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彼らのクリスマス

こんにちは。

僕です。


今日はぽかぽか天気の下、布団を干しています。


寒いけど。


「…………ふぇ……っくしっ!!」

ずずず………………。

僕は布団叩きで埃を出すのも程々に、ベランダからリビング兼寝室に逃げた。




もう一回、こんにちは。

七瀬咲也(ななせさくや)です。


さて、今日は僕にとってかなり久々な三連休の初日である。


ところで。

なんで、このド新人が12月の年末前になんで三連休取れんだよ、クソが!!――って?

やめてよ、そんな汚い言葉。

え?言ってない?

じゃあ、いいよ。

教えようかな。


このド新人、七瀬はクリスマスと言う名のクソ忙しい時期にフルタイム出勤を強いられたんだよ、クソが!!

それも、クリスマス前後2日も連日出勤だよ!!


いや、分かるよ?

クリスマスってちょっと豪華にキラキラしたくなるよね。でも、その裏には闇があるんだよ。

闇があるからキラキラできるんだよ…………。


あ、ごめんね。汚い言葉使っちゃったね。

今朝も、

『は?クリスマスいねぇの?』

って言われたから、

“は?あんたはクリスマス休みなの?”と言いかけたし。


ゴールデンウィークで死にかけたから、クリスマスなんて想像したくない。

でも、クリスマスは日に日に迫ってくる。

「折角の三連休なのに……気が重いな……」

今日はこれから部屋の掃除して、ご飯作って、布団を部屋に入れて、ご飯作って…………こうして休日が消化されていくんだ。

「なんか、つまんない」

声に出すとますますつまんない。

「取り敢えず、風呂掃除しよっと……」

仕事で培った僕のお掃除スキルが――休日くらい仕事は忘れようよ……。


ぴーんぽーん。


「…………誰かな」

僕はこれで持て余している暇がどうにかなるんじゃないかと。その訪問に少しだけ期待を寄せた。






東京都と言えば、都会である。

が、そこは23区からは離れ、閑静な住宅街が広がっていた。

そして、ショッピングモールで程々に賑わう駅から離れ、坂を長々と上がる途中、その店はあった。


カラン。


ドアを開けると共に、ドアに付いた木製のベルが鳴る。

そして、ドアの前で待機していた(れん)は、中からドアを開けた少女に迎えられた。

「お待たせしてすみません。寒かったですよね」

甘栗色の髪は肩に掛かるか掛からないかで、髪の先は緩やかにカーブする。

タートルネックにチェックのミニスカート。ハイソックスにウサギ柄サンダルの少女は彼を見上げた。

緋色の大きな瞳が彼を視界に映し、申し訳なさそうな表情で一杯になる。

「いいよ。悪いのは薄情な僕の友人だから」

「はわわわ……ごめんなさいです。ルーが旦那様を説得出来なかったから……」

琉雨(るう)ちゃんが気にしなくていいんだって。中に入っていいかな?」

「は、はひっ!すみませんっ!!」

パタパタと髪を振り乱し、少女――琉雨は車椅子の蓮の為にドアストッパーを設置した。

そして、スカートを翻し、琉雨は車椅子のグリップを握った。

「ありがとう、琉雨ちゃん」

「どういたしましてです!」



ダンッと、蓮はローテーブルを両手で叩いた。

その振動でテーブルの上の2つのマグカップが揺れ、片方のコーヒーが水面から跳ね飛ぶ。そして、滴がカップと対面する青年の白いパーカに落ちた。

「はわぅぅぅ……」

琉雨がびくりと肩を震わせて青年の座る揺り椅子の背に隠れる。

青年はというと、蓮に真っ向から睨まれ、自分の服に出来たコーヒーの染みをゆっくりと見下ろす。

「君はなんて勝手なことをしてくれたんだ!!」

「あぅっ」

怒鳴られているのは青年で、彼女ではないというのに、琉雨は蓮が怒鳴る度に恐怖で小さくなっていく。

「だ、旦那様っ。悪いことをしたなら謝るべきですよぅ」

目尻に涙を蓄え、青年の肩を揺らす。

しかし、青年はコーヒーの染みを見詰めて動かない。

「っ……君は…………」

