


「うざい」

といい変な返事をしてきた抱きついてる二人の脳天にチョップを食らわせた。


「痛い何すんのよ!」

「そうよ。私お姉ちゃんなのよ!」

「うる「うるさいですよ。お二人さん」、優香・・・なぜそう言いながら抱きついてくる?」

「え、抱きつきたいからですが何か?」

「「ずるい。私たちも抱きつく!」」


そう言って双子が抱きついてくる。

それに姫様も乗ってくる。


「むむ、この流れは私も抱きついていいと言うことですか」

「なわけあるか!お前らも離れろ!」

「えええーーー」

「えーじゃない!」


_______________________________________________________


「で、なぜここにいる」

「集に会いたかったから」

「それはもう聞いた。他の理由があるだろう?」

「なんでそう思うの?」

「お前達がピンチの時に実は生きていて助けに来たというのがデンプレだからだ!」


そうデンプレこれこそ正義!


「はぁ~」

「なんだそのため息」


まず澪と優香のため息


「集君「集先輩」」

「なんだそのかわいそうな人を見る目は!」


そして双子と美雪の冷たい目線


「そんなデンプレは漫画の中の世界よ。実際はこんな風に会いに来るのよ」

「いやいや!だって死んでるかもしれなかったんだよ。会いに来るという選択肢はないでしょう!」

「だって何もしても死ななそうな集だもんあんな物で死ぬわけないでしょ」


なんか家族に人外扱いされた。泣いていいかな?うん、泣こう!


「いや俺だってさすがに死ぬ時は死ぬぞ」

「あっ、もしかして集は私たちに会いに来て欲しくなかったんだ」

「えっ、本当?そうまでして集は何をしたかったのかな?お姉さんに教えてごらん?」


そう言いながらどんどん近づいてくる。やばい雲行きが怪しくなった。


「いや怖い怖い。俺もあえて本当にうれしいよ?」

「なぜ疑問系?そして本心は?」

「・・・本当はもっと一人を楽しみたかったな~と」

「へぇ~そうなんだ集は私たちと離れて他の女と楽しみたかったんだ~」

「これはお仕置きが必要だね」

「そうですね。お仕置き必要ですね」

「おいお前は関係ないだろう」


なぜあんたがいるのかも聞きたいが今はこの場面を打開する方が重要だ!

と思っていたのにこいつは爆弾(それも核爆弾)を落としやがった。


「そんな!私とはお遊びだったの!」

「へぇ~集はアリスちゃんまで手を出したんだ~」

「これはもっときついお仕置きが必要ですね」

「なぜそうなる!こいつの嘘だろう!仁助けてくれ!」

「えぇ~無理!」

「あきらめるなー!」


そうしてギルドに悲鳴が響いた。


ちなみにクリフさんはずっと笑っていた。

(助けろや!)


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