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(一)-9

 マコト先輩は「じゃあ、ええっと、君は……、そう、コガショウ君でいいかな。よろしくね」とこれまた満面の笑みを脳筋男にくれてやっていた。体育会系はその笑顔に顔を真っ赤にしていた。

 ああ、先輩はこういう男が好きのだろうか……。きっとエッチのときは体力にものをいわせて……、いや待て、俺は一体何を想像しているんだ!

 頭の中に発生した生々しい妄想を、首を左右に振って振り払っていると、次は爽やかな声が聞こえた。その声の主は、笑顔を振りまく好青年だった。

「俺は武蔵高萩伸と言います。武蔵横手君と同じ経営学科の一回生です。昔サッカーやってました。高校時代も県大会の二回戦を突破できるかどうかだったので、あまり上手くはないのですけど、このサークルだとサッカー好きも多いと聞いたので今日来てみました。よろしくお願いします」


(続く)

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