不本意ながら琉雨を泣かし、けれども、文句を言いたい張本人には全く自分の声が届いていない。

蓮は既に作っていた眉間のシワを一気に深くした。

「僕の話を聞いているのか!!崇弥(たかや)!!!!」

「旦那様っ」


「…………聞いている」


蓮が用心屋に来て、琉雨に1杯目のコーヒーを出されてから1時間。琉雨が2階から用心屋店主こと崇弥洸祈を引っ張てきて、琉雨に2杯目のコーヒーを出されてから42分。

やっと崇弥洸祈は口を開いた。

「じゃあ、何故だ!何故、珠樹隼人(たまきはやと)を探したんだ!」

「依頼された」

「君が咲也に依頼させたんだ!」

「そう言ったのか?七瀬咲也は俺に依頼を強要されたと」

「…………っ。でも――」

カタンと小さく音を鳴らしてマグカップを持ち上げる洸祈。

「お前の考えと俺の考えは違う。七瀬咲也の考えだって違うんだ」

「君は珠樹隼人を探し、彼の事情を知りながら、咲也を珠樹隼人に会わせた!咲也が今の珠樹隼人に会えば傷付くことぐらい分かっていただろう!?」

「俺は七瀬咲也の依頼通り、珠樹隼人を探した。そして、俺は珠樹隼人に七瀬咲也が今どういう風に生きているか一目見たいと依頼を受けたんだ。珠樹隼人は見るだけでいいと。会えば七瀬咲也を傷付けるからと」

「だけど、君は珠樹隼人を咲也に会わせた!」

「珠樹隼人から七瀬咲也に会いにいったんだ。珠樹隼人は自分自身と七瀬咲也の為にやはり会って話したいと思ったと言っていた」

「自分と咲也の……」

怒りから困惑へ。

蓮の眉間のシワが薄れ、憑き物が落ちたみたいに怒らせた肩を下ろした。

「認められない記憶こそ忘れることは難しいんだ。だって、大抵はその記憶こそがそいつにとって一番心に残ってる記憶だったりするんだから」

ちちち。

蓮が顔を上げると、テーブルには炎を纏った小鳥がいた。

小鳥はカサカサと爪を鳴らしてテーブルを跳ね回る。

そして、翼を広げて飛び上がった瞬間、火の粉となって宙に消えた。まるで魔法のように。

「…………珠樹隼人の接触が咲也に発作を起こさせたんだよ?君が定期的に珠樹隼人と連絡を取っているのは知っているんだ」

むすっとした蓮はやっと車椅子で寛ぎ、自分のコーヒーに口を付ける。

「つまり、お前は七瀬咲也に珠樹隼人を会わせたくないということか。安心しろ。珠樹隼人は自分からはもう会いには行かないと言っていた」

「……………………咲也は君に似ている」

「俺に?そうか?」

「なら、モテモテだ」と、冗談混じりで返す洸祈に、蓮の表情は一層暗くなった。

「昔の君に……だよ。恋を知って君は変わった。でも、彼は色んなものを一気に失ってしまったから……。見ていて凄く危なっかしいんだ。もし、彼が全てを拒んでしまったら?僕は取り返しのつかないことをしたことになる。僕は彼の力になりたいはずなのに……」

「なら、七瀬咲也も陽季(はるき)に会えばいい。俺の陽季はあげれないから、陽季みたいな奴に」

舞妓として日々舞台の上で舞を舞う青年――陽季は洸祈の恋人である。男の恋人だ。そして、蓮の中では陽季と洸祈はウザい程のバカップルと言う認識だ。

事実、陽季の名前が洸祈の口から出た途端、明らかに引き締めていた口角が緩んで頬が赤くなった。洸祈の背中にいた琉雨も嬉しそうな顔をして洸祈の首に抱き付く。

好みの似通った二人である。

「陽季君みたいな男、そういないよ。超一途な阿呆で非常識馬鹿なんてさ」

蓮は嫌味で返すが、洸祈には勿論、効果なし。それどころか、恋人の話題に目を輝かせる。

「そうそう。陽季みたいなイケメンはそういないんだよ。超俺想いのおっちょこちょいで、暇さえあれば俺のことしか考えてない家事全般OKな出来る男!舞も踊れる絶世のイケメン!可愛くって、強くって、優しくって!ちなみに、夜の方も――」

「崇弥っ!!陽季君の良さは分かったから!!もう帰るよ!」

「え……まだ言い足りない」

「言いたいことの1割りにも満たない」と鼻息を荒くする洸祈。しかし、これから永遠に続くであろうノロケ話に付き合う精神を蓮は持ち合わせていない。長くなる前に退散すべしと彼は車椅子を回転させた。

「僕には足りてるから。用事もあるし。ドア、いいかな」

「はひ!ルーが開けますね!」

琉雨が駆け出し、蓮の為にドアを開ける。

二之宮(にのみや)、帰るならタクシー呼ぶ」

「大丈夫。董子(とうこ)ちゃんが店の前に来てくれてるから」

「じゃあ、クリスマスパーティーするから、早くクリスマスの予定教えろよー」

「はいはい」

洸祈は相変わらずの主人っぷりで蓮を椅子に座ったまま見送り、蓮も洸祈を振り返らずに手だけ振る。そして、琉雨が車椅子のグリップを握って押していった。







驚いた。いや、本当に。

寒さで鼻を赤くして先輩がドアの前に突っ立っていたのだから。

「え……っと…………」

「ただいま」

「………………はい」

「…………………………――」

これは待ってるな。

「…………………………………………おかえりなさい」

「ん」

餓鬼か。

当たり前に僕の家に来て、勝手知ったるで上がり込む先輩。

先輩の手には小さな花束があった。

小さな花束に、小さなピンクの花が沢山。先輩が歩みを進めるたびに無数のそれがふわふわと揺れた。

「先輩、仕事は……」

朝から「俺は低血圧なんだ」とか煩くしていたのに、やっと家から追い出せたと思ったら、帰って来るの早過ぎ。

「俺も今日明日は休みだ」

「は?」

今日明日?なんで?

「で、お前とちょっと早いクリスマスを祝う」

「はい?」

言いたいことだらけなのに、先輩は花束をローテーブルに乗せ、鞄を床に置き、コートを脱ぐとハンガーに掛け、壁のハンガーレールに引っ掛ける。

素晴らしくスムーズな流れでびっくりです。僕の家ですよ、ここ。

「少し温まったら、買い物行くぞ」

「…………あの…………仕事……」

「休みだ」

「先輩は最高責任者でしょう?」

「今日明日までの決定はしてきた。それに、何かあったら直ぐに電話を取れるようにしている」

………………そうじゃない。

「勝手に休みにしていいんですか?仕事をしてきたとはいえ……皆、予定に沿って動いているのに」

そしたら、先輩はテーブルの角に沿って指を滑らせる。きっと、その行為に意味はない。

先輩はテーブルから指を離すと、窓際へ。窓の桟を見詰める。

「…………俺はお前とクリスマスを過ごすのを先週から楽しみにしていたんだ。なのに――」

子供ですか、あなたは。もういい年してクリスマスなんて。

先輩は僕に言われなくても、国都の皆に迷惑が掛かることぐらい分かっている。心の中で沢山謝っている。

もう帰って来てしまったし、僕ぐらいは怒らないでいてあげるか。

「分かりました。ココアを入れますから」

そう僕が言えば、こくりと頷いて携帯を確認した。立ち直りの早いことで。


「布団干してるのか。俺のも?」

「勝手にすみません」

先輩が僕に無許可で持参してきたお布団を干しちゃってすみませんね。

「いい。寧ろありがとうな。俺のも干してくれるなんて……なんか、夫婦みたいだ」

ふむ。そろそろ先輩も殴られたいですか。

だけど、寛大な僕は先輩のココアを薄くしてやるだけで許してやろう。僕の非力パンチより効果ありそうだしな。

僕が台所で二人分のココアを作っている間、先輩は窓際に座って空を見上げていた。

「七瀬は東京じゃないだろ?」

「はい?」

「七瀬の出身はどこだ?そこは冬に雪降るか?ここは全然だろう?」

先輩は東京出身だろうか。お金持ちと言えば、東京だし。

ココアをテーブルに置けば、先輩がのそのそと手で這ってテーブルに着く。犬とか猫とか、ご飯が出ると飼い主に近付いてくるよね……あれみたい。

「僕のいたところは水田が広がっていて、この時期になると稲を刈り終わった水田に雪が積もって、絨毯みたいになるんです。真っ白な絨毯。そこに一番に足跡を付けに行ったり。直ぐにまた雪が降って消えちゃうんですけど。あ…………雪は沢山降ります。山奥の田舎なんで。電車も全然ですし」

「いいなぁ。自然が綺麗なんだろ?行ってみたい。俺はほとんどここにいるから」

先輩に聞かれたことにちゃんと答えられていないと慌てたぐらいなのに、先輩は優しく笑う。

…………この人のツボがいまいちよく分からない。

「先輩は旅行しないんですか?」

「俺が旅行なんて言ったら、大野(おおの)陸奥(むつ)に迷惑を掛ける。あいつらの休みを奪ってしまうからな。一人旅でいいんだが、周りが許してくれなかった」

そっか。

「なら、いつか僕と……――」


いや、「僕と」じゃないだろ。

「いつか僕と」なんだ?

雰囲気に流されるな。変な期待を持たせるぞ。


「あの、ココア!冷めますから!」

先輩に先を促されたくなくて、僕は俯くしかできない。

先輩用のマグカップ――ハムスターの大群柄――を僕は先輩の方へと追いやった。あまり、近付いて欲しくない。

「ん」

先輩の指が……反射神経の鈍い僕は逃げ遅れた指が先輩の指に絡まりかけて素早く懐に戻した。

少しわざとらしかったかもしれない。

先輩、気を悪くしてないかな……。

でも、先輩の顔見れないし。

「うん。美味いな。温まる」

「ココアなんて、誰が作っても一緒ですから」

大の男が二人で肩を並べてココアを飲む――誰得ですかね。兎に角、僕には少しも得じゃない。

「一緒じゃないさ。作ってくれた奴の顔が浮かぶ方が美味しいんだよ」

真面目に返すな!

褒められたら喜んじゃうタイプなんだぞ、僕は。顔には出さないけど。

だって、顔に出したら、先輩がまた僕を子供みたいに撫で繰り回しそうだからだ。

「さあ、行きますよ!」

「どこに?」

……………………忘れるなよ。これじゃあ、まるで僕がお買い物を強請っているみたいじゃないか。

「もういいですよ!僕、風呂掃除しますんで!」

「嘘だって。買い物。行こうな?」

「!」

両の手のひらが僕に近付いたと思ったら、もちっと頬を挟まれる。先輩は相変わらずの仏頂面で――。

「俺、今まで誰かとクリスマスを祝ったことがないんだ。大野も陸奥もあくまで世話係だからな。ティファとも誕生日を互いに祝うぐらいだ。クリスマスを祝おうとも考えたこともないんだ」

「国都とかクリスマス全開じゃないですか」

「多分、そのせいのような気もするな。本当にクリスマスは忙しいからな。悪夢みたいだ」

何それ。経験者の言葉は噂よりも真実味あって本当に気が重くなるんですけど。

国都のクリスマスは職業がサンタの人にも出動要請するらしいし。トナカイは流石に来ないみたいだが。

「俺はお前と何か祝いたいんだ。別に理由なんて何でもいい。それだけだ」

先輩は良く分からない人だ。

毎日僕の家に来て、ご飯作ってくれたり、僕が作ったり、一緒にご飯を食べて、テレビを眺めて、別々の布団で眠る。

僕たちの関係は一般的になんというのだろう。

先輩とあんなことやこんなことは全くない。だから、同居している――でいいのだろうか。

そうじゃない。

先輩は僕が好きなんだ。

だから、先輩は僕の傍にいたがる。

なら、僕は?

「ケーキ、買うこと忘れないでいてくれ。でっかいの」

「はあ……」

「…………………………七瀬」

どうしてかな。

頬を挟んでいた先輩の手が僕の首に回り、僕を正面から抱き締めてくる。ぽかぽかと前が温かいのは、先輩の体温だろうか。

「七瀬……ごめんな。俺には分からないんだ。上手く、お前の胸の痛いのを取り除けないんだ」

「はい……?……僕にも……よく分かりませんよ…………」

痛いのか痛くないのかも分からない。

「先輩。僕は何か変ですか?」

蓮に看て貰った方がいいのかな。でも、おかしいのに、何がおかしいのか分からない。

胸にぽっかり穴が開いたみたいに……やっぱり、僕は変だ。

頭の中がぼおっとして、先輩の肩に頭を載せていると安らぐ。この人にこんなに近付いていていいのか?と疑問が浮かぶが、安らぎには代えられない。

しかし、安らぎが必要か?と問われれば、それに答えることはできないけれど。

「あの、お買い物に……」

「もう少しこうさせてくれ」

“こう”ってどう?抱き締められること?

こんなこと許せないのに、僕は先輩を拒むことが出来ない。

拒めば離れるだろうけど、心地良いのだ。


………………ん?


心地良い?先輩の腕の中が?

何故だ?

僕にとって、心地良い場所は決まっていたはずだ。


隼人の傍だろう?


なのに、今、お前はこいつの腕の中が心地良いと――。

「あ、あの……っ!ちょっ、離れて、ください!」

「……………………すまない」

ヤバい。

何もかもがヤバい。

僕は先輩を突き飛ばそうとして、やっぱり力がないから突き飛ばせず、しかし、先輩が僕を解放した。そして、そのまま先輩は僕から2メートル離れる。

ガタンと、先輩は背中を窓にぶつけた。

僕は先輩に何をさせているんだろうか。

「あの……そこまで離れなくても…………」

「いや……離れろと…………少し近付くか?」

「いや、そういう意味でもないんですが」

謝ると直ぐに勘違いするから困るのだ。

「じゃあ、買い物に行くか」

僕の腕を掴んだ先輩は僕を立たせて僕のと自分のコートを掴むと、それらを僕に持たせて玄関へと追いやる。

「え、財布、鍵っ」

「全部俺が持ってく。これ、車の鍵。前に停めてあるから、助手席に座ってろ」

「え?車?」


「今日の買い物は俺様の運転付きだ」


なんてこった。先輩の運転ですかね?

正直、超怖いです。

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